呉防備戦隊電令作

 16.12.08:呉防備戦隊電令作第1号:呉防備戦隊機密第27番電
       第十五驅逐隊、驅潜隊(第二十一號驅潜艇欠)は第一哨戒A配備(主力部隊出撃時はB配備)に
       就け
       第三十一掃海隊及び特設驅潜艇は現任務を続行せよ

 16.12.11:呉防備戦隊電令作第2号:呉防備戦隊機密第40番電
      1.主力部隊は12日2100第二水路着の予定
      2.第十三驅逐隊は今夜C線以南の掃蕩を行い明12日0800第一哨戒配備A配備に就け
      3.驅潜隊は明日敷設作業終了後第一哨戒配備A配備に就け
      4.第三十一掃海隊司令は今夜より主力部隊入泊迄第二水路航路浮標の監視を行うと共に明日
        鵜来島南北線以東の水路掃海をなせ

 17.09.04:呉防備戦隊電令作第61号:
          1.佐伯防備隊司令は鳩及び驅潜隊を以て5日日没時より特令ある迄E1、E2哨区の
        対潜掃蕩を実施すべし
      2.6日1200迄第二哨戒配備となせ

 17.09.05:呉防備戦隊電令作第62号:機密第050732番電:
      1.佐伯防備隊司令は直に宿毛待機中の鳩、第十二號驅潜艇を派遣5日0337都井岬の敵潜水艦を捕捉撃滅
        すべし
      2.呉防戦電令作第61号に依るE一E二哨区の掃蕩は夏島、那沙美、第十號驅潜艇、第十一號驅潜艇を
        以て実施すべし

 17.09.06:呉防備戦隊電令作第63号:
       鳩、夏島、那沙美及び驅潜艇は呉防備戦隊電令作第61号によるE1、E2哨区の
       対潜掃蕩を止め佐伯防備隊司令所定の哨戒配備に復帰すべし

 17.10.14:呉防備戦隊電令作第81号:
       佐伯防備隊司令は呉鎮守府電令作第54号により諏訪丸、日威丸に対し
       夫々鳩、第四十六號哨戒艇をして当日日没後一時間迄直接護衛に任ぜしむべし

 17.10.17:呉防備戦隊電令作第83号:
       鳩は日威丸の護衛を止め細島方面に急行、哨戒艇に合同、敵潜掃蕩に従事すべし

 17.10.17:呉防備戦隊電令作第84号:
      1.対潜掃蕩区域を左の通り定む
                 伯防附属艦艇D0、E1、第三十一掃海隊E2
      2.第三十一掃海隊司令は南方部隊一隻を哨区に残し他の二隻を以てE2哨区の対潜掃蕩に
        任ずべし

 17.10.24:呉防備戦隊電令作第90号:
      1.本日1000北緯32度0分東経132度20分に於て日章丸雷撃を受け漂流中
      2.佐伯防備隊司令は鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、那沙美、第三十六號驅潜艇及び
        特別掃蕩隊(二隊)を現場に急派、日章丸の護衛並に附近海面の徹底的掃蕩に
        任ぜしむべし

 17.10.26:呉防備戦隊電令作第91号:左記に依り対潜掃蕩を実施すべし
      1.掃蕩部隊
      (イ)第一掃蕩隊:
         兵力:鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、第三十六號驅潜艇(各艇現護衛任務終了後)
         区域:D0、I1、E1、J1哨区
         指揮官:特務隊指揮官
      (ロ)特別掃蕩隊:
         兵力:(二隊)
         区域:D0、I1哨区沿岸寄り
         指揮官:浜崎大尉
      (ハ)第二掃蕩隊:
         兵力:第三十一掃海隊の二隻及び那沙美(日章丸護衛任務終了後)
         区域:E2哨区
         指揮官:第三十一掃海隊司令
      2.期間:毎日一隊宛て掃蕩を実施するものとす
        要領:各指揮官所定
      3.その他
        第一掃蕩隊、特別掃蕩隊:古江
        第二掃蕩隊:宿毛

 17.11.06:呉防備戦隊電令作第97号:
      1.熊野、筑摩、第十七驅逐隊(浦風、谷風)7日0600沖ノ島通過入港
      2.7日0400までに第二哨戒配備Aとなせ
      3.鳩、夏島は鎌倉丸護衛任務終了後、今夜右入泊までE2、E3哨区対潜掃蕩を
        実施すべし
      4.第三十一掃海隊の二隻は本日中に東水道(鵜来島の南北線以東)の掃海を実施すべし

17.11.20:呉防備戦隊電令作第3号:      1.阿賀野、第十七驅逐隊第二小隊、22日0700呉発第一水道出撃、        熊野、第十七驅逐隊第一小隊、同日午後呉発豊後水道出撃、何れもトラックに向う予定      2.22日0600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は22日夜間、鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、那沙美をして        D0、E1、E2哨区の対潜掃蕩を実施すべし      4.第三十一掃海隊司令は21日中に第一水道(四番浮標以南)の掃海を実施すべし 17.11.21:呉防備戦隊電令作第6号:      1.熊野、阿賀野、第十七驅逐隊、22日1530東水道南端を出撃トラックに向かうことに        改められる      2.22日1200迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は21日夜間、鳩、第三十一號哨戒艇、夏島、那沙美をして        E2、F3、J2、K1の対潜掃蕩を実施すべし   4.第三十一掃海隊司令は22日正午までに東水道(七番浮標以南)の掃海を実施すべし      5.電令作第3号及び第5号を取消す 17.11.21:呉防備戦隊電令作第7号:      1.間宮22日2200深島着南下      2.佐伯防備隊司令は怒和島をして深島より都井岬の90度線まで右直接護衛に任ぜしむべし 17.11.22:呉防備戦隊電令作第8号:      1.國丸11月23日0000北緯3度30分東経132度25分A点を経て0600第一水道南口通過        北上の予定      2.第三十一號哨戒艇は現任務終了後、A点より深島まで之が直接護衛に任ずべし 17.11.23:呉防備戦隊電令作第11号:      1.あきつ丸、嵐、野分、24日0830深島着南下、針路158度、速力17節      2.佐伯防備隊司令は23日夜間、怒和島、夏島、那沙美、第三十一號哨戒艇を以て        D0、E1、E2、J1、J2哨区の対潜掃蕩を実施せしむべし 17.11.23:呉防備戦隊電令作第12号:      1.富士山丸、24日1300深島を通過ショートランドに向け針路155度速力13節      2.怒和島は深島より都井岬の90度線まで右直接護衛に任ずべし      3.右任務終了後、都井岬附近より深島距岸10浬附近、九州沿岸の対潜掃蕩を実施しつつ        佐伯に帰投せよ 17.11.24:呉防備戦隊電令作第13号:   1.あけぼの丸、25日推定位置北緯31度37分東経12度30分(A点)1700深島着予定      2.怒和島は富士山丸を護衛しA点より深島まで右直接護衛に任じつつ佐伯に帰投すべし 17.11.27:呉防備戦隊電令作第15号:      1.日威丸、28日0600足摺埼灯台の182度53浬(A点)を経て深島に向う、針路317度        速力11節      2.佐伯防備隊司令は怒和島をしてA点より深島まで右直接護衛に従事せしむべし 17.12.03:呉防備戦隊電令作第21号:       怒和島はE船団護衛任務終了後、富士川丸機密第031948番電による       同艦の直接護衛並に水路嚮導に任ずべし 17.12.13:呉防備戦隊電令作第32号:      1.伊良湖、13日トラックに向け呉発、1400佐田岬着、第一水道南下      2.佐伯防備隊司令は怒和島をして水ノ子灯台より都井岬の90度まで        之が直接護衛に任ぜしむべし      3.右任務終了後、都井岬より深島まで沿岸20海里附近の対潜掃蕩を実施しつつ        帰投せしむべし 17.12.14:呉防備戦隊電令作第34号:       鳩及第三十六號驅潜艇は護衛任務終了後、種子島の西側及び大隅海峡を経て       九州東側(距離30浬)を北上対潜掃蕩を実施しつつ帰投せよ 17.12.15:呉防備戦隊電令作第37号:      1.尾上丸1100深島通過北上せり、鳩は電令作第36号による任務を取止め        都井岬より深島まで距岸10浬の夜間掃蕩を実施しつつ帰投せよ      2.以下略 17.12.18:佐伯防備隊電令作第38号:      1.今夜の掃蕩終了せば明19日0800以後、佐伯防備隊信電令作第5号による掃蕩隊の編成を解く      2.第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇は先任艇長之を指揮しE1、E2、J1、J2        哨区を南北に反復掃蕩を続行すべし      3.爾余の各艇は呉防戦機密第18191571番電の如く行動せよ 17.12.15:呉防備戦隊電令作第39号:      1.愛宕、16日1200北緯28度55分東経135度40分を経て17日0600沖ノ島の145度10浬に達し        東水道を北上の予定      2.鳩は電令作第37号による掃蕩任務終了後、17日0000愛宕に会合する如く行動        爾後、同艦の直接護衛に任じつつ帰投すべし 17.12.16:呉防備戦隊電令作第41号:      1.鳩、本日2020沖ノ島の147度56浬に於て敵潜を捕捉攻撃中      2.佐伯防備隊司令は全力を挙げて之が撃滅に任ずべし 17.12.18:呉防備戦隊電令作第47号:      1.日瑞丸辰宮丸、19日1200深島通過、爾後針路概ね175度、速力10.5節      2.第四十六號哨戒艇は佐伯防備隊電令作第38号の掃蕩を兼ね深島より都井岬の90度線まで        之が直接護衛に任ずべし 17.12.19:呉防備戦隊電令作第50号:      1.佐伯防備隊司令は明20日怒和島、第三十六號驅潜艇、第三十七號驅潜艇を以て        E1、E2、J1、J2哨区の夜間掃蕩を実施すべし      2.第三十一號哨戒艇は20日1730以後、掃蕩を止め佐伯に帰投補給に任ずべし 17.12.21:呉防備戦隊電令作第53号:      1.0020浮上敵潜水艦一隻都井岬の94度62浬に発見、怒和島攻撃中      2.佐伯防備隊司令は怒和島、第三十六號驅潜艇、第三十七號驅潜艇(以上現場にあり)        第三十一號哨戒艇、鳩を以て之が掃蕩撃滅に任ずべし      3.各部隊一層警戒を厳にせよ 17.12.21:呉防備戦隊電令作第56号:      1.知床、21日1800北緯31度08分東経133度20分深島に向う、速力9節      2.大光丸、22日0000北緯30度50分東経132度32分深島に向う、速力8節      3.佐伯防備隊司令は掃蕩を兼ね掃蕩隊の各一艇をして知床、大光丸の直接護衛に任ぜしむべし 17.12.21:呉防備戦隊電令作第58号:       明22日より掃蕩は当分の間、左により実施すべし      1.掃蕩隊        (イ)兵力:鳩、第三十一號哨戒艇、第四十六號哨戒艇、怒和島、第三十六號驅潜艇、              第三十九號驅潜艇        (ロ)期間:時令ある迄、毎日夜間        (ハ)区域:北緯31度以北海面        (二)昼間待機基地:油津(宿毛)基地待機中は当直艇一隻を定め10節即時待機とす        (ホ)右の外、佐伯防備隊司令所定      2.特別掃蕩隊及び第三十一掃海隊、第三十四掃海隊による掃蕩はその都度定む      3.今夜の掃蕩終了せば鳩、第三十一號哨戒艇は佐伯に帰投し船団護衛に任ずべし 17.12.26:呉防備戦隊電令作第62号:      1.26日より当隊電令作第58号による掃蕩兵力を第四十六號哨戒艇、由利島、釣島とす      2.第三十九號驅潜艇は佐伯に帰投、補給後、船団護衛に任ずべし 17.12.27:呉防備戦隊電令作第69号:      1.長興丸、28日1200北緯30度東経133度(A点)29日0800深島着北上、速力8.5節      2.怒和島は船団護衛任務終了後、A点より深島まで右直接護衛に任ずべし
18.01.16:呉防備戦隊電令作第7号:      1.龍田17日沖ノ島通過北上の予定      2.佐伯防備隊司令は怒和島をして準備出来次第、佐伯出港、龍田と会合、直接護衛並に        豊後水道の水路嚮導に任ぜしむべし、龍田の位置、針路、速力は後報する 18.01.17:呉防備戦隊電令作第8号:      1.1月18日午後第一航空戦隊(翔鶴欠)武藏、秋雲、雪風、内海発        19日0400沖ノ島南下、第十驅逐隊(秋雲欠)出撃す、針路130度速力22節      2.18日2300までに第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は釣島、那沙美、怒和島、由利島、第三十七號驅潜艇を以て18日夜間出撃        航路(沖ノ島より70浬迄)の掃蕩を実施したる後、その艦隊通過後は約3時間        追躡潜水艦の阻止に任ずべし      4.略      5.第三十一號哨戒艇、第三十六號驅潜艇は現任務終了せば先任艇長所定により        艦隊航路の西方を掃蕩しつつ北上すべし 18.01.18:呉防備戦隊電令作第9号:      1.第二日新丸、20日正午位置北緯30度東経132度、室戸埼を経て紀伊水道に入る、速力11節      2.佐伯防備隊司令は怒和島(現任務終了後)及び第三十九號驅潜艇をして        20日昼間第二日新丸に会合、東経133度45分線まで直接護衛に任ぜしむべし      3.20日正午位置及び針路の詳細は後報す 18.01.20:呉防備戦隊電令作第13号:      1.鳩はパラオより帰投の際、第四十三警備隊指令の指示を受けNKF又はNCD迄        吉野丸、六甲山丸、生駒丸、建國丸の直接護衛に任ずべし      2.行動を予定し報告すべし 18.01.31:呉防備戦隊電令作第27号:   1.山城、2月2日1000沖ノ島通過、横鎮海面防備部隊驅逐艦3隻護衛の下に横須賀に   回航予定出撃、針路概ね135度      2.2日0600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は夏島、怒和島、由利島、第三十六號驅潜艇を以て1日夜間出撃        針路上沖ノ島より70浬迄の対潜掃蕩を実施したる後、那沙美及び第三十六號驅潜艇をして        追躡潜水艦の阻止に任ぜしむべし        怒和島、由利島は掃蕩終了後、佐伯に帰投、補給の上別令により行動、        潜校教務に協力せしむべし      4.略 18.02.08:呉防備戦隊電令作第36号:       鳩は現任務終了後、種子島東方40浬附近より深島まで桑港丸を捜索しつつ北上 18.02.11:呉防備戦隊電令作第38号:      1.12日より3日間の日施掃蕩隊を怒和島及第三十九號驅潜艇に指定す      2.間宮12日1300深島通過、爾後針路140度、速力11節にて南下す        佐伯防備隊司令は右掃蕩隊又は其の1隻をして掃蕩を兼ね深島より都井岬の90度線まで        之が直接護衛に任ぜしむべし 18.02.14:呉防備戦隊電令作第38号:      1.陸奥、山雲、旗風、野風、左の点を通過、横須賀より柱島に回航の予定        2月15日横須賀発(中略)16日1530沖ノ島を通過      2.16日1200迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は釣島、夏島、怒和島、由利島、第三十六號、第三十七號、        第三十九號驅潜艇を以て15日夜間、沖ノ島より70浬まで其の航路上の対潜掃蕩を        実施したる後、由利島、第三十七號驅潜艇の外は16日昼間艦隊水道南端着まで         沖ノ島より30浬まで其の航路上の哨戒に任ぜしむべし      4.第三十一掃海隊司令は16日1200迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし 18.02.14:呉防備戦隊電令作第39号:      1.葉15日1900水ノ子通過、東水道を出撃、TPに向う、針路概ね150度      2.日施掃蕩隊、今夜航路上沖ノ島より50浬迄の掃蕩を実施すべし      3.第三十一掃海隊司令は15日1700迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了したる後、        葉出撃までG2哨区北半の対潜掃海に任ずべし 18.02.18:呉防備戦隊電令作第44号:      1.20日第八戦隊(筑摩欠)及日進、21日第二航空戦隊(飛鷹欠)及第十五驅逐隊(親潮欠)        沖ノ島通過(両日共0730)北上の予定帰着、針路概ね345度      2.飛鷹及鹿屋空飛行機は九州東方及南方海面対潜掃蕩実施の予定      3.20日21日両日共0500迄に第二哨戒配備Aとなせ      4.佐伯防備隊司令は19日20日両日、釣島、第三十一號哨戒艇、夏島、怒和島、第三十六號、        第三十九號驅潜艇を以て艦隊航路上、沖ノ島より70浬迄の夜間掃蕩を実施すべし      5.第三十一掃海隊司令は19日20日両日共、日没迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すると        共に両日共、夜間その隊の2隻を以てE2哨区の掃蕩を実施すべし 18.02.20:呉防備戦隊電令作第48号:      21日より3日間の日施掃蕩隊を第三十九號驅潜艇及怒和島に指定す 18.02.21:呉防備戦隊電令作第49号:      1.建川丸、20日0600A点(都井埼の115度7浬)1200B点(北緯32度東経132度)        1500深島着予定の所、未だ入港せず、速力12.5節      2.第三十九號驅潜艇及怒和島は深島よりA点まで右捜索し之が護衛に任ずべし 18.02.22:呉防備戦隊電令作第51号:      1.特務艦大瀬、21日2250敵潜水艦と交戦中、東経133度北緯29度30分      2.佐伯防備隊司令は第三十九號驅潜艇及怒和島をして右潜水艦の撃滅に任ぜしむべし 18.02.22:呉防備戦隊電令作第52号:      1.21日2300北緯29度30分東経133度にて敵潜の雷撃を受けたる艦あり      2.左により対潜掃蕩を実施すべし        イ.現物を中心とするS0、T0哨区:第三十九號驅潜艇、怒和島          (第三十一號哨戒艇、那沙美は船団護衛任務終了後、右に協力)        ロ.J0哨区:第三十六號驅潜艇、由利島        ハ.E0哨区:第三十一掃海隊2隻、第三十四掃海隊1隻、指揮官:第三十一掃海隊司令        ニ.D0Iの哨区:佐伯防備隊特別掃蕩隊 18.02.23:呉防備戦隊電令作第54号:      1.特別掃蕩隊の外、電令作第52号による現掃蕩を止め怒和島、第三十九號驅潜艇は深島に向い        第三十一號哨戒艇、那沙美、由利島、第三十六號驅潜艇は沖ノ島に向い、夫々掃蕩を        実施しつつ佐伯に帰投せよ、但し怒和島及び那沙美は豊後水道南口まで右掃蕩終了せば        特令あるまで日施掃蕩に任ずべし      2.特別掃蕩隊は今夜D0I哨区の掃蕩終了後、佐伯に帰投すべし 18.02.23:呉防備戦隊電令作第55号:      1.畿内丸日祐丸(重要輸送船)24日1000深島南下、トラックに向う速力10節      2.佐伯防備隊司令は鳩、夏島をして水ノ子より北緯27度線まで右護衛に任ぜしむべし 18.02.25:呉防備戦隊電令作第56号:      1.26日より3日間の日施掃蕩を釣島及由利島に指定す      2.怒和島及那沙美は今夜の掃蕩終らば佐伯に帰投せよ 18.02.25:呉防備戦隊電令作第57号:      1.電令作第56号を取消す      2.26日の日施掃蕩隊を怒和島及由利島に、27日より3日間の日施掃蕩を釣島及由利島に指定す      3.那沙美は25日、怒和島は26日の掃蕩終わらば佐伯に帰投せよ 18.02.28:呉防備戦隊電令作第62号:      1.あきつ丸3月2日正午位置:北緯28度20分東経134度38分(A点)針路概ね325度        速力16節(実速14節)、北緯31度52分東経132度00分より深島に向う      2.佐伯防備隊司令は鳩をしてA点附近より深島まで右直接護衛に任ぜしむべし 18.03.01:呉防備戦隊電令作第66号:      1.明2日より3日間の日施掃蕩隊を第三十六號驅潜艇及び第四十六號哨戒艇に指定す      2.嘉義丸2日1200深島通過、爾後針路概ね195度速力10節      3.佐伯防備隊司令は日施掃蕩隊をして掃蕩を兼ね都井岬の90度迄、右直接護衛に任ずべし      4.右護衛任務終了後、掃蕩しつつ北上、宿毛に入泊せしむべし 18.03.01:呉防備戦隊電令作第67号:      1.國丸4日0700深島通過北上の予定、3日正午位置北緯28度35分東経133度6分(A点)        速力15節(実速14節)の予定      2.佐伯防備隊司令は第三十一號哨戒艇より深島まで右直接護衛に任ずべし 18.03.02:呉防備戦隊電令作第68号:      1.大淀3月4日1135沖ノ島出撃、山雲、旗風護衛の下に横須賀に回航の予定、出撃針路120度      2.4日0830迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は鳩、第四十六號哨戒艇、釣島、那沙美、第三十六號驅潜艇をして        3日夜出撃、針路上沖ノ島より70浬迄の往復掃蕩を実施したる後、沖ノ島より概ね30浬迄        追躡潜水艦の阻止に任ぜしむべし      4.第三十一掃海隊司令は4日1000迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すると共に        3日夜その隊の3隻を以てE2哨区の掃蕩を実施し、4日大淀出撃時はE2哨区北半の        哨戒を厳施すべし 18.03.02:呉防備戦隊電令作第69号:      1.陸軍輸送船くらいど丸、鎭西丸、七星丸、26日パラオ発3月7日0600深島通過の予定        5日及び6日の正午位置:北緯27度40分東経132度12分、北緯30度40分東経132度08分      2.佐伯防備隊司令は怒和島及夏島をして現護衛任務終了後、5日正午頃右船団と会合        深島まで直接護衛に任ぜしむべし 18.03.04:呉防備戦隊電令作第70号:       明5日より3日間の日施掃蕩部隊を第三十一號哨戒艇及釣島に指定す 18.03.05:呉防備戦隊電令作第71号:      1.大淀3月7日1135沖ノ島出撃、山雲、野風護衛の下に横須賀に回航の予定、出撃針路120度      2.7日0830迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は鳩、第三十一號哨戒艇、釣島、第三十六號驅潜艇をして        6日夜出撃、針路上沖ノ島より70浬迄の往復掃蕩を実施したる後、沖ノ島より概ね30浬迄        追躡潜水艦の阻止に任ぜしむべし      4.第三十一掃海隊司令は7日1000迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すると共に        6日夜その隊の3隻を以てE2哨区の掃蕩を実施し、7日大淀出撃時はE2哨区北半の        哨戒を厳施すべし 18.03.05:呉防備戦隊電令作第72号:      1.伊良湖、6日1500佐田岬通過、第一水道出撃す、深島より針路148度、速力17節      2.佐伯防備隊司令は鳩をして深島より概ね都井岬の90度線まで右護衛に任ぜしめたる後、        電令第70号に依る任務に従事せしむべし      3.電令作第71号による掃蕩隊より鳩を除く 18.03.06:呉防備戦隊電令作第73号:      1.陸軍輸送船くらいど丸、鎭西丸、七星丸、豊後水道に向け北上中、6日正午位置        北緯30度53分東経132度38分、針路350度、速力6節      2.第三十一掃海隊司令はその隊の1隻をしてこれに会合、深島まで護衛に任ぜしむべし        電令作第71号による掃蕩兵力を2隻に改む      3.怒和島及夏島は会合出来ざる場合はその後方の警戒に任じつつ北上、怒和島は細島に寄港        船員を陸上に収容したる後、佐伯に帰投すべし 18.03.06:呉防備戦隊電令作第74号:       陸軍輸送船鎭西丸、北緯30度53分東経132度38分、敵潜の雷撃を受く、直に掃蕩せよ   18.03.06:呉防備戦隊電令作第75号:       呉防備戦隊電令作第71号による大淀出撃針路上の対潜掃蕩を第三十一掃海隊(第七玉丸欠)に       改む 18.03.07:呉防備戦隊電令作第76号:      1.怒和島は有明湾に急行、1900同地発の鎭西丸、七星丸を細島沖まで護衛、同地に於て        船員を陸上に収容したる後、佐伯に帰投補給に任ずべし      2.第三十一掃海隊司令は其の隊の二隻をして細島沖にて護衛を引継ぎ深島まで護衛に任ずべし      3.第七玉丸、山水丸、現地着迄くらいど丸哨戒監視に任ずべし 18.03.07:呉防備戦隊電令作第77号:      1.第三十一掃海隊司令は其の隊の二隻(第七玉丸外一隻増派)をして都井岬火岬連結線以北の        湾口哨戒実施      2.佐伯防備隊司令は        (イ)第三十六號驅潜艇、第三十一號哨戒艇、釣島をして都井岬を中心とする15浬圏内の           対潜掃蕩実施        (ロ)山水丸をしてくらいど丸救難に任ぜしめつつ同錨地附近の哨戒実施      3.佐伯航空隊は7日1400基地を鹿屋海軍航空隊に進出、当隊に協力      4.第四十六號哨戒艇、那沙美は船団護衛終了後、掃蕩隊に編入の予定 18.03.07:呉防備戦隊電令作第78号:      1.嚴島丸、8日0600の位置A点北緯29度33分東経132度43分針路50度速力13節      2.第四十六號哨戒艇、那沙美は現任務終了後、A点より東経134度線迄護衛に任じたる後        帰投せよ 18.03.08:呉防備戦隊電令作第79号:       第三十六號驅潜艇、第三十一號哨戒艇は当隊機密第072230番電による護衛任務終了後       古江に仮泊、8日夜間掃蕩以後は油津を基地とし特令ある迄I2、J3、N1、O1哨区の       夜間掃蕩を実施すべし 18.03.08:呉防備戦隊電令作第80号:      1.夏島及怒和島は佐伯に於ける補給後、直に掃蕩隊に復帰すべし      2.第四十六號哨戒艇は現任務終了後、掃蕩隊に入れ      3.釣島は佐伯に帰投、補給の上、別に定むる所に依り飛行機魚雷採集に任ずべし      4.那沙美は現任務終了後、佐伯に於て補給の上、後命を待て 18.03.08:呉防備戦隊電令作第81号:      1.味方飛行機の情報:室戸埼の230度25浬に敵潜水艦らしきものを認む、針路西8日1010      2.佐伯防備隊司令は掃蕩隊を以てF1,F3哨区の掃蕩を実施すべし       3.第三十一掃海隊司令は「ケ」「フ」哨区の哨艇を残し全力を以てE2、E1哨区の掃海を        実施すべし 18.03.08:呉防備戦隊電令作第82号:   18.03.09:呉防備戦隊電令作第83号:      1.山霜丸、9日正午位置:北緯28度55分東経134度02分、速力12節深島に向う      2.第三十一號哨戒艇は之と会合し深島まで直接護衛に任じたる後、掃蕩隊に復帰せよ 18.03.09:呉防備戦隊電令作第84号:      1.摩耶山丸、12日正午位置:北緯28度04分東経133度00分(A点)速力16節(実速14節)        深島に向う      2.鳩は現任務終了後、内海発A点より深島まで右直接護衛に任ずべし 18.03.09:呉防備戦隊電令作第85号: 18.03.--:呉防備戦隊電令作第86号:(欠?) 18.03.09:呉防備戦隊電令作第87号: 18.03.09:呉防備戦隊電令作第88号:      1.明11日榛名、沖ノ島通過後、第三哨戒配備の令あらば第四十六號哨戒艇の外、掃蕩隊は        佐伯に帰投、補給すべし、爾後の行動は後令す      2.佐伯防備隊司令は第四十六號哨戒艇、那沙美をして11日より特令ある迄豊後水道南方海面の        南方海面の夜間掃蕩に任ぜしむべし 18.03.10:呉防備戦隊電令作第89号:      1.鳩は大隅海峡東口に急行、当隊電令作第87号による榛名(凉月護衛)に合同        同艦の直接護衛に任ずべし、本任務に関し榛名艦長の指揮を受くべし      2.右任務終了後、電令作第84号の護衛任務に従事すべし 18.03.11:呉防備戦隊電令作第90号:      1.敵浮上潜水艦見ゆ、都井岬の145度80浬      2.掃蕩隊及び伯空は之を撃滅すべし 18.03.11:呉防備戦隊電令作第91号:       第三十一號哨戒艇、怒和島、第三十六號驅潜艇を掃蕩隊に編入す       補給終了次第出港、電令作第90号に依る敵潜掃蕩に任ずべし 18.03.11:呉防備戦隊電令作第92号:      1.夏島及釣島を掃蕩隊に編入す      2.第四十六號哨戒艇は12日正午以後掃蕩を中止、佐伯に帰投補給すべし 18.03.12:呉防備戦隊電令作第93号:      1.聖川丸、12日正午位置:北緯30度14分東経133度21分、針路8度速力14節      2.第三十一號哨戒艇は之と合同し北緯32度付近まで護衛に任ずべし 18.03.12:呉防備戦隊電令作第94号:摩耶山丸 18.03.12:呉防備戦隊電令作第95号: 18.03.13:呉防備戦隊電令作第96号:隠戸 18.03.13:呉防備戦隊電令作第97号:      1.間宮、13日1200北緯30度15分東経134度35分、14日0800深島      2.夏島は一時掃蕩を止め適宜、間宮に合同、深島まで右護衛に任ずべし 18.03.14:呉防備戦隊電令作第98号: 18.03.14:呉防備戦隊電令作第99号:      1.嚴島丸、15日1900深島通過、爾後針路185度速力15節      2.夏島は今夜E1、J1哨区を掃蕩したる後、古江に入港        明日嚴島丸に合同、種子島南端の90度線まで護衛したる後、掃蕩隊に復帰すべし 18.03.15:呉防備戦隊電令作第100号:       現任務終了せば鳩及び第四十六號哨戒艇は鳩艇長之を指揮し日豐丸の航路上を掃蕩しつつ       北上、之に会合せば護衛しつつ佐伯に帰投せよ 18.03.15:呉防備戦隊電令作第101号:日豐丸   18.03.16:呉防備戦隊電令作第102号: 18.03.16:呉防備戦隊電令作第103号:      1.17日0900以後、第三十六號驅潜艇及釣島を掃蕩隊より除き怒和島を編入す      2.夏島及び怒和島は夏島艇長之を指揮し油津を基地とし掃蕩を続行すべし      3.第三十六號驅潜艇及釣島は16日夜間掃蕩終了後、佐伯に帰投、補給の上        第三十六號驅潜艇は呉に回航修理、釣島は別に定むる所により飛行機の魚雷採集に任ずべし 18.03.16:呉防備戦隊電令作第104号: 18.03.17:呉防備戦隊電令作第105号:      1.今夜の掃蕩要領左の外、指揮官所定        (イ)発動点:大島灯台の75度5浬        (ロ)発動時刻:1800        (ハ)速力10節        (二)針路75度0130より315度(船団航路)      2.深島まで掃蕩終らば夏島は佐伯帰投補給、怒和島は古江に仮泊すべし      3.明日の掃蕩要領追て定む 18.03.18:呉防備戦隊電令作第106号:      1.今夜の掃蕩は怒和島のみとす、1730仮泊地発      2.0800迄に佐伯湾口に帰投、佐伯防備隊司令所定により第七回聯合教練に参加すべし 18.03.18:呉防備戦隊電令作第107号:      1.第三戦隊(榛名欠)驅逐艦二隻護衛の下に3月20日0000大隅海峡、0800沖ノ島通過        入泊の予定      2.20日0600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:朝倉少佐、兵力:鳩、第四十六號哨戒艇、夏島、怒和島)は        19日夜沖ノ島より入泊、航路上50浬迄の往復掃蕩を実施したる後、艦隊沖ノ島通過迄        E2北半哨区の警戒に任ずべし        但し鳩は0500以後、掃蕩隊より之を除き別に定むる所により行動せしむ      4.第三十一掃海隊司令は3月20日0600迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし 18.03.18:呉防備戦隊電令作第108号: 18.03.19:呉防備戦隊電令作第109号:      1.國丸20日1900深島を通過、爾後針路156度速力14節の予定      2.第四十六號哨戒艇は今夜の掃蕩後、適宜昼間仮泊、深島より都井岬の90度線まで        右直接護衛に任すべし 18.03.--:呉防備戦隊電令作第110号:(欠) 18.03.20:呉防備戦隊電令作第111号:      1.翔鶴よりの情報に依れば20日1000北緯32度00分東経133度25分敵潜らしき水中信号聞ゆ      2.佐伯防備隊司令は怒和島、由利島をして補給終了次第、之が索敵撃滅に任ぜしむべし 18.03.20:呉防備戦隊電令作第112号:      1.第二航空戦隊、第八戦隊、驅逐艦三隻、22日1200佐伯発第二水道を出撃、1500沖ノ島        針路170度、速力24節、1700針路20度      2.22日1200迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:朝倉少佐、兵力:第三十一號哨戒艇、怒和島、由利島)は        20日夜沖ノ島より概ね80浬附近まで其の航路上の対潜掃蕩を実施したる後、        E2哨区の警戒に任ずべし      4.第三十一掃海隊司令は22日1000迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし 18.03.22:呉防備戦隊電令作第113号:       第四十六號哨戒艇は22日より3日間日施掃蕩隊に任ずべし       掃蕩区域は特令するものの外E0、J0、T0哨区とし掃蕩要領は艇長所定とす 18.03.22:呉防備戦隊電令作第114号:       明23日0800陸軍機帆船群(39隻)速吸瀬戸通過、南下の予定       佐伯防備隊司令は第六部隊の一隻をして速吸瀬戸より深島まで水路嚮導に任ぜしむべし 18.03.23:呉防備戦隊電令作第115号:      1.船団(五隻)24日0400佐伯出港、深島よりの針路180度、速力8節      2.第四十六號哨戒艇は今夜種子島東方より船団針路上の掃蕩を実施し古江に入泊すべし 18.03.23:呉防備戦隊電令作第116号:      1.明24日より3日間の日施掃蕩兵力を夏島に指定す、主としてE0、J0、I0哨区の        掃蕩を実施すべし      2.第四十六號哨戒艇は今夜の掃蕩終わらば佐伯に帰投せよ 18.03.25:呉防備戦隊電令作第117号:      1.夏島0406沖ノ島灯台の222度43浬に於て探知爆雷攻撃をなせり      2.摩耶山丸は鳩、之を護衛1200佐伯出港      3.夏島は摩耶山丸附近海面通過まで(1700頃)E1哨区の針路上を掃蕩すべし      4.第四十六號哨戒艇は準備出来次第、摩耶山丸出撃針路上を掃蕩したる後、是に合同        北緯30度まで護衛に任ずべし 18.03.25:呉防備戦隊電令作第118号:       夏島は当隊電令作第117号による掃蕩終わらば、今夜九州沿岸15浬附近を掃蕩しつつ南下       次いでI2、N1哨区を掃蕩したる後、油津に入泊、明26日夜間はI2、J3、J2、       E2哨区の掃蕩を実施すべし 18.03.25:呉防備戦隊電令作第119号:      1.27日より3日間の日施掃蕩艇を怒和島に指定す、特令するものの外、        主としてE0、J0、I0哨区の掃蕩を実施すべし      2.間宮、27日1030深島通過、爾後針路145度、速力11節      3.佐伯防備隊司令は怒和島をして掃蕩を兼ね深島より都井岬の95度線まで右護衛に        任ぜしむべし 18.03.--:呉防備戦隊電令作第120号:(欠) 18.03.26:呉防備戦隊電令作第121号:      1.第七戦隊、浦風、萩風、3月28日1600沖ノ島通過、入泊の予定、針路340度速力20節       2.28日1400迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:朝倉少佐、兵力:第四十六號哨戒艇、由利島、怒和島、但し        怒和島は電令作第119号による間宮護衛後とす)は27日2100発動、その針路上      4.第三十一掃海隊司令は28日1200迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし        沖ノ島より80浬まで往復掃蕩を実施したる後、艦隊入泊までE2哨区北半の警戒に任ずべし 18.03.26:呉防備戦隊電令作第122号:       昭勢丸及博丸は昭勢丸艇長之を指揮し準備出来次第サイパン発佐伯に帰投すべし       帰途途次、所在指揮官の協議に応じ北上船団(船舶)の護衛に任ずべし       行動を予定し報告すべし 18.03.27:呉防備戦隊電令作第123号: 18.03.28:呉防備戦隊電令作第124号:      1.伊良湖、30日1000北緯29度05分東経134度40分深島に向う、速力14節(実速力12.5節)        31日0600の推定位置 北緯30度50分東経133度22分      2.第四十六號哨戒艇及び由利島は現任務終了後、先任艇長之を指揮、伊良湖に合同        深島迄護衛に任ずべし 18.03.28:呉防備戦隊電令作第125号:      1.特務艦足摺、30日0800深島着北上の予定、深島迄の針路335度速力15節(実速力約14節)      2.第三十一號哨戒艇は現任務終了後、29日1200之と会合、深島まで護衛に任ずべし 18.03.30:呉防備戦隊電令作第126号:      1.輸送船ひまらや丸、はんぶるぐ丸、空知丸、30日1200の位置北緯29度05分東経134度22分        深島に向う、速力9節      2.第三拓南丸及由利島は船団任務終了後、右輸送船と会合、先任艇長指揮し深島まで        護衛に任ずべし 18.03.30:呉防備戦隊電令作第127号:        伊良湖30日2000の位置北緯29度05分東経134度40分        31日1700深島着の予定      2.第四十六號哨戒艇は船団護衛任務終了後、之と合同、深島迄護衛に任ずべし 18.03.30:呉防備戦隊電令作第128号:      1.第三戦隊、萩風、浦風、3月31日1800沖ノ島出撃の予定       2.31日1600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:朝倉少佐、兵力:鳩、第三十一號哨戒艇、第三十六號驅潜艇、        怒和島)は別令所定に依り航路上の掃蕩を実施すべし      4.第三十四掃海隊司令は31日1400迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了したる後        艦隊出撃までE2哨区北半の警戒に任ずべし 18.03.30:呉防備戦隊電令作第129号:      1.当隊電令作第128号による掃蕩要領左の通り定む        (イ)31日0900東水道南端発動、速力10節        (ロ)1100まで針路170度爾後針路125度        (ハ)1700反転往復掃蕩、但し艦隊出会後は追躡潜水艦の阻止つつ北上す        (ニ)右の外は指揮官所定      2.鳩は往路の掃蕩終らば別令所定に依り西貢丸、盤谷丸の護衛に任ずべし 18.03.30:呉防備戦隊電令作第130号:      1.盤谷丸、西貢丸、正午位置:4月1日北緯27度48分東経134度46分、        4月2日北緯31度43分東経132度25分      2.鳩は電令作第129号による往路の掃蕩終了後、4月1日正午頃之と会合        佐伯まで護衛に任ずべし 18.03.30:呉防備戦隊電令作第131号:      1.盤谷丸、西貢丸、4月1日1400A点(北緯28度06分東経134度34分)より深島に向う      2.鳩は31日0730佐伯発A点より深島まで右直接護衛に任ずべし 18.04.01:呉防備戦隊電令作第132号:      1.第二日新丸、4月1日正午位置:北緯29度50分東経133度32分      2.佐伯防備隊司令は由利島をしてこれと会合、深島まで護衛に任ずべし 18.04.01:呉防備戦隊電令作第133号:      1.第二日新丸、2日0000の位置:北緯31度17分東経132度45分、針路335度速力8節      2.特別掃蕩隊は2日0600之と会合し爾後、第三十一哨戒艇及び第三十六號驅潜艇は        深島まで護衛に任じ怒和島及由利島は先行帰投せよ 18.04.03:呉防備戦隊電令作第134号:       1.~國丸、4月3日1700深島通過、爾後針路165度、速力16節      2.鳩は便宜佐伯出港、水ノ子より種子島南端の90度線まで護衛に任ずべし 18.04.04:呉防備戦隊電令作第135号:      1.現任務終了後、第三十一號哨戒艇は足摺埼に、第三拓南丸は深島に、第三十六號驅潜艇は        都井岬南東20浬を経て深島に向い掃蕩しつつ帰投せよ 18.04.05:呉防備戦隊電令作第136号:      1.あきつ丸、6日正午位置:北緯27度18分東経130度42分、速力16節      2.第三十一號哨戒艇は準備出来次第出港、6日昼間これと会合、深島まで護衛に任ずべし 18.04.06:呉防備戦隊電令作第137号:      1.建川丸、6日正午推定位置:北緯24度25分東経132度00分針路0度、8日0800深島着の予定      2.佐伯防備隊司令は由利島をして7日午後之と会合、保戸島まで護衛に任ぜしむべし        建川丸の確実なる位置針路は追って通知す 18.04.07:呉防備戦隊電令作第138号:      1.輸送船4隻(大日丸、瑞祥丸、東jロ、英蘭丸)7日及8日正午位置:        北緯28度14分東経134度13分、北緯31度00分東経132度05分、9日深島着の予定      2.第三十一掃海隊司令は第八拓南丸、第三十五號驅潜艇を指揮し便宜佐伯発、8日午前右と会合        深島まで護衛に任ずべし 18.04.08:呉防備戦隊電令作第139号:      1.日進、敷波、4月9日1900深島出撃後、針路140度速力18節      2.9日1600迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:朝倉少佐、兵力:怒和島、第三十一號哨戒艇、第三十六號驅潜艇)は        1500発動、深島より80浬まで其の針路上の掃蕩を実施したる後、追躡潜水艦の阻止に任ずべし 18.04.08:呉防備戦隊電令作第140号:      1.足摺、10日佐伯発、0900深島通過、爾後針路140度速力16節、横浜に向う      2.第三十一號哨戒艇は電令作第139号の任務終了後、深島に於て右と会合、東経133度40分まで        護衛に任ずべし 18.04.10:呉防備戦隊電令作第141号:      1.新玉丸、12日1200の概位:北緯29度東経131度、速力11.5節      2.第三十五號驅潜艇は便宜出港、12日昼間之と会合、深島まで護衛に任ずべし        新玉丸の確実なる位置針路追って通知す 18.04.12:呉防備戦隊電令作第142号:       本日0800以後の配備... 18.04.12:呉防備戦隊電令作第143号:      1.鹿島、初風、4月13日1930の位置:北緯29度46分、東経134度12分、沖ノ島に向う        実速力15節      2.特別掃蕩隊(指揮官:第三十五號驅潜艇長、兵力:第三十五號驅潜艇及第三十六號驅潜艇)は        13日1800発動、沖ノ島より其の航路上80浬までの往復掃蕩を実施したる後、艦隊沖ノ島通過迄        E2哨区北半の警戒に任ずべし      3.第三十一掃海隊司令は13日中に七番浮標以南の第二水道の掃海を完了すべし 18.04.13:呉防備戦隊電令作第144号:       電令作第142号の対潜特別配備... 18.04.14:呉防備戦隊電令作第145号:      1.伊良湖、14日1700深島通過、爾後針路145度、速力16節      2.佐伯防備隊司令は由利島をして深島より都井埼の90度線まで右護衛に任ぜしむべし 18.04.15:呉防備戦隊電令作第146号:      1.大淀、17日0630の位置:北緯31度48分東経134度21分、針路300度、速力24節        1140沖ノ島北上の予定      2.特別掃蕩隊(指揮官:第三十五號驅潜艇長、兵力:第三十五號驅潜艇及第三十六號驅潜艇)は        16日1800発動、沖ノ島より70浬まで其の航路上の往復掃蕩を実施したる後、大淀沖ノ島通過迄        E2哨区北半哨区の警戒に任ずべし      3.第三十一掃海隊司令は16日中に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし 18.04.15:呉防備戦隊電令作第147号:       電令作第146号による特別掃蕩隊兵力に第三十一號哨戒艇を加う 18.04.16:呉防備戦隊電令作第148号:      1.あかつき丸、17日正午推定位置:北緯29度00分東経131度10分、18日0800頃深島通過        北上の予定      2.佐伯防備隊司令は由利島をして17日午後昼間、之と会合、深島まで護衛に任ぜしむべし        あかつき丸の行動詳細、判明次第通知す 18.04.08:呉防備戦隊電令作第149号:      1.足摺、10日佐伯発、0900深島通過、爾後針路140度速力16節、横浜に向う      2.第三十一號哨戒艇は電令作第139号の任務終了後、深島に於て右と会合、東経133度40分まで        護衛に任ずべし 18.04.18:呉防備戦隊電令作第150号:      1.状況当隊電令作第149号... 18.04.18:呉防備戦隊電令作第151号:      1.状況当隊機密第180905番電... 18.04.18:呉防備戦隊電令作第152号:      1.電令作第149号による多摩丸、大井丸の... 18.04.18:呉防備戦隊電令作第153号:          1.通常配備となせ、第十コ豐丸、福志満丸に対する... 18.04.20:呉防備戦隊電令作第154号:      1.C澄丸、20日2400室戸埼の233度40浬(A点)21日正午北緯30度30分東経132度30分、速力15節      2.第三十一號哨戒艇はA点より種子島東方まで之が直接護衛に任ずべし 18.04.21:呉防備戦隊電令作第155号:      1.間宮、總洋丸(護衛艦:巻波)23日1200北緯30度37分東経132度32分、針路325度        24日0400深島北上の予定      2.特別掃蕩隊(指揮官:第三十五號驅潜艇長、兵力:第三十五號驅潜艇及第三十六號驅潜艇)は        23日1300発動、深島より80浬まで其の航路上の往復掃蕩を実施すべし、掃蕩の途上会合せば        その護衛に任じつつ北上、深島より佐伯まで嚮導に任ずべし 18.04.21:呉防備戦隊電令作第156号:   1.電令作第155号関連... 18.04.24:呉防備戦隊電令作第157号:       今夜E0哨区より... 18.04.24:呉防備戦隊電令作第158号:      1.~國丸、27日正午位置:北緯28度20分東経133度07分、28日0900深島北上の予定      2.第三十五號驅潜艇及第三十六號驅潜艇は先任艇長之を指揮し27日1830発動、深島より80浬まで        其の航路上の往復掃蕩を実施すべし        本掃蕩中、~國丸と会合せば深島まで直接護衛に任ずべし 18.04.25:呉防備戦隊電令作第159号:      1.日向、新月、濱風、28日1930沖ノ島出撃、爾後北緯32度10分東経132度37分及び都井岬の143度        12浬を経て大島海峡に向う      2.28日1630迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.第三十五號驅潜艇及第三十六號驅潜艇は先任艇長之を指揮し電令作第158号任務に引続き        28日1200発動、沖ノ島より都井岬の南方まで其の航路上の掃蕩を実施すべし      4.第三十一掃海隊司令は七番浮標以南の第二水道の掃海を完了すべし 18.04.26:呉防備戦隊電令作第160号:      1.26日0130火埼(有明湾)南方3浬に於て敵潜水艦らしきもの青色火箭を挙げ北上するを認む      2.特別掃蕩隊(第三十五號驅潜艇、第三十六號驅潜艇、先任艇長指揮)は直に出動        九州沿岸距岸約20浬を掃蕩しつつ南下、電令作第158号による~國丸と1600頃合同、        爾後、深島まで直接護衛に任ずべし 18.04.30:呉防備戦隊電令作第161号:      1.厳島丸、正午艦位3日北緯28度東経130度、1日北緯32度東経132度、同日1800深島北上の予定        速力13.5節      2.第十七號掃海艇は護衛任務終了後、30日午後右と会合、佐伯湾口まで護衛に任ずべし        位置針路、詳細判明次第通知す 18.05.02:呉防備戦隊電令作第163号:      1.伊良湖、4日0600北緯30度40分東経133度40分(A点)より針路325度、速力14節にて        4日1700深島着北上の予定、A点までの針路340度      2.第三十五號驅潜艇は3日正午頃佐伯発、A点に於て右と会合、深島まで護衛に任ずべし 18.05.02:呉防備戦隊電令作第164号:      1.間宮、盤谷丸、雷、4日佐伯発トラックに向う      2.第三十四掃海隊司令はその隊の3隻を以て3日1800深島より北緯31度30分まで        右航路上の対潜掃蕩に任ずべし 18.05.06:呉防備戦隊電令作第165号:      1.瑞鶴、瑞鳳、阿賀野、雪風、5月8日0600沖ノ島に入泊、針路325度速力20節      2.5月8日0400迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:鳩艇長、兵力:鳩、第三十五號驅潜艇、怒和島)は        7日1700発動、沖ノ島より80浬まで航路上の往復掃蕩を実施すべし      4.第三十一掃海隊司令は7日中に七番浮標以南の第二水道の掃海を完了すべし 18.05.08:呉防備戦隊電令作第166号:      1.P五〇二船団(第四十六號哨戒艇護衛)9日正午位置N29.50-E133.20        深島に向う速力九節      2.第三十一掃海隊司令は第三拓南丸をして8日正午佐伯発9日正午右と会合        第三拓南丸艇長之を指揮深島迄護衛に任ぜしむべし 18.05.08:呉防備戦隊電令作第167号:       下関防備部隊指揮官は瑞鳳、嵐、漣仮泊中、適宜の艦艇を配し警戒に任ずべし 18.05.09:呉防備戦隊電令作第168号:      1.第五戦隊及大和(雪風、涼風、嵐護衛)12日1800の位置:北緯130度00分東経135度30分        13日0600沖ノ島北上の予定      2.13日0400迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.特別掃蕩隊(指揮官:第三十一掃海隊司令、兵力:第三十一掃海隊の3隻、第三十四掃海隊の2隻)は        12日1600発動、沖ノ島より70浬まで其の航路上の往復掃蕩を実施すべし      4.佐伯防備隊司令は驅潜特務艇4隻をして12日夜間E2、F3哨区の哨戒に任ぜしむべし      5.第三十一掃海隊司令はその隊の2隻をして12日中に七番浮標以南の東水道の掃海を完了せしむ       べし 18.05.10:呉防備戦隊電令作第169号:      1.あきつ丸、12日正午概位:北緯28度東経131度、13日0930深島北上の予定、実速力13.5節      2.鳩は信令作第26号の護衛任務終了後、12日午後之と会合、深島まで護衛に任ずべし        あきつ丸行動、詳細判明次第通知す 18.05.13:呉防備戦隊電令作第170号:      1.にぎつ丸、14日正午位置:北緯27度12分東経134度05分、15日0800深島北上の予定、        速力17.5節      2.第四十六號哨戒艇は13日1030佐伯発、14日午後右と会合、深島まで護衛に任ずべし 18.05.14:呉防備戦隊電令作第172号:      1.P五〇九船団(由利島護衛)16日正午位置:北緯26度56分東経133度24分、        18日1300深島北上の予定、途中変針点北緯28度52分東経132度42分、実速力7.5節      2.第十八號掃海艇は便宜佐伯発、掃蕩を実施しつつ南下、16日正午頃右と会合、        由利島を指揮し深島まで護衛に任ずべし 18.05.16:呉防備戦隊電令作第174号:      1.國洋丸、18日0600推定位置:北緯30度38分東経131度46分、針路概ね8度、実速力13.5節        18日1600深島北上の予定      2.第四十六號哨戒艇は17日便宜出港、18日未明右と会合、深島まで護衛に任ずべし 18.05.17:呉防備戦隊電令作第175号:      1.P五〇九船団(第十八號掃海艇、由利島護衛)及國洋丸(第四十六號哨戒艇護衛)... 18.05.18:呉防備戦隊電令作第176号:      1.第一航空戦隊、第十戦隊、大淀...   18.05.20:呉防備戦隊電令作第177号:   1.日進、22日0000北緯... 18.05.22:呉防備戦隊電令作第178号:      1.陸軍船にぎつ丸24日パラオに向け佐伯発の予定      2.第四十六號哨戒艇は佐伯より29度線迄右直接護衛に任ずべし 18.05.22:呉防備戦隊電令作第180号:      1.陸軍船日本丸、波上丸23日1000深島北上の予定... 18.05.22:呉防備戦隊電令作第181号:      1.第三十一號哨戒艇は5月25日発予定の船団を佐伯よりパラオまで護衛に任ずべし      2.第三十一掃海隊司令はその隊の一艇をして佐伯より北緯29度線まで右船団の護衛に任ずべし      3.伯空司令は前回の要領に依り護衛並に掃蕩を実施すべし 18.05.27:呉防備戦隊電令作第183号:      1.P五二三船団(怒和島護衛)30日正午位置:北緯29度50分東経132度22分        31日1000深島北上の予定、速力9節      2.第三十一掃海隊は其の隊の一艇をして30日正午頃右と会合、深島まで護衛に任ずべし      3.護衛に関しては先任艇長之を指揮すべし 18.05.30:呉防備戦隊電令作第185号:      1.陸軍船新東丸、29日... 18.05.30:呉防備戦隊電令作第186号:   1.敵情当隊電令作第185の通      2.第二特別掃蕩隊(... 18.05.30:呉防備戦隊電令作第187号:      1.敵情電令作第185号の通り      2.第三特別掃蕩隊(指揮官:第十八號掃海艇長、兵力:第十八號掃海艇、        第四十六號哨戒艇)は準備出来次第出撃        深島よりA点(足摺埼の190度50浬)を経てB点(N29.50-E132.20)に向い掃蕩しつつ南下        P五二三船団に会合、爾後第十八號掃海艇長指揮下に深島迄護衛に任ずべし        A点通過後は怒和島より位置針路通報を得次第、之に向い南下すべし      3.深島着後の行動は追って令す 18.05.30:呉防備戦隊電令作第189号:   1.P五二三船団(輸送船6隻、護衛艦4隻)... 18.05.31:呉防備戦隊電令作第190号:   第三十四掃海隊司令は... 18.05.31:呉防備戦隊電令作第191号:   今夜左に依り掃蕩しべし      1.... 18.05.31:呉防備戦隊電令作第192号:   1.艦隊大部隊、... 18.06.02:呉防備戦隊電令作第193号:      1.1日片島、K~...   18.06.03:呉防備戦隊電令作第194号:      1.球磨川丸の行動...      2.第十八號掃海艇は... 18.06.04:呉防備戦隊電令作第195号:   第二特別掃蕩隊... 18.06.04:呉防備戦隊電令作第196号:   1.P五三一船団(6隻鳩護衛)... 18.06.05:呉防備戦隊電令作第197号:      1.5日1020種子島北端の... 18.06.05:呉防備戦隊電令作第198号:   1.5日1700水ノ子島の... 18.06.05:呉防備戦隊電令作第199号:   第三特別掃蕩隊は現に出し得る最大速力を以て... 18.06.05:呉防備戦隊電令作第200号:       1.敵情当隊機密第052037番電... 18.06.05:呉防備戦隊電令作第201号:       6日日出時より当隊機密第052037番電に依る... 18.06.06:呉防備戦隊電令作第202号:   今夜左の区域を掃蕩すべし       北緯32度以南北緯31度以北の距岸30浬以内 18.06.06:呉防備戦隊電令作第203号:      1.特務艦風早、8日正午位置:北緯28度55分東経131度48分、        A点(北緯29度25分東経132度12分)、B点(北緯31度10分東経132度20分)を経て        深島に向う、速力14.5節      2.怒和島は8日正午頃右と会合、深島まで護衛に任ずべし 18.06.06:呉防備戦隊電令作第204号:   1.P五三一船団(鳩パラオより、第六玉丸途中より護衛)... 18.06.07:呉防備戦隊電令作第205号:   今夜の掃蕩要領左の通定む... 18.06.08:呉防備戦隊電令作第206号:      1.石廊(興津丸にて曳航、追風、第三十一號驅潜艇護衛)9日正午北緯30度26分東経133度33分        爾後針路330度、速力6.5節、10日正午深島着の予定      2.第一特別掃蕩隊(指揮官朝倉少佐)は佐伯にて補給後、10日1800発動、深島より70浬まで        その航路上の往復掃蕩を実施した後、佐伯湾口まで水路嚮導に任ずべし      3.佐伯防備隊司令は適宜の船艇2隻をして10日早朝より石廊入泊までE1哨区の南半の        哨戒に任ぜしむべし 18.06.08:呉防備戦隊電令作第207号:      1.内海西部に敵潜水艦の侵入の疑いあり      2.丁線及内海防備部隊第一哨戒配備A、その他は第二哨戒配備Aとなせ      3.佐伯防備隊司令は釣島及驅潜特務艇5隻を以て長浜、青島、大水無瀬島連結線以東の伊予灘の        哨戒を厳施すべし      4.呉空司令は広島湾及伊予灘の索敵を実施すべし 18.06.09:呉防備戦隊電令作第208号:       当隊電令作第206号第二項を左の通改む       第三十一掃海隊司令は第八拓南丸、第六玉丸をして9日1900発動、深島より60浬まで       石廊航路上の往復掃蕩を実施したる後、佐伯湾まで水路嚮導に任ぜしむべし 18.06.09:呉防備戦隊電令作第209号:       内海掃蕩要領左の通定む... 18.06.09:呉防備戦隊電令作第210号:   当隊機密第081918番電関連... 18.06.10:呉防備戦隊電令作第211号:       伯空司令は天候回復次第...  18.06.11:呉防備戦隊電令作第212号:      1.熊野、榛名、雪風、新月、谷風、濱風、12日1100沖ノ島出撃、爾後針路165度、実速力21.5節        1200針路125度、1300針路90度      2.12日0800迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.第二特別掃蕩隊(指揮官:第三十一掃海隊司令、兵力:壱岐、第三十一掃海隊の4隻)は        11日2000発動        第一特別掃蕩隊(指揮官:朝倉少佐、兵力:怒和島、驅潜特務艇3隻)は同日1900発動        別令所定に依り航路上並に擬航路の掃蕩、追躡潜水艦の阻止に任ずべし      4.佐伯防備隊司令は片島、K~をして11日中に七番浮標以南の東水道の掃海及第六部隊の        一艇をして沖ノ島哨区の哨戒に任ぜしむべし      5.伯空司令は12日沖ノ島より約90浬まで艦隊航路附近の掃蕩を実施すべし 18.06.12:呉防備戦隊電令作第213号:       壱岐は2000以後、怒和島は本電了解後、由利島は護衛後1930迄に北緯30度50分東経133度15分に       集合、第三特別掃蕩隊を編成、壱岐艦長之を指揮し別令所定に依り掃蕩に任ずべし 18.06.13:呉防備戦隊電令作第214号:      1.P六〇七船団(鳩、第三十一號哨戒艇護衛)14日0400頃足摺埼の185度25浬を経て深島に        向う予定、速力10.5節      2.第三特別掃蕩隊は1800出港、九州東岸都井岬より深島まで距岸20浬附近を掃蕩したる後        深島より船団航路上を東航掃蕩しつつ右と会合、爾後その両斜前2,000附近を警戒しつつ        佐伯に帰投すべし        掃蕩隊形、横陣視界限度、速力12節、右側壱岐 18.06.13:呉防備戦隊電令作第215号:       当隊機密第131248番電関連、伯空司令は... 18.06.14:呉防備戦隊電令作第216号:        呉空水偵隊は... 18.06.14:呉防備戦隊電令作第217号:      1.第四掃蕩隊(指揮官:第十八號掃海艇長、兵力:第十八號掃海艇、由利島)        1830発動、東水道南端よりE2、J2、J4、J3、I2哨区を掃蕩後、昼間油津に入泊        原速1時間待機      2.第一特別掃蕩隊(指揮官:第十五長運丸艇長、兵力:第十五長運丸、新港丸、大屯丸、        第五日東丸)は1800発動、E1、J1、I1哨区を掃蕩したる後、昼間油津に入泊        原速2時間待機 18.06.15:呉防備戦隊電令作第218号:      1.にぎつ丸、16日正午北緯27度04分東経134度00分、爾後深島に向う、速力17.5節、実速力16節      2.由利島は15日1200油津出撃、16日正午右と会合、佐伯湾口まで護衛に任ずべし(以下略) 18.06.15:呉防備戦隊電令作第219号:      1.怒和島は15日2200佐伯出撃、16日午後にぎつ丸(由利島護衛)と会合、爾後由利島を指揮し        深島まで護衛に任ずべし      2.第十八號掃海艇は15日1800油津出撃、16日零時北緯32度00分東経132度16分に至り        爾後、にぎつ丸航路に乗り掃蕩しつつ南下、16日1600反転、同航路を掃蕩しつつ北上、        にぎつ丸航過後は其の後方の警戒に任ずべし、掃蕩速力12節 18.06.15:呉防備戦隊電令作第220号:   当隊機密第150923番電関連... 18.06.16:呉防備戦隊電令作第221号:   1.にぎつ丸...      2.第十八号掃海艇は...      3.壱岐は... 18.06.17:呉防備戦隊電令作第222号:      1.愛國丸19日正午予定位置:北緯26度55分東経134度52分、針路概ね338度、速力16.5節        (実速力14.5節)      2.怒和島は18日便宜古江発、19日正午頃右と会合深島まで護衛に任じたる後佐伯に帰投すべし 18.06.17:呉防備戦隊電令作第223号:       本日2000迄制圧したる後、第十八号掃海艇は... 18.06.18:呉防備戦隊電令作第224号:      1.愛國丸の行動当隊... 18.06.18:呉防備戦隊電令作第225号:   1.オ007船団... 18.06.19:呉防備戦隊電令作第226号:      1.愛國丸20日0600推定位置:北緯30度50分東経133度00分深島に向う、実速力14.5節、        怒和島護衛中      2.由利島は19日午後便宜出港、深島より其の航路上を掃蕩しつつ南下、20日0900頃右と会合        怒和島に協力護衛に任ずべし 18.06.20:呉防備戦隊電令作第227号:       1445敵潜水艦見ゆ、都井岬の115度70浬      1.第一特別掃蕩隊(指揮官:第十五長運丸艇長、兵力:第十五長運丸、第五日東丸、新港丸、        大屯丸)は準備出来次第出港、E1、J1、J3、O1哨区を掃蕩し、22日午前油津入泊、        待機すべし        掃蕩要領は指揮官所定      2.第二特別掃蕩隊(指揮官:第三十一號哨戒艇長、兵力:第三十一號哨戒艇、由利島)は        準備出来次第出港、J2、J4、O2、P、K3哨区を掃蕩すべし、掃蕩速力13節        掃蕩要領は指揮官所定  18.06.21:呉防備戦隊電令作第228号:      1.第二特別掃蕩隊(指揮官:第三十一掃海隊司令、兵力:第三十一掃海隊の3隻)は22日0800        沖ノ島出撃、J4、O2、K3、P1哨区を掃蕩したる後、24日午後宿毛に帰投すべし        掃蕩要領は指揮官所定      2.第三特別掃蕩隊は22日午前哨区を徹し、第三十一號哨戒艇は佐伯に帰投、由利島は別に        定むる所に依りC澄丸護衛に任ずべし 18.06.21:呉防備戦隊電令作第229号:       機密第201821番電関連、第十八號掃海艇は... 18.06.21:呉防備戦隊電令作第230号ノ2:       1910沖ノ島の167度100浬、由利島潜没潜水艦を発見す       第十八號掃海艇はP4、P2、K4哨区を掃蕩したる後、第三特別掃蕩隊(第三十一號哨戒艇、       由利島、哨区:K3、J4、O2、P1)を指揮し右潜水艦を攻撃すべし 18.06.21:呉防備戦隊電令作第231号:       1910沖ノ島の167度1000浬に... 18.06.21:呉防備戦隊電令作第232号:       第三特別掃蕩隊(第三十一號哨戒艇、由利島)は何分の令あるまで現任務を続行せよ 18.06.22:呉防備戦隊電令作第233号:      1.C澄丸、23日正午位置:北緯29度25分東経132度55分、針路40度、速力15.7節        北緯30度00分東経133度30分(A点)及び北緯32度10分東経133度30分を経て深島に向う      2.由利島は22日2000以後、適宜C澄丸の予定航路上を掃蕩しつつ南下、23日正午頃右と会合        深島まで護衛に任じたる後、佐伯に帰投すべし      3.第十八號掃海艇は23日1400A点より発動、右航路上を掃蕩しつつ北上、C澄丸航過せば        其の後方警戒に任じつつ佐伯に帰投すべし 18.06.22:呉防備戦隊電令作第234号:      1.22日2200出撃...    18.06.22:呉防備戦隊電令作第235号:       23日2400以後、現掃蕩任務を徹しJ3、J1、E1哨区を掃蕩しつつ24日正午迄に佐伯に帰投       補給すべし、24日発の船団護衛に任ぜしむる予定 18.06.23:呉防備戦隊電令作第236号:       伯空司令は... 18.06.24:呉防備戦隊電令作第237号:   1.敵潜状況当隊機密第... 18.06.24:呉防備戦隊電令作第238号:      1.敵潜昨夜来潜没し... 18.06.25:呉防備戦隊電令作第239号:      1.艦隊主力部隊、北緯33度10分東経136度15分及北緯32度10分東経133度20分を経て26日1730        東水道外端着の予定      2.26日1530迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.第二特別掃蕩隊(指揮官:第三十一掃海隊司令、兵力:第三十一掃海隊の3隻)、        第三特別掃蕩隊(指揮官:怒和島艇長、兵力:怒和島、由利島)        第四特別掃蕩隊(現編制)は別令所定により掃蕩並に哨戒に任ずべし      4.第三十四掃海隊司令は26日1300迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了したる後、ケフコエ        哨区の哨戒に任ずべし      5.以下略 18.06.25:呉防備戦隊電令作第240号:電令作第239号による掃蕩並に哨戒要領左の通定む(以下略) 18.06.26:呉防備戦隊電令作第241号:      1.フ九〇六船団(第四十六號哨戒艇護衛)27日正午位置:北緯30度40分東経134度30分、        針路330度、速力8節、北緯32度10分東経133度30分を経て深島に向う予定       2.第三特別掃蕩隊は艦隊通過後、現任務を徹し27日正午頃右船団と会合、第四十六號哨戒艇に        協力、深島まで護衛に任ずべし      3.伯空司令は適宜の飛行機を以て之が警戒並に掃蕩に任ずべし 18.06.26:呉防備戦隊電令作第242号:   第四特別掃蕩隊は... 18.06.27:呉防備戦隊電令作第243号:   1.6隻船団... 18.06.28:呉防備戦隊電令作第244号:   1.フ四〇五船団... 18.06.29:呉防備戦隊電令作第245号:   1.日進30日0700の位置... 18.06.30:呉防備戦隊電令作第246号:   1.5隻船団... 18.07.01:呉防備戦隊電令作第247号:      1.当隊機密第011142番電関連... 18.07.01:呉防備戦隊電令作第248号:      1.敵情当隊機密第011142番電通      2.第一特別掃蕩隊(指揮官:由利島艇長、兵力:由利島及第五特別掃蕩隊の2隻)は        準備出来次第、発見附近を掃蕩したる後E1、J1哨区の掃蕩に任ずべし 18.07.02:呉防備戦隊電令作第249号:      1.由利島は今夜種子島北方東方南方距岸20浬以内を掃蕩したる後、九州東岸を掃蕩しつつ        帰投せよ      2.第十六號驅潜特務艇、第十七號驅潜特務艇は便宜佐伯に帰投、補給すべし 18.07.03:呉防備戦隊電令作第250号:      1.陸軍船にぎつ丸外1隻... 18.07.05:呉防備戦隊電令作第252号:      1.陸軍船あきつ丸... 18.07.05:呉防備戦隊電令作第253号:      1.陸軍船にぎつ丸外2隻... 18.07.05:呉防備戦隊電令作第254号:      1.陸軍船あきつ丸、7日0000の位置:北緯29度30分東経134度00分、針路0度        北緯31度30分東経134度00分より針路305度、速力15節深島に向う      2.佐伯防備隊司令は由利島をして便宜出港、あきつ丸の航路上を掃蕩しつつ南下、        北緯29度30分よりより反転し7日0600北緯30度51分東経134度00分附近に於てあきつ丸に会合        爾後、深島まで護衛に任ずべし      3.伯空司令適宜の飛行機を以て航路上の掃蕩並に警戒に任ずべし 18.07.07:呉防備戦隊電令作第255号:       第三十四掃海隊は... 18.07.07:呉防備戦隊電令作第256号:       第四特別掃蕩隊は... 18.07.08:呉防備戦隊電令作第257号:      1.7日1500隠岐島前の0度150浬附近... 18.07.08:呉防備戦隊電令作第258号:       佐伯防備隊司令は驅潜特務艇3隻をして... 18.07.08:呉防備戦隊電令作第259号:      1.フ一〇五船団(鳩護衛)8日正午位置:北緯29度16分東経133度55分、針路346度、実速力8節        足摺埼の180度25浬を経て深島に向う9日1900深島着の予定      2.怒和島は8日正午現任務を徹し、右船団と会合、鳩艇長の指揮を受け深島まで護衛に任ずべし      3.佐伯航空隊司令は右船団の警戒に任ずべし 18.07.08:呉防備戦隊電令作第260号:      1.電令作第258号に依る... 18.07.08:呉防備戦隊電令作第261号:      1.日進、玉波、10日0800沖ノ島出撃、爾後針路130度、速力21節      2.第三特別掃蕩隊(指揮官:由利島艇長、兵力:由利島、第六玉丸、第七玉丸、大井丸)は        9日2000発動、沖ノ島より80浬まで右航路上の往復掃蕩に任じたる後F3哨区内航路附近の        哨戒に任じ艦隊通過後は東経133度30分まで追躡潜水艦の阻止に任ずべし      3.第三十四掃海隊司令は9日七番浮標以南の水道の掃海を完了すべし 18.07.08:呉防備戦隊電令作第262号:      1.フ105船団... 18.07.08:呉防備戦隊電令作第263号:      1.陸軍船宇品丸... 18.07.09:呉防備戦隊電令作第264号:電令作第261号中第1項を左の通改む      1.艦隊大部隊10日0800より1200まで沖ノ島出撃、爾後針路130度  18.07.09:呉防備戦隊電令作第265号:      1.艦隊大部隊... 18.07.09:呉防備戦隊電令作第266号:   1.電令作第261号及264号関連... 18.07.09:呉防備戦隊電令作第267号:   1.山陽丸... 18.07.09:呉防備戦隊電令作第268号:       当隊機密第09149番電関連... 18.07.09:呉防備戦隊電令作第269号:      1.無線方位測定に依る... 18.07.09:呉防備戦隊電令作第270号:      1.フ六〇二船団(壹岐護衛)11日正午位置:北緯29度10分東経134度30分、爾後深島に向う        実速力11.5節      2.佐伯防備隊司令は怒和島をして深島より出撃、艦隊航路の南方を掃蕩、10日正午        北緯32度00分東経133度10分通過、11日正午頃船団と会合、壹岐艦長の指揮を受けしむべし 18.07.10:呉防備戦隊電令作第271号:      1.フ六〇二船団... 18.07.11:呉防備戦隊電令作第272号:      1.常盤、第五十二掃海隊... 18.07.13:呉防備戦隊電令作第273号:      1.護國丸、15日正午位置:北緯28度54分東経132度41分、同日1815北緯30度00分東経133度42分        より沖ノ島に向う、実速力13.5節      2.怒和島は14日正午出港、右航路上を掃蕩しつつ南下、15日正午頃右と会合、沖ノ島まで        護衛に任ずべし 18.07.16:呉防備戦隊電令作第274号:   1.日朗丸、日威丸... 18.07.16:呉防備戦隊電令作第275号:       現任務終了後、第十八號掃海艇は... 18.07.16:呉防備戦隊電令作第276号:      1.南海丸、辰春丸(成生護衛)18日1000六連錨地に向け舞鶴発、速力12.5節、        同日2300島根県日ノ御埼沖通過の予定      2.佐伯防備隊司令は由利島をして日ノ御埼沖にて成生と会合、護衛を引継ぎ六連まで之が        護衛に任ぜしむべし 18.07.18:呉防備戦隊電令作第277号:      1.フ四〇六船団(第三十一號哨戒艇護衛)21日正午位置:北緯30度00分東経134度00分(A点)        爾後、深島に向う        22日正午深島北上の予定、A点まで針路5度      2.佐伯防備隊司令は怒和島をして第三十一掃海隊司令は其の隊の一艇をしてA点より深島迄        右船団の護衛に任ぜしむべし 18.07.22:呉防備戦隊電令作第278号:(取消し)      1.護國丸は... 18.07.26:呉防備戦隊電令作第279号:       1.フ〇〇六船団... 18.07.27:呉防備戦隊電令作第280号:       鳩は第四十三警備部隊機密第271350番電に依るにぎつ丸、葉山丸のパラオ、NCP間       一貫護衛に任ずべし 18.07.29:呉防備戦隊電令作第281号:      1.艦隊有力部隊、31日1500沖ノ島出撃、針路165度2,000        北緯31度32分東経132度56分(A点)より針路120度      2.31日1100迄に第二哨戒配備Aとなせ      3.第一特別掃蕩隊(怒和島、大衆丸、新港丸、大屯丸、第十二日東丸)及        第二特別掃蕩隊(第三十一掃海隊但し三隻欠)は別に定むる所に依り掃蕩に任ずべし      4.第三十四掃海隊(nu滿丸及特設掃海艇一隻欠)は30日1800迄に七番浮標以南の東水道の        掃海を完了したる後、沖ノ島哨区附近南東海面の哨戒に任ずべし      5.佐伯航空隊司令は31日出撃前航路の掃蕩を実施すると共に出撃後前路の警戒に任ずべし 18.07.31:呉防備戦隊電令作第282号:      1.フ五〇六船団(第四十六號哨戒艇護衛)1日及2日正午位置:北緯28度20分東経136度40分、        北緯30度50分東経134度35分、実速力8節、北緯31度30分東経134度00分より深島に向う       2.由利島及第三拓南丸は現任務終了後、1日午後又は2日午前右と会合、深島まで護衛に任ずべし      3.佐伯航空隊司令右航路の掃蕩並に直衛に任ずべし 18.07.31:呉防備戦隊電令作第283号:      1.伊良湖、青葉、天津風、浦風... 18.07.31:呉防備戦隊電令作第284号:   1.鬼怒... 18.08.15:呉防備戦隊電令作第303号:      1.艦隊K部隊8月17日1900沖ノ島出撃、北緯31度38分東経133度08分を経て針路125度の予定      2.17日1400迄に第一哨戒配備Aとなせ      3.第二特別掃蕩隊、第三特別掃蕩隊(指揮官:第五部隊指揮官、兵力:怒和島、由利島、        第三十三掃海艇)第四特別掃蕩隊(第三十一掃海隊3隻欠)      4.第三十一掃海隊司令は16日1800迄に七番浮標以南の東水道の掃海を完了すべし      5.佐伯航空隊司令は17日沖ノ島より130浬まで主として航路上の掃蕩を実施すべし      6.佐伯防備隊司令は由良埼の以北以南の東水道に各一艇を配し浮流機雷の警戒に任ぜしむべし 18.08.27:呉防備戦隊電令作第309号:       掃蕩隊編制配備及び掃蕩要領左の通改む      1.第一特別掃蕩隊、J2哨区南半、第四特掃、J1哨区南半以上、指揮官:機雷長      2.第二特別掃蕩隊、K1哨区、第三特掃隊(第六玉丸第七玉丸)F3哨区以上、        指揮官:第三十一掃海隊司令      3.第五特別掃蕩隊(由利島、鳩、第十七號掃海艇)E1、E2及J1、J2哨区北半、        指揮官:朝倉少佐      4.各隊連携を密にし包囲捕捉撃滅せよ      5.本令1800発動 18.09.07:呉防備戦隊電令作第324号:呉防機密第071216番電:      1.〇九四二足摺埼の一三七度六一浬に敵潜水艦発見      2.佐伯海軍航空隊春風は協同之を撃滅すべし 18.09.26:呉防備戦隊電令作第351号:      1.状況を総合するに本日の敵潜は誤認と認む      2.第三哨戒配備Aとなせ      3.第一特別掃蕩隊はJ1、J3哨区を掃蕩せよ      4.第四特別掃蕩隊は特令ある迄J2哨区を掃蕩せよ、フ八〇七船団の護衛に任ぜしむ      5.第二、第三特別掃蕩隊は佐伯に帰投せよ 18.09.15:呉防備戦隊電令作第337号:呉防機密第151242番電:       西貢丸、新興丸は準備出来次第紀伊水道方面に回航、大阪警備府の同海面普通機雷敷設作業に       協力すべし、行動予定し報告通報すべし (18.09.15:呉鎮機密第151814番電:電令作第337号中西貢丸を削除せらる) 18.10.15:呉防備戦隊電令作第367号:呉防戦機密第151532番電:      1.朝風丸(間宮を曳航、護衛:潮)15日正午北緯29度04分東経135度5分、針路295度、速力4.5節      2.壹岐、鷺、多摩丸、大井丸、第七玉丸は速に出港、右に会合、護衛に任ずべし      3.伯空司令は右警戒に任ずべし 18.11.02:呉防備戦隊電令作第378号:      1.フ六〇七船団、第三十一號哨戒艇護衛、豊後水道に向け帰投中      2.佐伯防備隊司令は怒和島、由利島をして速に出動、右護衛に任ぜしむべし、船団の行動後報す 18.11.03:呉防備戦隊電令作第382号:機密第030835番電:      1.戦艦二隻、巡洋艦一隻、11月5日0700呉二水道北上予定入泊航路3.5度      2.5日1500迄に第二哨戒配備となせ      3.第三十一掃海隊司令は4日七番、八番以南を探海したる後4日夜航路南側E2、E3哨区の        哨戒に任ずべし      4.佐伯空司令は4日右航路附近の掃蕩を実施すべし 18.11.06:呉防備戦隊電令作第387号:       怒和島、由利島は直に出撃、北緯28度附近までオ六〇七船団の護衛に任ずべし       1700の位置:細島港沖附近まで南下中、距岸10浬接岸航行、実速7.5節 18.11.09:呉防備戦隊電令作第392号:      1.フ五〇三船団(輸送船二隻、皐月護衛)12日0500都井岬の南東30浬深島に向う      2.第三十四掃海隊(甲山丸欠)及怒和島、由利島は12日0500右船団と会合、護衛に任ずべし      3.伯空司令は右船団の警戒に任ずべし 18.11.11:呉防備戦隊電令作第394号:      1.フ五〇三船団(輸送船一隻、皐月護衛)12日1300佐多岬の180度15浬着の予定      2.怒和島は12日1300右船団と会合、護衛に任ずべし      3.第三十四掃海隊(甲山丸欠)は油津に待機すべし、別令佐伯発船団の護衛に任ぜしむ 18.11.18:呉防備戦隊電令作第397号:呉防戦機密第182104番電:      1.伊吹(迅鯨曳航)21日0700六連発佐世保回航の予定      2.壹岐は20日中に六連に回航迅鯨艦長の指揮を受け右に対する対潜警戒に任じ迅鯨、六連帰着        迄同艦の対潜警戒に任ずべし 18.11.19:呉防備戦隊電令作第398号:      1.長鯨、鹿島、護國丸、若月、23日、24日正午位置:N24.05-E39.05、N28.28-E136.17   西水道に向かう      2.佐伯防備隊司令は怒和島をして24日1400頃右と会合、長鯨艦長の指揮を受け対潜警戒に        任ぜしむべし      3.伯空司令は右船団の警戒に任ずべし 18.11.27:呉防備戦隊電令作第405号:      1.フ〇〇九船団は機関故障続出し由利島は目下六番船を捜索中なり              2.佐伯防備隊司令は怒和島をして準備出来次第、佐伯發右船団と会合の上、護衛に任ぜしむべし        30日正午位置:N26.45-E131.15、針路40度、速力約5節      3.第二十七號掃海艇長は各艇の速力に応じ船団を二分護衛せしむべし 18.12.01:呉防備戦隊電令作第406号:      1.フ五〇七船団春風護衛、3日正午位置N27.55-E135.25、4日正午位置N30.50-E134.32        深島に向け速力9節      2.鳩は3日便宜出港、4日1000右と会合、護衛に任ずべし      3.伯空司令は右船団の警戒に任ずべし 19.01.11:呉防備戦隊電令作第421号:      1.怒和島はフ一〇四船団より分離オ一〇五船団の護衛に任じ13日早朝同船団より分離し        多摩丸と共に佐伯に帰投すべし      2.オ105船団1000深島、爾後九州接岸なんか、都井岬より針路124度、速力8節 19.01.07:呉防備戦隊電令作第431号:      1.フ一〇四船団輸送船3隻春風護衛        正午位置8日N27.44-E134.00   9日N30.47-E134.30            10日深島、速力9節      2.怒和島は8日0600佐伯発9日早朝右と会合護衛に任ずべし      3.伯空司令は右船団の警戒に任ずべし 19.01.24:呉防備戦隊電令作第441号:0245深島の100度19浬にてフ二〇三船団雷撃さる      1.〜3.:略      4.壱岐、怒和島は攻撃を続行すべし      5.〜6.:略 19.01.24:呉防備戦隊電令作第442号:掃蕩隊哨区分担を左の通定む、区内掃蕩要領は各哨区先任指揮官所定      1.D0 佐伯防備隊第一特別掃蕩隊      2.E1 壱岐、怒和島、第三十一號哨戒艇      3.E2 第三十一掃海隊      4.F3 第三十四掃海隊 19.02.03:呉防備戦隊電令作第448号:      1.鳩及第六玉丸は速に雲鷹(高雄曳航中)に合同、護衛に任ずべし        雲鷹3日0600の推定位置 N29.50-E138.00 針路北速力3節      2.怒和島は燃料の許す範囲にて鳩と行動を共にし佐伯に帰れ 19.02.08:呉防備戦隊電令作第450号:      1.鳩及第六玉丸の雲鷹護衛任務を解く      2.補給終らば鳩は呉に回航、機関修理に任じ第六玉丸は佐伯に帰投すべし      3.両艇は横浜、紀伊水道間船団直接護衛に関し横鎮部隊に協力すべし 19.07.15:呉防戦電令作第501号:機密第150627番電:      1.艦隊十六日〇三〇〇沖ノ島出撃針路一七〇度速力十四節      2.掃蕩隊は現掃蕩を止め第一掃蕩隊は西水道、第三十四掃海隊、第二掃蕩隊、第三十八號驅潜        特務艇?は東水道、各端末附近の対潜掃蕩に任ずべし      3.K~、片島は速に東水道七番浮標以南の掃海を実施すべし、掃海完了予定時刻知らせ 19.07.15:呉防戦電令作第503号:機密第151054番電:       「ろ」號輸送部隊機密第141837番電関連       佐伯空司令、九三一空司令は左に依り右の対潜警戒に任ずべし      1.十五日一五〇〇より一八〇〇迄鶴見埼の一二〇度より一八〇度進出距離一五〇浬の対潜掃蕩        使用機七機      2.十六日〇一〇〇より〇四〇〇迄前路掃蕩 使用機一機      3.十六日〇四〇〇より〇七〇〇迄前路掃蕩 使用機二機      4.十六日〇四〇〇より一二〇〇迄直衛二機 19.07.19:呉防戦電令作第505号:機密第1908321番電:      1.情況「ろ」号作戦輸送部隊機密第181030番電通      2.豊後防備部隊は対潜第三哨戒配備B法となせ、但し直衛機は二機以上とす 20.04.26:呉防戦電令作第8号:機密第262018番電:      1.第二十號輸送艦は特攻兵器搭載明27日1300豊後水道を出撃油津進出の予定      2.佐伯空司令は所定に依り沖島対潜哨戒を実施すべし

呉防備戦隊電令

 17.09.13:呉防備戦隊電令第17号:
       佐伯防備隊司令は鳩をして呉鎮守府電令第49号の任務に従事せしむべし

 17.10.26:呉防備戦隊電令第29号:
      1.呉防戦機密第695番電に依る、あきつ丸(1100佐伯発)の護衛を鳩及び
        第三十一號哨戒艇の二隻に改む
      2.鳩は深島より護衛を開始すべし
      3.第三十六號驅潜艇はあきつ丸の航路附近迄(北緯32度線迄)の掃蕩を実施したる後
        古江にて待機すべし

 17.11.15:呉防備戦隊電令第30号:
      1.東邦丸15日1500呉発2330深島着南下
      2.鳩は佐田岬より右水路嚮導並に直接護衛に任じたる後、呉防戦機密第141045番電に
        応ずる如く行動すべし

 17.11.29:呉防備戦隊電令第35号:呉防戦機密第29210005番電:
      1.呉潜水戦隊12月1日0800佐伯発呉に回航の予定、回航の途次保戸島及沖無垢島の各東西線間に
        於て潜航訓練を実施す
      2.佐伯防備隊司令は右潜水艦を目標とし保戸島及日振島防備衛所の水測訓練を実施すべし

 17.12.23:呉防備戦隊電令第38号:
       佐伯防備隊司令は今夜の掃蕩終らば怒和島を佐伯に帰投せしめ補給並に船団護衛に
       任ぜしむべし

 18.02.23:呉防備戦隊電令第69号:呉防戦機密第23220065番電:
      1.明後25日実施予定の対潜聯合教練に於ては陸軍要塞並に門司在勤武官との連絡を密にして
        錯誤を来さざる様努むべし
      2.第三十三掃海隊司令は明24日天候之を許す限り第五回聯合教練実施計画に依る潜航潜水艦の
        航路上を再度掃海すべし

 18.01.31:呉防備戦隊電令第62号:
        佐伯防備隊司令は左に依り艦艇を派遣、機密呉鎮守府命令第35号による潜校教務に
             協力せしむると共に司令所定に依り諸訓練を実施すべし
      1.第三十九號驅潜艇は1日夕刻迄に安下庄に派遣、2日の教務に参加
      2.怒和島、由利島を2日中に伊予灘に派遣、3日より5日迄の教務に参加

 18.03.05:呉防備戦隊電令第70号:
       鳩は6日の夜間掃蕩終了後、7日1500迄に広島湾に回航、呉鎮守府電令第6号並に筑摩機密第6号
       並に筑摩機密第04152794番電による作業に従事すべし
       本作業に関し夫々筑摩艦長及飛鷹艦長の指揮を受くべし

 18.03.12:呉防備戦隊電令第71号:
       13日0800以後、那沙美を掃蕩隊より除く、那沙美は佐伯防備隊司令所定に依り呉に回航
       官房艦機密第850号による訓令作業に従事せしむべし

 18.03.26:呉防備戦隊電令第75号:呉防戦機密第26101043番電:
       当隊第10回聯合教練(機密呉鎮司令第32号第4回次)に於ける参加艦艇を大衆丸、下松丸、
       大黒天丸、山水丸に指定す
       伯防司令は毎日二隻を参加せしむべし
       但し27日は艦隊入泊前の警戒の為参加を取止む

 18.03.30:呉防備戦隊電令第76号:
       佐伯防備隊司令は釣島をして明31日機動部隊訓練部隊命令第6号による
       第三回航空戦教練採収艦として派遣協力せしむべし

 18.04.06:呉防備戦隊電令第78号:
       第四十六號哨戒艇は佐伯帰投時、宿毛空司令の協議に応じ、呉より宿毛まで同隊の人員器材の
       輸送に任ずべし

 18.04.08:呉防備戦隊電令第79号:
      1.佐伯防備隊司令は釣島をして準備出来次第、佐伯発呉に回航、宿毛空司令の協議に応じ
        呉より宿毛まで同隊の人員器材の運送に任ぜしむべし
      2.当隊電令第78号を取消す

 18.04.09:呉防備戦隊電令第80号:
       佐伯防備隊司令は二十四航戦機密第09143123番電による航空戦教練魚雷採収艦として
       11日釣島を派遣、協力せしむべし
       陸揚地を大分空とす

 18.04.14:呉防備戦隊電令第81号:
          1.陸軍漁船団...

 18.04.18:呉防備戦隊電令第82号:
            佐伯防備隊司令は第六部隊の一艇をして...
 
 18.05.11:呉防備戦隊電令第86号:
       下関防備隊司令は...

 18.05.19:呉防備戦隊電令第95号:
       佐伯防備隊司令は...

 18.05.22:呉防備戦隊電令第96号: 
       佐伯防備隊司令は...

 18.05.27:呉防備戦隊電令第98号: 
       佐伯防備隊司令は...

 18.06.05:呉防備戦隊電令第99号:
      1.伯空哨戒機1機...

 18.06.10:呉防備戦隊電令第100号:
          1.海面部隊対潜配備を解く...

 18.06.14:呉防備戦隊電令第101号:
       第三十三掃海隊司令は...

 18.06.16:呉防備戦隊電令第102号:
          1.高島の135度4,000米に瑞鶴飛行機1機...

 18.06.23:呉防備戦隊電令第103号:
            機密呉防備戦隊命令第32号による...

 18.06.24:呉防備戦隊電令第104号:
       佐伯防備隊司令は...

 18.06.26:呉防備戦隊電令第105号:
       佐伯防備隊司令は釣島をして機密呉鎮守府日令第107号に依る官房艦機密第148号訓令実験に
       協力せしむべし、実験期間:自7月3日至同9日、2日中に呉に派遣すべし

 18.07.09:呉防備戦隊電令第106号:
       明10日電令作第261号の外艦隊大部隊...

 18.07.11:呉防備戦隊電令第107号:
       7月16日17日下関防備隊の...

 18.07.16:呉防備戦隊電令第108号:
      1.聖山丸、浦戸丸、15日2350釣島の40度7.5浬に於て衝突、浦戸丸沈没の乗客約200名附近に上陸
        70名聖山丸救助せり
      2、速吸哨区当直艇は現場に急行、内海防備部隊より派遣の3隻と協力、之が救助に任ずべし

 18.07.16:呉防備戦隊電令第109号:
      1.第三十四掃海隊司令は...

 18.07.17:呉防備戦隊電令第110号:
       佐伯防備隊司令は釣島を21日中に呉に回航せしめ呉鎮守府命令第261号に依る磐手、八雲
       教練射撃曵的艦として協力せしむべし
       呉回航時、当隊保管中の射撃標的を輸送せしむべし

 18.07.25:呉防備戦隊電令第111号:
            佐伯防備隊司令は曳船1隻を派遣...

 18.08.21:呉防備戦隊電令第121号:
       佐伯防備隊司令は怒和島をして26日午後便宜佐伯発、27日正午までに呉港外秋月沖に回航
       呉工廠の実験作業に協力せしめたる後、同日呉着、爾後官房機密第3478号に依る実験作業に
       従事せしむべし

 18.09.22:呉防備戦隊電令第129号:
       佐伯防備隊司令は怒和島をして9月22日(予備24日)1600迄に安下庄に回航、
       機密呉鎮守府命令第355号による作業に協力せしむべし

 18.09.26:呉防備戦隊電令第131号:
       佐伯防備隊司令は釣島を30日迄に呉に回航、紀伊水道方面聴音機設置作業準備に従事せしむべし

 19.01.13:呉防備戦隊電令第150号:
       12日1900N23.15-E132.51に於てにぎつ丸遭難沈没、人員は天霧に収容せるもその後
       飛行機偵察に依れば人員は尚30名漂流中
       怒和島は38度線に至らば船団より分離し右遭難現場に急行、人員救助並に要すれば
       重要浮流物件の揚収に任ずべし

 19.01.15:呉防備戦隊電令第151号:
      1.多摩丸は現場に引返せ
      2.標的漂流しあれば怒和島は之を曳航佐伯に帰れ、多摩丸は護衛せよ
      3.標的あらざれば怒和島は電令第150号に依り行動し多摩丸は帰投せよ

呉防備戦隊信電令作

 17.12.16:佐伯防備隊信電令作第5号:
      1.掃蕩隊編制:
        第一小隊:第三十六號驅潜艇(1)、第三十七號驅潜艇(2)、怒和島(3)
        第二小隊:鳩(1)、第三十一號哨戒艇(2)、第四十六號哨戒艇(3)
      2.指揮官:特務隊指揮官(第三十六號驅潜艇乗艇)
      3.掃蕩要領:鳩に合同の上指揮官の定る処による

 18.09.15:呉鎮守府信電令作第33号:呉鎮機密第150925番電:
       呉鎮海面防備部隊指揮官は準備出来次第西貢丸、新興丸をして紀伊水道方面に回航、阪警の
       同海面普通機雷敷設作業に協力すべし

呉防備戦隊信令作

 18.01.13:呉防備戦隊信令作第11号:
       佐伯防備隊司令は鳩、由利島をして明日当地発の丙三号輸送船団の直接護衛に任ぜしむべし
             護衛要領は追而定む 0700までに10節即時待機となせ

呉防備戦隊信令



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