第五十八號驅潜艇の艇歴

 年 月 日:艇歴

18.06.05:起工、仮称艦名:第458號艦 18.06.12:官房艦機密第2978号:新造艦に水中聴音機装備の件訓令 18.08.30:命名:達第202号:第五十八號驅潜艇 18.08.30:類別等級制定:内令第1778号:種別:驅潜艇、艇型:第十四號型 18.08.30:本籍仮定:内令第1779号ノ2:呉鎮守府 18.10.30:進水 18.11.01:艤装員事務所を新潟鐵工所新潟工場内に設置し事務を開始 18.12.25:艤装員長:海軍大尉 川村 光雄 19.01.26:竣工、艤装員事務所を撤去
19.01.26:本籍:内令第230号:呉鎮守府、役務:警備驅潜艇 19.01.26:戦時編制:佐世保鎮守府部隊佐世保防備戦隊 19.01.26:驅潜艇長:海軍大尉 川村 光雄 19.02.11:佐鎮信電令作第8号:       鷹島海威、第五十八號驅潜艇は1800以後、佐防戦司令官所定に依り行動せよ 19.02.11:佐海防電令作第77号:       鷹島、海威、第五十八號驅潜艇は12日1200迄に佐世保に入港、機雷部隊護衛任務に従事すべし 19.02.11:軍隊区分:佐海防電令作第78号:機雷部隊 19.02.13:(第十八戦隊護衛)佐世保〜02.13恵美須湾 19.02.13:(第十八戦隊護衛)恵美須湾〜荒天により反転〜02.13恵美須湾  19.02.17:(第十八戦隊護衛)恵美須湾〜      〜02.18 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜02.20六連 19.02.27:(第十八戦隊護衛)六連〜02.27佐世保 19.03.03:(第十八戦隊護衛)佐世保〜03.03恵美須湾03.06〜03.06寺島水道03.06〜03.06恵美須湾 19.03.12:恵美須湾〜      〜03.13 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜03.15佐世保 19.03.23:佐世保〜03.23恵美須湾 19.03.23:恵美須湾〜      〜03.24 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜03.25佐世保
19.04.10:戦時編制:佐世保鎮守府部隊第四海上護衛隊 19.04.09:機雷部隊電令作第6号:       4月12日中に佐世保に帰投すべし、帰投の途次、船団護衛対潜掃蕩に任ずべし 19.04.10:佐鎮信電令作第9号:       第四海上護衛隊司令官は第十五號掃海艇友鶴、第五十八號驅潜艇を       佐世保防備隊司令は鷹島、海威を夫々機雷部隊機雷敷設行動中、警戒艦として       第十八戦隊の区処を受けしむべし 19.04.--:軍隊区分:機雷部隊警戒隊 19.04.17:佐世保〜04.17寺島水道04.18〜04.18恵美須湾 19.04.19:(第十八戦隊護衛)恵美須湾〜      〜04.19 敷設艦常盤」事故の為反転〜      〜04.19寺島水道 19.04.20(第十八戦隊護衛):寺島水道〜      〜04.23 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜04.23 1915 対潜掃蕩〜       〜04.24基隆 19.04.26:(第十八戦隊護衛)基隆〜04.28恵美須湾04.29〜04.29佐世保 19.05.01:海上護衛総部隊電令作第147号:      1.5月1日附第十八戦隊を佐世保鎮守府海上護衛部隊より除き高雄警備府海上護衛部隊に編入      2.高雄警備府司令長官は海上護衛総部隊電令作第141号により佐世保長官の任務を継承すると        共に第十八戦隊をして引続き同機雷堰の設置に任ぜしむべし      3.佐世保鎮守府司令長官は第十八戦隊護衛用として適宜の艦艇4隻を派遣、        高雄警備府司令長官の指揮を承けしむべし 19.05.02:軍隊区分:佐鎮信電令作第19号:      1.5月1日附第十八戦隊を佐鎮部隊より除く      2.海上護衛総部隊電令作第147号による第十八戦隊護衛艦艇を鷹島、海威、友鶴、        第五十八號驅潜艇に指定す      3.第十五號掃海艇を第四海上護衛隊に復帰す 19.05.--:基隆〜      〜05.07 1030(N32.34-E127.51)運送艦間宮」発見、所在艦艇と協同対潜警戒配備に就く〜   〜05.07 1530 滿洲國海上警察隊警備船海威」が運送艦「間宮」を曳航開始〜 19.05.07:佐鎮信電令作第15号:       鷹島、海威、友鶴及び第五十八號驅潜艇、2000以後便宜現任務を打切り掃蕩を実施しつつ       明8日1200迄に佐世保に帰投する如く行動すべし 19.05.07:佐鎮信電令作第15号:       鷹島、海威、友鶴及び第五十八號驅潜艇、2000以後便宜現任務を打切り掃蕩を実施しつつ       明8日1200迄に佐世保に帰投する如く行動すべし       〜佐世保 19.05.09:機雷部隊電令作第7号:      1.当隊高雄警備府電令作第177号に基づき5月中旬台湾海峡機雷堰を設置す      2.軍隊区分:警戒隊      3.略 19.05.10:高雄警備府電令作第191号:       機雷部隊(常盤、新興丸、西貢丸、高榮丸、鷹島、海威、友鶴、第五十八號驅潜艇)5月11日       佐世保発16日基隆着(以下略) 19.05.10:(第十八戦隊護衛)佐世保〜05.10恵美須湾 19.05.11:(第十八戦隊護衛)恵美須湾〜      〜05.13 澎佳嶼北方にて敷設艇前島」が警戒に加わる〜      〜05.14馬公 19.05.14:(第十八戦隊護衛)馬公〜      〜05.15 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜05.16基隆 19.05.17:軍隊区分:高雄警備府電令作第202号:       電令作第177号に依る機雷部隊及び佐世保鎮守府派遣艦艇4隻を本府兵力部隊より除く 19.05.18:軍隊区分:佐鎮信電令作第28号:       5月17日附機雷部隊(第十八戦隊、友鶴、海威、鷹島、第五十八號驅潜艇)を本府兵力部署に加う 19.05.19:(第十八戦隊護衛)基隆〜05.21寺島水道 19.05.21:機雷部隊信令第57号:      1.門司迄の護衛艦を鷹島及び第五十八號驅潜艇に改む       2.高榮丸は大阪、新興丸は神戸に於て載貨を陸揚したる後、成可く速に帰投すべし      3.鷹島は西貢丸佐世保帰投時同艦の護衛に、第五十八號驅潜艇は26日頃門司方面に於て整備に        従事(要すれば彦島造船所委託修理)三、四番艦帰投時護衛に任ずべし      4.略 19.05.22:寺島水道〜05.22六連 19.05.--:六連〜特設敷設艦高榮丸」、新興丸」護衛)〜05.27佐世保 19.05.30:機雷部隊信令作第8号:       第五十八號驅潜艇は6月1日佐世保発同日門司発のモタ二一船団を基隆迄護衛すべし       基隆着後同地武官の協議に応じ適宜内地向け船団(船舶)の護衛に任じ6月10日迄に帰投すべし 19.06.03:(第十八戦隊護衛)佐世保〜      〜06.05 機雷部隊敷設作業警戒〜      〜06.07佐世保 19.06.10:軍隊区分:大海指第391号:作戦に関し聯合艦隊司令長官の指揮下に入る 19.06.10:(モタ21船団護衛)高雄〜06.13マニラ 19.06.11:軍隊区分:聯合艦隊電令作第140号:6月10日附       第十五號掃海艇、第四十九號驅潜艇及び第五十八號驅潜艇を作戦に関し敵潜掃蕩部隊指揮官の       指揮下に入る 19.06.12:軍隊区分:佐鎮電令作第23号:       第十五號掃海艇、第四十九號驅潜艇及び第五十八號驅潜艇は速にダバオ回航し       作戦に関し第三水雷戦隊司令官の指揮を承くべし 19.06.13:聯合艦隊電令作第148号:       敵潜掃蕩部隊を機動部隊に編入す、機動部隊補給隊の護衛に任ぜしむ 兵力:第三水雷戦隊、初霜、、第四十九號驅潜艇、第五十八號驅潜艇、第三十八號驅潜艇、          第十五號掃海艇       所在:名取、初霜、夕凪、栂、第三十八號驅潜艇、ダバオ、自余のものはダバオ向け進出中 19.06.15:(第十八戦隊護衛)佐世保〜06.15恵美須湾06.17〜      〜06.19 機雷部隊の護衛を止む〜      〜ダバオ 19.07.04:軍隊区分:大海指第411号:作戦に関する聯合艦隊司令長官の指揮を解く 19.07.04:軍隊区分:聯合艦隊電令第297号(07.06):栂、第四十九號驅潜艇、第五十八號驅潜艇、       第十五號掃海艇を機動部隊より除き夫々原隊に復帰せしむ 19.07.12:機動部隊電令作第36号:      1.栂内海西部着後、第四十九號驅潜艇、第五十八號驅潜艇ダバオ着後、夫々本職の指揮を解く      2.第二十八號驅潜艇、旭邦丸に合同後、第十五號掃海艇に対する本職の指揮を解く 19.07.18:(鶴見船団護衛)ザンボアンガ〜07.18マリゲイ湾07.19〜07.19レバク湾07.20〜      〜07.20サランガニ湾グラン07.21〜07.21ダバオ湾マララグ07.22〜07.22ダバオ 19.07.25:(Z258船団護衛)ダバオ〜      〜07.25 1452 哨戒機が右140度陸岸近くに爆弾投下、「第四十九號驅潜艇」と共に攻撃に向う〜      〜07.25 1600 「第百二十七號特設輸送艦」、一般徴傭船柳河丸」、特設驅潜艇第二鶚丸」、           特設捕獲網艇第一號東光丸」が船団より分離サランガニ湾に向う〜      〜07.27 0052(N05.18-E121.48)特設運送船第二共榮丸」被雷沈没、             「第六號海防艦」、「第十六號海防艦」と共に対潜掃蕩〜      〜07.27ザンボアンガ 19.07.28:(C294船団護衛)ザンボアンガ〜07.31セブ 19.08.20:(タモ23船団護衛)基隆〜      〜08.22 1959(N29.53-E125.19)海軍配當船第二圖南丸」被雷沈没〜      〜08.26門司 19.10.10:0935 「第百五十八號輸送艦」から二十五粍機銃弾300発補給 19.10.21:臨時驅潜艇長:海軍少佐 山本 悦六 19.12.05:驅潜艇長:海軍大尉 美郷 幸一 20.01.14:佐鎮信電令作第6号:       九五一空司令官は第五十八號驅潜艇をして機雷部隊指揮官の指揮を承け同部隊南西諸島輸送       任務従事中、其の護衛に任ずべし 20.01.18:(「長白山丸」護衛)佐世保〜01.18富江 20.01.20:(「長白山丸」護衛)富江〜      〜01.21 0740(N29.00-E126.24)敵潜を探知〜      〜01.21 0755 対潜戦闘:爆雷攻撃18個〜      〜01.21 0826 特設砲艦長白山丸」が爆雷攻撃〜      〜01.21 0908 「第二十二號海防艦」が爆雷攻撃〜      〜01.21 1030 攻撃打切り〜      〜01.21 1300(N24.54-E126.09)富江に引返す〜      〜01.22六横山 20.01.23:佐鎮信電令作第8号:       左に依り輸送部隊を行動せしむべし      1.第一輸送部隊(高榮丸、第二十九號海防艦、濟州)情況に依り佐世保に於て補給の上        任務続行      2.第二輸送部隊(長白山丸、第二十二號海防艦、第五十八號驅潜艇)要すれば基隆に於て        補給の上、砂糖、アルコール、其の他内地向け物件を搭載帰投 20.01.23:機雷部隊電令作第3号:       1.第一輸送部隊は要すれば佐世保に於て至急補給の上、任務を続行すべし      2.第二輸送部隊は避泊地発、予定任務終了後、要すれば基隆に於て補給の上、同地に於て        内地向け物件を搭載帰投すべし 20.01.24:六横山〜01.25台州列島01.27〜      〜01.27 2220(N27.05-E123.45)「第二十二號海防艦」が爆雷攻撃〜      〜01.28石垣島 20.02.08:軍隊区分:佐鎮信電令作第22号:       九五一空司令官は第五十八號驅潜艇及第十六長運丸をして2月13日以後東海第六機雷堰構成       終了まで作戦に関し機雷部隊指揮官の指揮を承けしむべし 20.02.09:軍隊区分:九五一空電令作第66号:       第五十八號驅潜艇及第十六長運丸は佐鎮信電令作第22号の任務に従事すべし 20.03.05:佐世保〜03.05恵美須湾03.07〜03.09運天 20.03.--:小型機雷150個揚陸 20.03.09:運天〜03.09那覇03.10〜03.10運天 20.03.11:運天〜佐世保 20.03.13:佐鎮信電令第40号:       機雷部隊指揮官は第五十八號驅潜艇をして3月15日以後特令する迄第四海上護衛隊司令官の       指揮を承け九州沖縄間の船団護衛に任ぜしむべし 20.03.14:機雷部隊信令第88号:       第五十八號驅潜艇は3月15日以後特令する迄第四海上護衛隊司令官の指揮を承け九州沖縄間の       船団護衛に任ずべし 20.03.15:軍隊区分:南西諸島護衛部隊護衛本隊 20.03.16:(「賢洋丸」護衛)佐世保〜鹿児島 20.03.18:対空戦闘 20.03.21:(カナ101船団護衛)鹿児島〜      〜03.23 1630 曽津高崎の北25浬にて敵艦上機と交戦             艦橋左舷に被弾、艇長室、電信室破壊              高角砲、二十五粍機銃使用不能              二、三番重油タンク被弾破孔              右舷主機械室変調              其の他各部破孔、浸水              艇長以下21名戦死、重軽傷32名〜      〜03.25佐世保  20.04.01:驅潜艇長:海軍大尉 飯田 英一 20.04.--:佐世保(05.10まで)
20.05.10:戦時編制:佐世保鎮守府部隊第五特攻戦隊
20.05.22:沈没 20.08.10:類別等級削除:内令第728号 20.08.10:除籍:内令第723号
喪失場所:N29.45-E129.10 奄美大島 喪失原因:米航空母艦Bennington(CV-20)及びHornet(CV-12)艦載機による空爆

同型艇

 第二十八號第二十九號第三十號第三十一號第三十二號第三十三號第三十四號第三十五號第三十六號第三十七號第三十八號第三十九號第四十號第四十一號第四十二號第四十三號第四十四號第四十五號第四十六號第四十七號第四十八號第四十九號第五十號第五十一號第五十二號第五十三號第五十四號第五十五號第五十六號第五十七號

兵装

(計画時)
 四十口径三年式八糎高角砲1門、九三式十三粍二聯装機銃1基、
 十四年式拳銃5丁、 
 九三式水中聴音機1基、九三式一型探信儀1基、
 九四式投射機2基、爆雷装填台三型2基、爆雷投下軌道1基、九五式爆雷36個。

(19.11.30現在)
 四十口径三年式八糎高角砲1門、九六式二十五粍単装機銃3基、九三式十三粍二聯装機銃1基、
 九三式水中聴音機1基、探信儀1基、
 九四式投射機2基、爆雷装填台三型2基、爆雷投下軌道1基、九五式爆雷36個、
 二号二型電波探信儀1基。

写真資料

 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.20 「写真集 日本の小艦艇(続)」(P.48)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2017年2月号(P.135)
 「海軍 第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集員会(P.63)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2616-2617)

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