相良丸の船歴

 年 月 日:船歴

14.06.23:起工 15.03.23:進水、命名:相良丸 15.11.12:竣工
15.11-12:新規登録:登録深:9.8 15.11.18:登録検査、船級:TK N.S.*、船級番号:976 15.11.18:船舶検査証書交付 15.11.26:横浜〜沙市〜
16.01.16:徴傭:一般徴傭船(雑用船)、横須賀鎮守府所属 16.09.11:解傭
16.09.11:徴傭 16.09.20:入籍:内令第1093号:特設水上機母艦、横須賀鎮守府所管 16.09.20:艦長:海軍大佐 小橋 義亮 16.09.23:小橋大佐着任 16.10.01:戦時編制:聯合艦隊南遣艦隊附属 16.10.31:三菱重工業株式會社長崎造船所で艤装工事完了 16.11.--:〜11.22三亞 16.--.--:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第1号(第一兵力部署(甲)):第二航空部隊 16.12.01:(現在)戦時編制:聯合艦隊南遣艦隊第九根據地隊 16.12.01:(現在)艦隊区分:(6) 16.12.03:英領馬來攻略作戦(01.14まで) 16.12.03:三亞〜12.05プロコンドル 16.12.--:水上基地設営 16.12.04:搭載機全8機にて先遣兵団第1次上陸部隊輸送船団の対潜直衛 16.12.06:零式水上観測機4機、九五式水上偵察機2機にて先遣兵団第1次上陸部隊輸送船団の対潜直衛 16.12.07:零式水上観測機4機発進、パンジャン経由リエム、12.08シンゴラに進出 16.12.07:プロコンドル〜12.08パンジャン12.08〜12.08リエム 16.12.09:軍隊区分:機密馬來部隊命令作第1号(第一兵力部署(乙)):根據地部隊 16.12.09:リエム〜12.10シンゴラ 16.12.10:零式水上観測機5号機着水時大破 16.12.11:搭載機にて対潜哨戒 16.12.12:搭載機にて対潜哨戒 16.12.12:対空戦闘:左舷二十五粍機銃920発発射 16.12.12:零式水上観測機1機、九五式水上偵察機2機をシンゴラに残置 16.12.12:シンゴラ〜12.13プロコンドル 16.12.13:プロコンドル〜12.19シンゴラ 16.12.13:馬來部隊電令作第38号:      2.第一護衛隊指揮官は輸送船隊上陸点着後はシンゴラ、コタバルの概ね80浬圏内及び        (カモー岬)の南方約80浬圏内の敵潜水艦を掃蕩すべし      3.相良丸(第七戦隊派遣飛行機を含む)は右掃蕩に協力すべし 16.12.19:搭載機による対潜哨戒(12.31まで) 16.12.20:搭載機による陸戦偵察 16.12.23:搭載機による索敵 16.12.24:零式水上観測機3号機着水時大破転覆 16.12.25:搭載機による索敵 16.12.26:対潜戦闘:主砲6発発射(漁柵用杭の誤り) 16.12.27:搭載機による対潜哨戒(01.06まで) 17.01.03:戦時編制:聯合艦隊第一南遣艦隊附属 17.01.07:搭載機による索敵 17.01.08:搭載機による対潜直衛 17.01.09:搭載機による対潜哨戒(01.10まで) 17.01.11:機密馬來部隊命令作第15号:S作戦(エンドウ上陸作戦)実施 17.01.12:機密馬來部隊第二航空部隊命令第4号:プロコンドル及びアナンバス基地作業の援助警戒 17.01.12:搭載機による対潜哨戒 17.01.13:九五式水上偵察機2機をシンゴラに残置 17.01.13:シンゴラ〜01.14プロコンドル 17.01.--:水上基地設置 17.01.16:搭載機にて索敵攻撃 17.01.17:搭載機にて索敵攻撃 17.01.20:プロコンドル〜01.21聖雀 17.01.21:零式水上観測機2機をシンゴラへ派遣、輸送船団対潜直衛(01.23まで) 17.01.24:聖雀〜01.24西貢 17.01.24:重油搭載(01.25まで) 17.01.25:西貢〜01.25聖雀 17.01.26:零式水上観測機4機アナンバスへ空輸 17.01.27:聖雀〜01.28アナンバス 17.01.27:搭載機による上空哨戒(02.12まで) 17.02.01:搭載機による敵機攻撃(02.02まで) 17.02.08:搭載機による機雷堰偵察 17.02.09:対空戦闘:短八糎砲14発、二十五粍機銃57発、七粍七機銃120発発射 17.02.10:搭載機による敵機攻撃 17.02.10:第一南遣艦隊所属 17.02.12:搭載機による敵機攻撃、ナツナ島攻撃 17.02.13:搭載機による輸送船団上空直衛 17.02.14:搭載機によるナツナ島攻撃、輸送船団前路哨戒 17.02.15:搭載機はムントクへ進出 17.02.15:零式水上観測機2号機撃墜される 17.02.20:零式水上観測機3機アナンバスへ空輸 17.02.21:軍隊区分:第一南遣艦隊馬來部隊主力部隊 17.02.22:アナンバス〜02.23シンゴラ 17.02.23:シンゴラ基地撤収、九五式水上偵察機2機収容  17.02.25:シンゴラ〜02.26昭南 17.02.27:搭載機による前路哨戒 17.02.28:搭載機による掃海作業協力及び水路哨戒(03.01まで) 17.03.02:搭載機による水路哨戒(03.04まで) 17.03.03:搭載機による偵察 17.03.05:機密馬來部隊命令作第18号:T、D(アンダマン)及びU(ビルマ)作戦実施 17.03.06:搭載機による水路哨戒 17.03.07:昭南〜03.07バツパハト03.08〜03.09ペナン 17.03.10:搭載機による輸送船団対潜直衛及び前路索敵 17.03.11:全機(観測機3、水偵2機)収容 17.03.11:ペナン〜03.12サバン 17.03.12:搭載機によるサバン島及びクタラヂヤ方面陸戦協力 17.03.12:水上基地設営(03.13完成) 17.03.13:搭載機による索敵及び陸戦協力 17.03.14:搭載機2機残置 17.03.14:サバン〜03.15ペナン 17.03.15:搭載機による対潜哨戒 17.03.16:搭載機による哨戒 17.03.17:搭載機による索敵及び哨戒 17.03.18:搭載機による哨戒(03.19まで) 17.03.19:搭載機2機帰投 17.03.21:ペナン〜03.23ポートブレア 17.03.23:驅逐艦「汐風」に燃料補給 17.03.23:搭載機による索敵及び陸戦協力 17.03.24:水上基地設営 17.03.24:搭載機による陸戦協力、対潜哨戒及び敵機攻撃 17.03.25:搭載機による陸戦協力、対潜哨戒 17.03.26:搭載機による陸戦協力、上空直衛、対潜哨戒 17.03.26:2100 港内転錨 17.03.27:搭載機による対潜哨戒(03.30まで) 17.03.30:ポートブレア〜04.01ペナン 17.04.04:搭載機による対潜哨戒 17.04.04:ペナン〜04.05パーフォレイテッド島 17.04.05:搭載機によるU作戦第二次輸送船団の直衛 17.04.05:パーフォレイテッド島〜04.06ウエスタントレス島 17.04.06:搭載機によるU作戦第二次輸送船団の直衛 17.04.06:ウエスタントレス島〜04.07ミドルモスコス島 17.04.07:搭載機によるU作戦第二次輸送船団の直衛 17.04.07:ミドルモスコス島〜04.09ペナン 17.04.15:九五式水上偵察機2機補充 17.04.18:艦長:海軍大佐 松原 雅太 17.04.21:搭載機による対水上艦艇哨戒(04.22まで) 17.04.24:搭載機によるU作戦第四次輸送船団の直衛 17.04.26:搭載機による上空哨戒(04.28まで) 17.05.01:軍隊区分:E部隊電令第180号:彼南根據地部隊 17.05.01:軍隊区分:彼南根據地部隊第九特別根據地隊司令官指揮下 17.05.03:水上基地設営 17.05.05:搭載機による前路及び対潜哨戒、対潜直衛 17.05.05:搭載機のほとんどをペナンに残置 17.05.05:ペナン〜05.06サバン 17.05.06:搭載機による対潜直衛(05.07まで) 17.05.06:便乗者退船、清水搭載、水上基地撤収 17.05.06:サバン〜05.07ポートブレア 17.05.07:水上基地撤収 17.05.07:ポートブレア〜05.09ペナン 17.05.09:搭載機による前路及び対潜哨戒、対潜直衛 17.05.11:搭載機による対潜哨戒(05.17まで) 17.05.16:搭載機による捜索 17.05.19:搭載機による輸送船団対潜直衛 17.05.21:搭載機による対潜哨戒(05.22まで) 17.05.22:零式水上観測機1機(7号機)補充 17.05.25:搭載機による対潜哨戒(05.27まで) 17.05.29:搭載機による対潜哨戒 17.05.31:搭載機による対潜哨戒(06.06まで) 17.06.03:搭載機3機をペナンに残置 17.06.03:ペナン〜06.04バツパハト06.05〜06.05昭南(セレター) 17.06.05:昭南入港前、搭載機による前路警戒 17.06.13:ケッペル第三船渠にて入渠修理、迷彩塗粧実施 17.06.23:零式水上観測機2機(8、9号機)補充 17.06.25:出渠 17.06.--:燃料、弾薬搭載 17.07.01:昭南(セレター)〜07.01ジャグラ沖07.02〜07.02ペナン 17.07.02:ペナン入港前、搭載機による前路警戒 17.07.02:零式水上観測機6号機、火災 17.07.03:搭載機による前路警戒(07.04まで) 17.07.04:搭載機による対潜哨戒 17.07.05:搭載機2機による対潜哨戒、零式水上観測機4号機潜水艦を発見通報、機銃300発発射 17.07.06:搭載機による対潜哨戒(07.17まで) 17.07.20:零式三座水上偵察機3機を特設巡洋艦C澄丸」から借用 17.07.21:搭載機による対潜哨戒 17.07.22:馬來部隊電令作第210号:07.23以降主隊編入、搭載機2機をペナンに残置 17.07.22:ペナン〜07.22バツパハト 17.07.23:軍隊区分:B作戦部隊主隊 17.07.23:搭載機2機射出、本船の前路警戒後ペナンへ派遣  17.07.23:零式水上観測機8号機、射出の際、不時着大破沈没 17.07.24:バツバハト〜07.24昭南(セレター) 17.07.24:重油700トンなど搭載、B作戦準備 17.07.27:馬來部隊電令作第216号:東港航空隊の輸送、ポートコンウオリスへの回航 17.07.28:ペナンに残置した搭載機2機を昭南に空輸、全機収容 17.07.29:昭南〜07.29ジャグラ沖07.30〜07.30ペナン 17.07.30:ペナン入港前、搭載機による対潜哨戒 17.07.31:ペナン〜08.01ポートブレア 17.08.01:東港空の基地員物件揚陸 17.08.03:搭載機による東港空不時着機捜索 17.08.04:ポートブレア〜08.04ポートコンウオリス 17.08.04:搭載機による泊地偵察 17.08.06:搭載機による泊地哨戒 17.08.07:搭載機による湾口哨戒、対水上艦哨戒 17.08.07:対空戦闘:短八糎砲11発、二十五粍機銃47発発射 17.08.07:零式水上観測機2機、九五式水上偵察機、零式水上偵察機発艦、敵機追撃 17.08.07:水上基地設置中止、撤収 17.08.07:ポートコンウオリス〜08.08メルギー 17.08.08:メルギー入港前、搭載機による前路警戒 17.08.08:第一南遣艦隊電令作第65号:B作戦中止、B作戦部隊の編成解除 17.08.09:軍隊区分:彼南根據地部隊 17.08.09:メルギー〜08.11ペナン 17.08.12:搭載機による対潜哨戒(08.15まで) 17.08.15:搭載機による輸送船団対潜哨戒 17.08.16:搭載機による対潜直衛(08.20まで) 17.08.22:搭載機による対潜直衛 17.08.23:搭載機による基地偵察 17.08.25:搭載機による索敵攻撃、前路哨戒 17.08.26:搭載機による前路、対潜哨戒 17.08.27:搭載機による輸送船団対潜直衛 17.08.28:搭載機による水路警戒 17.08.29:搭載機による輸送船団前路哨戒 17.08.30:搭載機によるS9船団対潜直衛(08.31まで) 17.09.01:搭載機による輸送船団対潜哨戒、護衛(09.05まで) 17.09.05:ペナン〜09.06マラッカ 17.09.07:マラッカ〜09.07ジャブラ泊地09.08〜09.08スエツニハーハム?09.09〜09.09ルムト 17.09.10:ルムト〜09.10ペナン 17.09.10:ペナン入港前、搭載機による前路警戒 17.09.12:搭載機による輸送船団対潜直衛 17.09.13:搭載機による対潜哨戒 17.09.14:搭載機による輸送船団護衛及び対潜哨戒(09.16まで) 17.09.18:搭載機による輸送船団護衛及び対潜哨戒(09.19まで) 17.09.18:機密彼南根據地部隊命令第7号:ルムト泊地に水上機地設置 17.09.19:ペナン〜09.20ルムト 17.09.20:水上基地設営 17.09.20:搭載機をルムトに残置 17.09.20:ルムト〜09.21サバン 17.09.21:サバン入港前、搭載機による対潜直衛 17.09.23:サバン〜09.24ペナン 17.09.24:ペナン入港前、搭載機による対潜直衛 17.09.28:ペナン〜09.28ルムト 17.10.01:借用中の零式三座水上偵察機3機返還 17.10.01:搭載機による護衛及び対潜哨戒 17.10.01:ルムト〜10.02バツパハト 17.10.03:バツパハト〜10.03昭南(セレター) 17.10.06:昭南〜10.07パレンバン 17.10.09:パレンバン〜10.11昭南(セレター) 17.10.12:昭南〜10.13デイクソン10.14〜10.14ルムト 17.10.14:ルムト入港前、搭載機による対潜哨戒及び護衛 17.10.16:ルムト出港時、搭載機による対潜直衛 17.10.16:ルムト〜10.16ペナン 17.10.23:ペナン〜10.23ルムト 17.10.23:ルムト入港前、搭載機による対潜直衛 17.10.25:ペナン水上基地にて夜間着水中の零式水上観測機1機、着水後転覆、大破 17.10.27:ルムト〜10.27ペナン 17.10.27:ペナン入港前、搭載機による対潜直衛 17.10.30:ペナン〜10.31ルムト 17.11.01:ルムト〜11.01ペナン 17.11.01:ペナン入港前、搭載機による対潜直衛 17.11.02:ペナン〜11.02ベラワン 17.11.06:ベラワン〜11.07サバン11.08〜11.09ポートブレア 17.11.10:ポートブレア〜11.12ペナン 17.11.16:ペナン〜11.16ルムト 17.11.16:ルムト入港前、搭載機による対潜直衛 17.11.18:ルムト基地の水上機は全機ペナンに移動 17.11.20:ルムト〜11.20ペナン 17.11.23:南西部隊電令作第43号:飛行機隊を東印度部隊に編入第九三四空司令指揮下 17.11.23:ペナン〜 17.11.24:マラッカ海峡にて全機(観測機3機、偵察機3機)発艦、昭南へ空輸      〜11.24昭南(ケッペル) 17.11.29:飛行機隊はアンボンへ進出 17.11.29:昭南〜12.06横須賀 17.12.01:除籍:内令第2212号
17.12.01:入籍:内令第2213号:特設運送艦、横須賀鎮守府所管 17.12.01:戦時編制:海軍省配属、種別:雑用 17.12.01:特務艦長:海軍大佐 松原 雅太 17.4Q :変更登録:登録深:9.6 17.12.11:第二十一防空隊乗船 17.12.11:(乙一號輸送)横須賀〜トラック12.17〜12.20ラバウル 17.12.18:官房機密第15557号:特設艦船艤装替の件訓令       部下関係各部をして首題の件左記に依り施行せしむべし        記      1.工事要領        左の特設艦船を特設運送船に艤装替するものとし詳細に関しては海軍艦政本部長及海軍航空本部長を        して直接関係各海軍工廠長、海軍航空技術廠長及第三十一海軍航空廠長に通牒せしむ         船名     担当         相良丸    横須賀         第十二日正丸 呉         河北丸    佐世保         第二號桂丸  佐世保         山東丸    舞鶴         讃岐丸    舞鶴      2.所要、還納兵器        海軍艦政本部長及海軍航空本部長をして直接関係海軍軍需部長、第二及第三十一海軍航空廠長        に通牒せしむ       3.完成期        成るべく速に      4.費目       (省略)      5.附記        本工事は部下造船所に委託することを得 17.12.18:大海指第178号:      1.聯合艦隊司令長官は麾下所要の艦船を以て1月上旬釜山発予定の第二十師団及1月下旬乃至        2月上旬青島発予定の第四十一師団のビスマルク群島方面輸送に協力すべし      2.佐世保鎮守府司令長官及鎮海警備府司令長官は夫々新京丸及壽山丸をして右輸送に関し        聯合艦隊司令長官の指揮を承けしむべし      3.相良丸、讃岐丸、聖川丸、筥崎丸を右輸送期間聯合艦隊司令長官の指揮下に入る 17.12.19:聯合艦隊電令作第422号:      1.左に依り丙號輸送部隊を編成し主隊に編入す       (イ)指揮官 第九戦隊司令官       (ロ)兵力            第九戦隊、愛國丸、C澄丸、相良丸、讃岐丸、聖川丸、浮島丸(以上四隻現輸送任務終了後)          國丸、新玉丸(大海機密第181858番電に依る任務終了後)          筥崎丸(第二十師団輸送迄)          新京丸、壽山丸、初雪、敷波(以上二隻12月30日以後)      2.丙號輸送部隊指揮官は左の輸送に任ぜよ       (イ)大海指第178号に依る陸軍部隊       (ロ)第二〇九飛行場大隊、第十四野戦航空修理廠(1月上旬釜山発ラバウル方面行愛國丸充当)       (ハ)飛行第二〇八戦隊(1月上旬横須賀発ラバウル方面行C澄丸充当)      3.基地航空部隊、内南洋部隊、外南洋部隊各指揮官は護衛に関し丙號輸送部隊指揮官に協力すべし      4.本輸送を左の通特称す       (イ)丙號輸送  全般       (ロ)丙一號輸送 第二号(イ)項中第二十師団輸送及第二号(ロ)項の輸送       (ハ)丙二號輸送 第二号(ハ)項の輸送       (ニ)丙三號輸送 第二号(イ)項中第四十一師団輸送 17.12.21:第九戦隊機密第210937番電:      1.聯合艦隊電令作第422号に依る丙號輸送に関し左の通定む       (イ)丙一號輸送         (1)輸送部隊の集合及出発、補給並に諸準備を整え1月5日迄に釜山(状況に依り鎮海)に            集合陸軍を収容し1月6日ラバウル方面に向け釜山発         (2)陸軍搭載区分(数字は各艦艇人員)            愛國丸(第二〇九飛行場大隊及び第十四野戦航空修理廠)、護國丸(1600)、相良丸(800)、            讃岐丸(800)、聖川丸(800)、浮島丸(600)、國丸(1200)、新玉丸(800)、            筥崎丸(1800)、新京丸(350)、壽山丸(450)、北上(300)、大井(300)            外兵器、弾薬、糧秣及自動車等若干            初雪、敷波は護衛任務       (ロ)丙二號輸送          準備出来次第横須賀発としC澄丸艦長所定       (ハ)丙三號輸送          追て定む      2.各艦、驅逐艦は右に応ずる如く準備並に行動すると共に速に左を報告すべし       (イ)集合時の行動予定       (ロ)速力並に航続力(最大、通常航行速力に付)       (ハ)デリツク力量及トラツク搭載可能数       (ニ)其の他(収容能力、準備等に関する所見等) 17.12.22:兵器、糧食、弾薬揚陸、第二十一防空隊の一部112名退艦 17.12.--:ラバウル〜ショートランド〜12.31佐世保 18.01.01:丙號輸送部隊機密第011600番電:      1.丙一號輸送に関し左の通定む       (イ)軍隊区分(部隊名、兵力、指揮官の順)          第一輸送隊 第九戦隊、相良丸、讃岐丸   第九戦隊司令官          第二輸送隊 國丸筥崎丸新玉丸、初雪 國丸艦長          第三輸送隊 壽山丸新京丸、敷波     壽山丸艦長          愛國丸護國丸 単独       (ロ)搭載区分(人員、自動車数、其の他略)搭載期日          北上(309)、大井(334)、相良丸(1073、10)以上3隻、8日          讃岐丸(師団司令部を含む1039、15)       7日及8日          護國丸(1613)                    12日          國丸(1448、11)                  7日          筥崎丸(旅団司令部を含む1267、8)、          新玉丸(399)、新京丸(399)、壽山丸(462) 以上4隻、6日       (ハ)釜山出港(パラオ入港)予定          第一輸送隊 1月9日午前(1月14日)          第二輸送隊 1月8日午前(1月15日)          第三輸送隊 1月7日午前(1月16日)          愛國丸   1月6日午前艦長所定(1月13日ラバウル)       (ニ)各艦は搭載日の前日1000釜山に於て搭載実施に関し陸軍側(碇泊場司令部員及乗艦各部隊代表者)          と打合せを行うものとす         (各艦は別途搭載区分に基き予め艦内に於ける搭載計画を定め置くを要す)      2.丙號輸送部隊機密第251740番電中集合地及同期日に関し左の通改む       (イ)第一輸送隊(護國丸欠)、國丸、初雪及敷波 1月5日中に鎮海集合          但し修理等の為間に合はざるものは第1項(ニ)号に応ずる如く行動することを得          此の場合速に報告すべし       (ロ)筥崎丸、新玉丸、新京丸、壽山丸       1月5日1000迄釜山に集合       (ハ)護國丸                   1月11日釜山集合 18.01.04:機密丙號輸送部隊命令作第1号: 18.01.06:佐世保〜01.07釜山 18.01.11:軍隊区分:聯合艦隊電令作第446号:一時南東方面部隊指揮官の指揮下に入る 18.01.12:軍隊区分:南東方面部隊信電令作第13号:外南洋部隊指揮下 18.01.14:丙號輸送部隊電令作第3号:      1.三號輸送(第四十一師団青島、ラバウル間)に関し左の通予定す       (イ)軍隊区分(指揮官)          第一輸送隊 第九戦隊、相良丸、讃岐丸、護國丸(第九戦隊司令官)          第二輸送隊 C澄丸、愛國丸         (C澄丸艦長)          第三輸送隊 聖川丸、國丸、浮島丸、初雪  (聖川丸艦長)          第四輸送隊 壽山丸、新京丸、新玉丸、敷波  (壽山丸艦長)       (ロ)青島集合(搭載)(出発)(所定日数)予定          第一輸送部隊 1月30日(2月1日、2日)(2月3日)(約9日)          第二輸送部隊 1月25日(1月27日、28日)(1月29日)(約9日)          第三輸送部隊 2月4日(2月5日、6日)(2月7日)(約13日)          第四輸送部隊 2月10日(2月11日、12日)(2月13日)(約18日)       2.各隊(艦)は左に依り予定期日迄に青島に集合すべし        行動を予定し報告すべし        C澄丸、愛國丸、聖川丸、浮島丸、護國丸は各艦長所定        (愛國丸、護國丸は要すれば佐世保に於て補給)        右の外丙號輸送部隊電令作第2号に依る各指揮官所定 18.01.16:機密丙號輸送部隊命令作第2号: 18.01.--:第二十師団人員1,086名、車輛10輛、物件2,829個搭載 18.01.09:(丙一號輸送第一輸送隊)釜山〜01.14パラオ 18.01.--:便乗者(第二特別根據地隊所属設営隊150名?)乗船 18.01.16:(丙一號輸送第一輸送隊)パラオ〜01.19ウエワク 18.01.19:第二十師団人員1,086名、車輛10輛、物件2,829個揚陸、便乗者退船 18.01.20:(丙一號輸送第一輸送隊)ウエワク〜01.22パラオ 18.01.23:丙號輸送部隊電令作第9号:      1.丙三號輸送に関し左の通定む       (イ)出港地 青島 到着地 パラオ       (ロ)軍隊区分(指揮官)          左の外丙號輸送部隊電令作第3号既定の通          愛國丸を第二輸送隊より除き単艦とし、浮島丸を第三輸送隊より除き第二輸送隊に編入す       (ハ)青島集合  (搭載)(出発)(所要日数)予定          第一輸送隊 1月31日(2月3日)(4日)(約6日)          第二輸送隊 1月26日(27日)  (28日)(約7日)          第三輸送隊 2月5日(6日)  (7日)(約7日)          第四輸送隊 2月10日(11日)  (12日)(約9日)          愛國丸   1月25日(27日)  (28日)(約6次)         (搭載作業の状況に依り各隊(艦)指揮官は出発期日を変更することを得      2.愛國丸及第二輸送隊は青島に先行陸軍及青根と協議し丙三號輸送の一部を実施すべし 18.01.25:軍隊区分:聯合艦隊電令作第461号:南東方面部隊の指揮を解く 18.01.25:機密丙號輸送部隊命令作第3号: 18.01.26:パラオ〜01.31青島 18.01.30:特務艦長:海軍大佐 ~田 嘉穂 18.02.--:第四十一師団人員1,267名、車輛14輛、物件7,569個搭載 18.02.04:(丙三號輸送第一輸送隊)青島〜02.10パラオ 18.02.13:軍隊区分:聯合艦隊電令作第483号:丙號輸送部隊を南東方面部隊に編入す 18.02.13:軍隊区分:南東方面部隊信電令作第2号:外南洋部隊指揮下 18.02.13:聯合艦隊電令作第484号:      1.丙號輸送部隊中、相良丸、讃岐丸、聖川丸、新京丸、壽山丸、浮島丸、國丸、新玉丸、        愛國丸、C澄丸は夫々現輸送中の陸軍部隊揚陸後、丙號輸送部隊指揮官所定の時機を以て        遂次輸送部隊より除き同時機を以て       (イ)相良丸、讃岐丸、聖川丸、新京丸、壽山丸に対する本職の指揮を解く       (ロ)浮島丸、國丸、新玉丸を原隊に復帰す       (ハ)愛國丸、C澄丸は附属部隊に編入し海軍省輸送に協力、第九、第十、第十一、          第十二特設回航班を機動隊に編入す       (ニ)護國丸及第十五、第十六特設回航班を南西部隊に編入す      2.南東方面部隊指揮官は前項各艦船のウエワク、パラオ又はトラック間護衛に任ずべし 18.02.14:機密丙號輸送部隊命令作第4号: 18.02.16:丙號輸送部隊電令作第13号:       聯合艦隊電令作第484号第1項所定の艦船を丙號輸送部隊より除く時機を左の通定む      1.C澄丸、愛國丸 特令なければ丙號輸送全部完了の時機(27日の見込)      2.右以外の艦船  当該輸送隊揚陸完了の時機 18.02.--:第四十一師団人員67名、車輛2輛、物件1,880個搭載 18.02.17:(丙三號輸送第一輸送隊)パラオ〜02.20ウエワク 18.02.20:第四十一師団人員1,334名、車輛16輛、物件9,449個揚陸 18.02.21:(丙三號輸送第一輸送隊)ウエワク〜02.24パラオ 18.02.27:軍隊区分:聯合艦隊電令作第491号:丙號輸送部隊の編制を解く 18.03.--:パラオ〜03.04横須賀 18.03.11:横須賀〜03.30横浜 18.04.18:佐世保海軍工廠にて艤装工事完了 18.05.19:(第7519船団)横浜〜05.20和田岬沖 18.05.--:和田岬〜佐世保 18.05.24:(佐第二三船団)佐世保〜05.26上海 18.05.28:(支第二三船団)上海〜05.28花鳥山05.28〜05.30佐世保 18.05.29:上海根機密第290645番電:      1.支第二三船団         C船雲仙丸396名雑貨1200瓲、C船上海丸498名雑貨800瓲以上長崎行、         C船吉林丸900名雑貨1300瓲門司経由神戸行、         B船さんとす丸30名雑貨3000立方米大阪行、相良丸450名佐世保行      2.護衛艦  速力一二節      3.28日1500上海発済州南寄り富江沖30日0400着、長崎着30日0800、六連着30日1700、佐世保着30日1130      4.正午位置        29日北緯32度00分東経124度40分 18.06.02:佐世保〜06.06上海06.11〜06.14神戸 18.06.22:大阪〜横須賀向け(綿花、雑品計700トン) 18.06.23:伊豆~子元島沖 (N33.45N-E138.10)で魚雷3発を受け航行不能      驅逐艦「澤風」に曳航される 18.06.24:座洲 18.07.14:「第二十六號驅潜特務艇」が状況調査       前檣の傾各約10度、船橋直前より屈曲、前甲板は海中に没す       右舷短艇甲板破壊       軍艦旗掲揚しありしも旗竿切断、軍艦旗釣下状態 
18.09.01:船体放棄 18.09.01:除籍:第1823号 18.09.01:解傭
喪失場所:N33.45-E138.10 静岡県天龍川河口掛塚の南西2.8Km 喪失原因:米潜水艦Harder(SS-257)の雷撃

同型船

 (S型)崎戸丸讃岐丸佐渡丸佐倉丸相模丸笹子丸

兵装

(開戦時)
 四十口径四一式十五糎砲2門、五年式短八糎砲2門、 九六式二十五粍二聯装機銃2基、九二式七粍七粍単装機銃2基、
 射出機1基、零式水上観測機6機、九五式水上偵察機2機(補用)、
 九十糎探照燈1基、百十糎探照燈1基。

写真資料>

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和16年1月号
 雑誌「世界の艦船」海人社 1967年4月号 (P.8-9)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1994年5月号増刊「日本航空母艦史」(P.133)
 雑誌「世界の艦船」海人社 2009年9月号「思い出の日本貨物船その157」
 雑誌「世界の艦船」海人社 2011年1月号増刊「日本航空母艦史」(P.129)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.269)
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1986年12月号「日本商船隊の懐古 No.89」山田早苗
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No. 25「水上機母艦」(P.60,62-64)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No. 93「南方攻略作戦」(P.16,44)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.130「戦時中の日本の空母II」 (P.76,82-83)
 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.44-45)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2922-2924)
 「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所 (P.62)
 「日本郵船戦時戦史」S46.05 日本郵船株式会社
 "Naval History and Heritage Command" Catalog #:NH 79965-79966

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