第二百二十一號海防艦の艦歴

 年 月 日:艦歴

19.09.11:起工、仮称艦名:第2511號艦 19.11.05:命名:達第362号:「第二百二十一號海防艦」 19.11.05:類別等級制定:内令第1233号:種別:海防艦、類別:海防艦、艦型:第一號型 19.11.05:本籍仮定:内令第1235号:佐世保鎮守府 19.12.26:進水 20.01.25:艤装員長:海軍少佐 以倉 菊次 20.--.--:艤装員事務所を設置し事務を開始 20.04.02:竣工、艤装員事務所を撤去 20.04.02:本籍:内令第290号:佐世保鎮守府、役務:警備海防艦 20.04.02:海防艦長:海軍少佐 以倉 菊次
20.04.02:戦時編制:大海幕機密第608号ノ225:呉鎮守府部隊呉防備戦隊 20.04.03:新潟〜04.03佐渡南〜舞鶴 20.05.05:戦時編制:舞鶴鎮守府部隊第五十一戦隊
20.05.31:戦時編制:大湊警備府部隊 20.06.09:軍隊区分:大湊警備府電令作第56号:津軽防備部隊      〜06.10 0940 津防機密第100803番電(1500以後現哨区を撤し浦河港の215度北側、日出に至らば             令なくして現哨区に復帰すべし)受領〜      〜06.10 1430 52掃機密第101329番電(尻矢岬の170度5粁を基点として10浬圏内北より450度基点より             外方に向い索敵すべし)受領〜      〜06.10 1530 尻矢岬灯台80度7浬に於て飛行機と協同、敵潜攻撃(1645まで)〜      〜06.10 1329 52掃機密第102220番電(機宜哨区を南東に移動敵潜撃滅せよ)受領〜      〜06.11 0735 52掃機密第110640番電(第百九十六號海防艦に協力掃蕩攻撃すべし)受領〜      〜06.11 1445 尻矢埼127度10浬にて潜水艦らしきものを探知し爆雷攻撃24個〜      〜06.12 1135 津防機密第121123番電(東方部隊第二配備となせ掃蕩任務を解く)受領〜 20.06.13:津防機密第130843番電:       補給済次第出撃、柳、橘に協力艫作埼及茂津多岬出現の敵潜を索敵撃滅すべし      〜06.14 0230 驅逐艦「柳」と会合〜      〜06.14 0235 津防機密第140130番電(敵潜掃蕩を中止、奥尻島入道埼間の哨戒並船団の区間護衛を             実施すべし)受領〜      〜06.15 ---- 第一哨戒隊編成〜      〜06.19 1100 艫作埼より入道埼に至る船団航路及入道埼の10浬圏内を掃蕩〜      〜06.19 1900 解列〜      〜06.20 0500 入道埼附近手掛かりなく船川発の空知丸船団四隻の護衛をなす〜      〜06.20 1945 津防機密第201623番電(現に護衛中の船団を小樽迄一貫護衛に任じたる後南下船団を             船川迄護衛せよ)受領〜      〜06.20 2100 津防機密第201742番電(現対潜掃蕩並に護衛作戦に従事しつつ6月24日中に小樽に             回航すべし)受領〜      〜06.21 0938 津防機密第210807番電(津防機密第201623番電による南下船団護衛を取止む、             大湊警備府電令作第65号に依り行動せよ)受領〜      〜06.21 1135 津防機密第211023番電(第一哨戒隊より除く)受領〜      〜06.21 1250(N42.39-E139.49)敵潜出現〜      〜06.21 1332(N42.38-E139.50)船団が雷撃を受け、敵潜を制圧中〜      〜06.21 2013 船団を壽都湾に避泊させ海防艦「國後」と共に掃蕩中〜      〜06.22 0740 津防機密第220720番電(掃蕩を打切り空知丸船団の一貫護衛に任ぜよ)受領〜 20.06.26:津防機密第261251番電:       ル船団到着まで津軽防備部隊に編入す 20.06.26:軍隊区分:北東部隊電令作第160号:船川隊 20.06.30:1722 入道埼灯台の185度4.5浬にて敵潜掃蕩中
20.08.05:戦時編制:大湊警備府部隊第二十三海防隊 20.08.05:海防隊編制:内令第7--号:第二十三海防隊 20.11.05:海防艦長:海軍大尉 宮田 敬助 20.12.01:除籍
20.12.01:入籍:内令第6号:特別輸送艦、佐世保地方復員局所管 20.12.01:艦長:第二復員官 宮田 敬助 20.12.20:内令第12号:「海第二百二十一號」と呼称 21.03.27:艦長:第二復員官 鮫島 修 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号(自然消滅) 21.04.01:艦長:第二復員事務官 鮫島 修 21.06.15:艦長:復員事務官 鮫島 修 21.12.30:復二第508号:特別保管艦に指定 22.01.15:艦長:欠員 22.07.17:臨時艦長:復員事務官 高田 敏夫
22.07.29:除籍:復二第541号

同型艦

 第一號第三號第五號第七號第九號第十一號第十三號第十五號第十七號第十九號第二十一號第二十三號第二十五號第二十七號第二十九號第三十一號第三十三號第三十五號第三十七號第三十九號第四十一號第四十三號第四十五號第四十七號第四十九號第五十一號第五十三號第五十五號第五十七號第五十九號第六十一號第六十三號第六十五號第六十七號第六十九號第七十一號第七十三號第七十五號第七十七號第七十九號第八十一號第八十三號第八十五號第八十七號第八十九號第九十三號第九十五號第九十七號第百一號第百五號第百七號第2455號艦第百十七號第二百五號第二百七號第二百十三號第二百十五號第二百十七號第二百十九號第二百二十三號第二百二十五號第二百二十七號第二百二十九號第二百三十五號

兵装

(計画時)
 四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
 九六式二十五粍三聯装機銃2基、九九式軽機銃2挺、一四式拳銃13丁、九九式小銃39挺、
 九六式三米高角測距儀一型1基、九六式六十六糎測距儀1基、
 九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
 二号電波探知機二型改二1基、
 仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、九五式爆雷120個。

(最終時)
 四十五口径十年式十二糎高角砲2門、
 九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃2基、同単装機銃2基、八糎迫撃砲1門、
 二米高角測距儀1基、九六式六十六糎測距儀1基、
 九三式二号水中聴音機小艦艇用甲1基、九三式探信儀一型1基、須式七十五糎探照燈四型改一1基、
 二号電波探知機二型改二1基、
 仮称三式投射機12基、爆雷投下軌道1條、爆雷。

写真資料

 雑誌「世界の艦船」海人社 1996年2月号増刊「日本海軍護衛艦艇史」(P.36)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.28「海防艦」(P.55)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫(2334)

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