長田丸の船歴

 年 月 日:船歴

11.07.30:起工 11.11.27:進水、命名:長田丸 12.02.15:竣工、船主:近海郵船株式會社
12.--.--:北海道航路 14.08.16:船主:日本郵船株式會社に変更
15.09.14:徴傭 15.10.15:入籍:内令第716号:特設砲艦、横須賀鎮守府所管
15.10.15:砲艦長:海軍少佐 佐藤 忠壽(兼務) 15.10.15:艤装工事開始 15.11.01:砲艦長:海軍少佐 佐藤 忠壽 15.11.14:艤装工事完了
15.11.15:特設砲艦隊編制:内令第837号:第八砲艦隊 15.11.15:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第五根據地隊第八砲艦隊 15.11.19:出渠 15.12.07:横須賀〜南洋方面〜
16.01.15:戦時編制:聯合艦隊第四艦隊第六根據地隊第八砲艦隊 16.02.04:略称制定:第81号砲艦 16.07.01:転錨、雑役船長浦」に石炭移載 16.07.02:エニウエトク〜07.05ジャボール(「大同丸」に横付け) 16.07.05:一般徴傭船「豊光丸」より生糧品搭載3.1t、清水搭載 16.07.06:特設砲艦大同丸」より横付離す 16.07.07:石炭搭載(07.08まで) 16.07.14:ジャボール〜07.14イミエジ07.16〜07.16ジャボール 16.07.18:ジャボール〜第二回第一類教練作業〜07.18ジャボール 16.07.19:ジャボール〜第二回第一類教練作業〜07.19ジャボール 16.07.21:一般徴傭船北見丸」より生糧品搭載2.2t 16.07.22:一般徴傭船「第一あまかす丸」より清水搭載 16.07.25:一般徴傭船「第一あまかす丸」より清水搭載、四建器材搭載 16.07.26:ジャボール〜07.26イミエジ 16.07.26:四建人員器材搭載 16.07.26:イミエジ〜07.27メジュロ 16.07.27:四建人員器材搭載 16.07.28:メジュロ〜07.29クエゼリン 16.07.29:一般徴傭船大洋丸」より生糧品3.9t、貯糧品10.3t、嗜好糧食品0.3t搭載       四建人員器材揚卸 16.07.30:クエゼリン〜07.31ジャボール 16.07.31:石炭搭載 16.08.01:ジャボール〜08.03ウオッチェ 16.08.04:第六防備隊器材搭載(08.05まで) 16.08.05:第六防備隊先遣隊乗艦 16.08.05:ウオッチェ〜08.06クエゼリン 16.08.07:第六防備隊器材揚卸(08.09まで) 16.08.09:クエゼリン〜08.18二見 16.08.18:石炭搭載 16.08.19:二見〜08.23呉 16.08.23:砲艦長:海軍豫備少佐 篠田 良知 16.08.23:1510 呉海軍工廠にて入渠       造水装置装備       雨水採収用タンク(容量2噸)1個新設       兵員室6個(片舷3個宛)の舷窓を新設 16.08.26:0845 出渠      1030 工廠浮標繋留 16.08.27:篠田豫備少佐着任、佐藤少佐退艦 16.09.01:艦隊区分:第四艦隊機密第228番電:(49)第六根據地隊(1)第八砲艦隊 16.09.05:外舷塗粧(09.06まで) 16.09.08:外舷塗粧(09.09まで) 16.09.09:転錨 16.09.15:糧食搭載 16.09.16:酒保物品搭載 16.09.18:石炭搭載 16.09.21:工事完成 16.09.21:石炭搭載 16.09.24:生糧品搭載、清水搭載(09.25まで) 16.09.24:呉〜09.27横須賀 16.09.29:石炭、清水搭載 16.09.30:横須賀〜10.10ピキンニ 16.10.11:大型飛行艇用繋留浮標揚収作業(10.12まで) 16.10.13:航空機用燃料ドラム缶揚収作業(10.15まで) 16.10.15:特設砲艦隊編制:内令第1250号:第八砲艦隊 16.10.16:繋留浮標揚収作業(10.17まで) 16.10.17:ピキンニ〜10.19ウオッチェ 16.10.28:航空機用燃料ドラム缶揚収作業 16.10.28:ウオッチェ〜10.29クエゼリン 16.11.02:生糧品搭載 16.11.13:特設運送船「第一あまかす丸」横付け清水補給 16.11.14:クエゼリン〜航路標識揚収作業〜11.14クエゼリン 16.11.15:生糧品搭載 16.11.16:クエゼリン〜航路浮標揚収作業〜11.16クエゼリン 16.11.17:クエゼリン〜特務艦~威」の第一類教練作業に対し曳的船〜11.17クエゼリン 16.11.18:一般徴傭船「那岐山丸」に横付け石炭搭載(11.19まで) 16.11.24:クエゼリン〜航路浮標揚収設置作業〜11.24クエゼリン 16.11.26:第五十一警備隊用火工兵器搭載 16.11.27:生糧品搭載 16.11.27:クエゼリン〜11.28イミエジ 16.11.28:火工兵器揚卸作業 16.11.30:イミエジ〜11.30ジャボール 16.11.30:火工兵器揚卸作業 16.11.30:ジャボール〜11.30イミエジ 16.12.01:(現在)艦隊区分:第六根據地隊第一部隊第八砲艦隊(1)第一小隊(81) 16.12.01:軍隊区分:南洋部隊航空部隊機密作第2号:南洋部隊航空部隊特務隊 16.12.01:航空機用燃料搭載(12.02まで) 16.12.03:航空部隊用火工兵器搭載(12.04まで) 16.12.04:九五式爆雷装備(12.05まで) 16.12.05:ハウランド方面攻撃支援隊陸戦隊物件及び第三空襲部隊マキン基地物件搭載 16.12.07:イミエジ〜12.07ヤルート(ジャボール) 16.12.07:マキン基地員53名乗艦 16.12.08:軍隊区分:ハウランド方面攻略支援隊指揮下 16.12.08:ヤルート〜12.10マキン島 16.12.10:水上基地設営完了 16.12.11:第三空襲部隊のハウランド方面作戦に協力 16.12.12:基地設営作業(12.17まで)、火工兵器揚陸 16.12.14:特設敷設艦天洋丸」に横付け、「天洋丸」の航空機燃料を移載 16.12.16:航空機燃料揚陸 16.12.28:「神風丸」を派出、飛行艇離着水の障害となる泊地附近の浅礁4ヶ所に仮設標 16.12.29:外舷総塗粧 16.12.30:特設運送船秩父丸」から生糧品搭載 16.12.31:艦隊区分:第六根據地隊第八砲艦隊(1)第一小隊(81) 17.01.06:燃料揚収作業 17.01.08:マキン〜01.09ジャボール 17.01.09:石炭搭載(01.11まで) 17.01.10:真水搭載(01.11まで) 17.01.12:ジャボール〜01.12イミエジ 17.01.14:イミエジ〜01.15マキン 17.01.16:糧食揚陸、燃料揚陸(01.18まで) 17.01.19:爆弾揚陸 17.01.26:外舷総塗粧、設標作業 17.02.01:対空戦闘:十二糎砲22発発射他 17.02.01:米航空母艦Yorktown(CV-5)艦載機の爆撃により三番艙左舷側に爆弾命中、中破、航行不能 17.02.01:応急修理 17.02.02:転錨 17.02.03:応急整備作業(02.04まで) 17.02.06:応急整備作業 17.02.08:転錨 17.02.09:特設砲艦靜海丸」から酒保物品搭載 17.02.11:転錨 17.02.13:整備作業 17.02.14:応急作業 17.02.15:石炭補給(02.16まで) 17.02.17:特設砲艦「大同丸」を横付け、真水、円材搭載      特設運送船「秩父丸」から生糧品搭載 17.02.18:応急工作(02.25まで) 17.02.20:軍隊区分:マーシャル方面防備部隊電令作第74号:直卒部隊 17.02.26:特設砲艦「大同丸」を横付け、真水補給 17.02.27:マキン〜03.01イミエジ03.02〜03.03クエゼリン 17.03.04:真水搭載 17.03.08:特設工作艦浦上丸」により修理 17.03.18:応急修理完了 17.03.20:クエゼリン〜試運転〜03.20クエゼリン 17.03.22:石炭搭載 17.03.26:クエゼリン〜04.01サイパン 17.04.01:石炭、真水搭載 17.04.03:サイパン〜 17.04.05:機関故障漂流中の特設運送船恵昭丸」護衛 17.04.09:護衛終了〜04.13横須賀(沖十四番浮標) 17.04.10:軍隊区分:機密マーシャル方面防備部隊命令作第18号:ヤルート海面防備部隊 17.04.--:本修理 17.05.01:水船を左舷に横付け真水搭載、入渠準備作業(05.05まで) 17.05.08:入渠準備作業 17.05.09:H10番浮標に繋留 17.05.10:入渠準備作業(05.13まで) 17.05.14:酒保物品搭載 17.05.15:横須賀〜05.15横浜 17.05.16:淺野船渠にて修理作業(06.07まで) 17.06.07:入渠 17.06.12:軍隊区分:マーシャル方面防備部隊電令作第106号:直卒部隊 17.06.15:砲艦長:海軍豫備少佐 鈴木 盛 17.06.17:鈴木豫備少佐着任 17.06.18:篠田豫備少佐退艦 17.06.20:官房機密第125番電:尼崎船渠より納入予定の六米内火艇(M721)を6月末までに搭載 17.06.20:出渠、東岸壁に横付け 17.06.20:修理作業(06.30まで) 17.06.22:九三式十三粍二聯装機銃二型位置改造(07.10まで) 17.06.30:繋留替え 17.07.02:総塗粧(07.03まで) 17.07.09:横浜〜試運転、速力検査〜07.09横浜 17.07.10:内令第1215号:第八砲艦隊解隊 17/07.10:鈴木豫備少佐横須賀鎮守府附被仰付
17.07.10:特設砲艦隊編制:内令第1215号:第八砲艦隊の項を削る 17.07.10:除籍:内令第1218号 17.07.10:入籍:内令第1219号:特設運送船(雑用船)、横須賀鎮守府所管
17.07.10:戦時編制:海軍省配属、横須賀鎮守府所属、特設運送船(甲) 17.08.06:運輸機密第308番電:便乗者及び第五警、十二設営隊行き軍需品7個搭載 17.08.12:横須賀〜08.23アッツ(建築資材、食糧揚陸) 17.08.27:アッツ〜08.28キスカ(北海支隊先遣隊97名輸送) 17.09.10:アッツ〜09.11キスカ(北海支隊工兵隊、高射砲中隊主力輸送) 17.09.13:鳴神島〜09.14熱田島 17.09.17:熱田島〜09.18鳴神島七夕湾(北海支隊主力輸送)〜09.27小樽 17.10.01:小樽〜10.06横須賀 17.10.12:横須賀〜10.28佐世保 17.11.17:佐世保〜12.04呉 17.12.09:呉〜12.19呉 17.12.22:呉〜12.31呉 18.01.08:呉〜03.23横須賀 18.03.26:横須賀〜04.08呉 18.04.13:呉〜釧路 18.05.21:釧路〜天寧〜05.31根室 18.06.01:根室〜06.26小樽 18.06.30:小樽〜08.01小樽 18.08.02:小樽〜09.01釧路 18.08.05:大湊警備府信令第29号:       機密大警命令第90号により特型運貨船公稱第一五〇號第一五一號興東丸公稱第五一四八號       及公稱第五一四九號を長田丸に公稱第五一六八號第五一六九號昭瑞丸に各搭載武蔵湾に進出       せしむべし 18.09.02:釧路〜10.14小樽10.19〜 18.10.28:大泊〜      〜10.29 0125(N45.30,E146.00)国後島ルルイ岬北方160km付近にて被雷〜      〜10.29 ---- 同航の地方徴傭船永保丸」が直ちに救助〜      〜10.29 0915 引返し航行中再度襲撃を受けるが損害なし〜      〜網走沖にて応急修理〜稚内〜小樽〜大湊〜11.12横浜 18.12.01:(現在)指揮官代理:海軍中尉 平野 杣夫 18.12.08:三菱重工業株式會社横浜造船所にて入渠 18.12.16:修理完了 18.12.17:出渠 18.12.18:横浜〜12.18横須賀 18.12.20:横須賀〜12.22大阪 18.12.23:大阪〜12.24八幡 18.12.27:八幡〜12.30大連 19.01.04:大連〜01.12横浜 19.01.--:十三粍機銃装備 19.01.22:横浜〜02.01高雄 19.02.06:高雄〜02.09マニラ 19.02.11:(H17船団)マニラ〜      〜02.15 2110(N09.30-E127.00)陸軍徴傭船小田月丸」被雷〜      〜02.16 1300(N07.10-E127.23)特設驅潜艇第十三京丸」と合同〜      〜02.17 1600 「第四號掃海艇」と合同〜      〜02.18カウ 19.02.23:カウ〜02.26コカス02.27〜02.29アンボン 19.03.05:アンボン〜03.07コカス 19.03.08:コカス〜03.10アンボン03.11〜03.14セレベス島ポマラ 19.03.--:ニッケル鉱搭載 19.03.19:ポマラ〜03.27ラウト島 19.03.22:第一警備部隊電令作第119号:      1.第百四號哨戒艇は23日スラバヤ発、生田川丸及びバリクパパン行千光丸を        ラウト海峡南口迄護衛したるのち、同地点に待機中の大興丸(飛隼丸曳航)及び        長田丸をスラバヤまで護衛すべし      2.略 19.03.25:ラウト島〜03.27スラバヤ 19.04.02:スラバヤ〜04.07昭南 19.04.19:(シサ17船団)昭南〜04.22聖雀(便乗者101名、ニッケル鉱3100瓲他)
19.04.22:擱座 19.06.10:除籍:内令第752号 19.06.10:解傭
喪失場所:N10.00-E107.30 聖雀灯台50度4000m付近 喪失原因:米陸軍第14航空隊のB-24、5機による低空爆撃、機銃掃射

同型船

 生田丸大興丸千洋丸萬洋丸億洋丸山鳥丸常島丸

兵装

 四十五口径三年式十二糎砲4門、九三式十三粍二聯装機銃1基、七粍七単装機銃1基、
 三八式小銃、一四式拳銃、陸式拳銃
 九五式爆雷12個、爆雷投射機及び爆雷装填台2基、爆雷投下台2基、
 須式七十五糎探照燈1基、二米半測距儀1基、
 水中処分具一型1組、小掃海具一型1組、軽便防雷具1組

写真資料

 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報」S12.06 海と空社 (P.46)
 雑誌「海と空」臨時増刊「日本船舶画報2600年版」S15.04 海と空社(P.68)
 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和12年2月号、昭和12年4月号
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1999年12月号「日本商船隊の懐古 No.245」山田早苗
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.258)
 「海軍第十一巻 小艦艇 特務艦艇 雑役船 特設艦船」誠文図書 S56.09 「海軍」編集委員会(P.32)
 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.146)
 「新造船写真史」 S56.07 三菱重工業株式会社横浜造船所 (P.54)

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