第百一號哨戒艇・特第一號練習艇の艇歴

 年 月 日:艇歴

T07.01.10:起工 T09.03.05:進水、命名:「Thracian」 T11.04.21:竣工、船主:英海軍、船種:驅逐艦
14.--.--:Pendant No. D.86  16.12.25:香港Aberdeenで座礁 16.12.27:捕獲
捕獲場所:N.-E. 深水湾 捕獲原因:砲艦宇治」による
17.10.01:命名:達第267号:「第百一號哨戒艇」 17.10.01:類別等級制定:内令第1822号:種別:特務艇、類別:哨戒艇、艦型:なし 17.10.01:内令第1829号:所属:横須賀防備隊、本籍:横須賀鎮守府 17.10.01:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊横須賀防備隊 17.10.01:軍隊区分:直卒部隊 17.10.20:官房機密第13111号:回航用兵器貸与の件訓令       佐世保海軍軍需部をして別紙兵器を拿捕船(スラシヤン)回航用として横須賀防備隊に貸与せしむべし      (別紙)      1.航海長主管        甲板時計乙                 1個        八糎双眼望遠鏡 三脚架付          1個        七倍稜鏡双眼鏡               5個        両脚器                   1個        大形三角定規                1組        亞式信号燈改一               1個        九七式信号拳銃               1挺        信号弾                   30個        空盒晴雨計一型               1個        喇叭 總共                 4個      2.通信長主管        TM式短移動無線電信機改二 附、予、電線共 1組        九二式特受信機改四 附、予共        2組        電圧兼電流計携帯用             1個  17.--.--:軍隊区分:東京湾部隊 17.12.29:軍隊区分:機密横鎮海面防備部隊命令作第72号:直接護衛部隊 18.01.04:海面防備部隊信電令作第88号:      1.明5日1100日立丸ラバウルに向け横浜発浮島西方6浬を経て御前崎の南30浬        より針路185度速力10節      2.第百一號哨戒艇は之を第二海堡附近より北緯33度線迄直接護衛したる後        大島駿河湾間哨戒に任ずる傍ら単独諸訓練を実施すべし 18.01.06:神子元島南方に座礁の「日盛丸」救難 18.01.13:海面防備部隊信電令作第104号:      1.被雷撃船會幸丸、銚子北方海岸に投錨、        日本海難救助株式會社那須丸救助作業に従事中なり      2.笠置丸は明朝横須賀入港後、横鎮大救難部署大救難に依る救難隊その他        所要物件搭載後現場に急行        機密横鎮信電令作第12号に依る救難作業に従事すべし      3.第百一號哨戒艇は速に長浦発右救難隊及會幸丸の対潜警戒に任ずべし  18.01.--:長浦〜      〜01.14 0600 現場着〜      〜01.14 0900 「那須丸」が特設運送船會幸丸」を曳航、東京湾に向け護衛〜      〜01.15館山 18.01.15:海面防備部隊信電令作第108号:      1.乾丸16日0800横須賀発洲埼通過後針路概ね138度にて南下す速力13節      2.第百一號哨戒艇は之を北緯33度線迄直接護衛したる後帰投すべし 18.01.15:館山〜01.15長浦 18.01.16:(「乾丸」護衛)長浦〜      〜北緯33度線にて特設運送船乾丸」の護衛を終了〜      〜01.17長浦 18.01.18:海面防備部隊電令作第90号:      1.君川丸明19日1400横須賀発鳴神島に回航す      2.第百一號哨戒艇は同艦を犬吠埼沖迄直接護衛したる後帰投すべし 18.01.19:(「君川丸」護衛)長浦〜      〜01.19 1740 野島埼灯台の126度17浬にて爆雷攻撃3個〜      〜犬吠埼にて特設水上機母艦君川丸」の護衛を終了〜      〜01.20長浦 18.01.22:特務艇長:海軍豫備少佐 杉本 安政 18.01.31:(第1131船団護衛)横浜〜      〜金華山沖にて護衛終了〜      〜横浜 18.02.08:(第1208A船団護衛)横浜〜      〜02.10 2100 魹埼沖にて第1208A船団の護衛を終了〜      〜02.12 0830 魹埼沖にて第2211船団の護衛を驅逐艦「野風」から継承〜      〜02.14長浦 18.02.15:類別等級削除:内令第239号
18.02.15:類別等級制定:内令第238号:種別:哨戒艇、類別:哨戒艇、艦型:なし 18.02.15:本籍:内令第249号:横須賀鎮守府、役務:警備哨戒艇 18.02.15:戦時編制:横須賀鎮守府部隊横須賀防備戦隊 18.02.15:哨戒艇長:海軍豫備少佐 杉本 安政 18.02.15:重油、真水搭載 18.02.16:糧食搭載 18.02.17:女川行き爆雷搭載 18.02.18:女川行き爆雷卸方 18.02.19:(「菊川丸」護衛)長浦〜      〜02.20 0035 特設運送船菊川丸」の護衛を終了〜      〜02.20長浦 18.02.21:長浦〜02.21浦賀沖02.22〜02.22長浦 18.02.23:糧食搭載 18.02.24:長浦〜02.24横須賀沖 18.02.25:(「筥崎丸」護衛)横須賀沖〜      〜02.26 特設運送船筥崎丸」の護衛を終了〜      〜02.26神戸 18.02.28:(第8228船団護衛)神戸〜03.02長浦 18.03.02:重油、清水搭載 18.03.06:第二缶室外板漏水箇所修理 18.03.08:女川行き爆雷30個搭載 18.03.09:長浦〜03.09横浜 18.03.09:(第1309船団護衛)横浜〜      〜03.11 0100 第1309船団護衛終了〜      〜03.11女川 18.03.11:爆雷卸方、魚雷搭載 18.03.11:女川〜03.12長浦 18.03.15:魚雷卸方 18.03.16:糧食搭載 18.03.17:弾薬卸方 18.03.18:爆雷卸方 18.03.29:K六番浮標に繋留替え 18.03.30:0945 横須賀海軍工廠第五船渠にて入渠 18.04.14:0955 出渠、Y十二番繋留 18.04.--:軍隊区分:海面防備部隊 18.04.18:横須賀〜04.18横浜 18.04.18:(第7418船団護衛)横浜〜      〜04.20 0350 護衛終了〜      〜04.20神戸 18.04.22:(第8422船団護衛)神戸〜04.24長浦 18.04.28:長浦〜04.28横浜 18.04.28:(第7428船団護衛)横浜〜04.30神戸 18.05.02:(第8502船団護衛)神戸〜      〜05.04 0120 「協力丸」と「仏蘭西丸」が接触〜      〜05.04長浦 18.05.06:長浦〜05.06館山 18.05.06:(第7505船団護衛)館山〜       〜05.06 1600 風が強く「相洲丸」「東榮丸」を伊東沖に避泊させる〜      〜05.08 0107 和田岬沖仮泊〜      〜05.08 0846 和田岬沖発〜      〜05.08 2115 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜05.08神戸 18.05.10:(第8510船団護衛)神戸〜05.12横須賀東端灯台沖05.12〜05.12長浦 18.05.19:長浦〜05.19横浜 18.05.19:(第7519A船団護衛)横浜〜      〜05.20 0915 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜05.20和田岬沖 18.05.20:和田岬沖〜05.20神戸 18.05.23:(第8522船団護衛)神戸〜      〜05.23 2124 潮岬北83度にて威嚇投射2個(八八式、英式各1個)〜      〜05.25 0610 洲埼通過、護衛終了〜      〜05.25横須賀港外 18.05.25:横須賀港外〜05.25長浦 18.05.27:長浦〜05.27横浜(外港) 18.05.28:(第7528A船団護衛)横浜〜      〜05.28 1523 掛塚灯台沖にて特設運送船天城山丸」が解列〜      〜05.28 1557 掛塚242度9浬にて爆雷攻撃11個(八八式2個、英式9個)〜      〜05.28 1702 特設運送船三星丸」を追躡し指示を与え先行させ、再び現場に引返す〜      〜05.28 1725 特設驅潜艇和美丸」と協力、敵潜制圧〜      〜05.28 1805 特設驅潜艇「和美丸」に引継ぎ船団を追躡〜      〜05.29 0800 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜05.29由良内05.29〜05.30神戸 18.06.01:神戸〜06.01和田岬 18.06.01:(第8601船団護衛)和田岬〜      〜06.01 0520 洲埼通過、一番船を暫く護衛、他は先行〜      〜06.01 0630 護衛終了〜      〜06.03長浦 18.06.07:(「足摺」「洲埼」護衛)長浦〜06.09由良 18.06.09:燃料50t補給 18.06.09:(「足摺」「洲埼」護衛)由良〜06.09神戸 18.06.12:(第8612船団護衛)神戸〜      〜06.12 市江崎299度5浬にて威嚇投射2個(八八式)〜      〜06.13 船団を先行させ反転、五番船「裕山丸」捜索〜       〜06.13 1215 「裕山丸」捜索を打切り〜      〜06.14長浦 18.06.16:0658長浦〜艦隊通過前路(神子元島の南方海面より北緯34度線)対潜哨戒〜      〜06.16 1739 御前崎144度27浬にて威嚇投射2個(八八式)〜      〜06.17長浦 18.06.19:長浦〜06.19横浜 18.06.20:(第7620船団護衛)横浜〜      〜06.21 1415 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜06.21神戸 18.06.24:神戸〜06.24和田岬 18.06.24:(第8624船団護衛)和田岬〜      〜06.26 0400 洲埼通過、護衛終了〜      〜06.26長浦 18.06.28:(第3628船団護衛)長浦〜      〜06.29 1215 北緯23度線にて運送艦伊良湖」、特設運送船白山丸」の護衛を終了〜      〜06.30長浦 18.06.30:(「秋津洲」護衛)長浦〜07.02室蘭 18.07.01:哨戒艇長:海軍少佐 杉本 安政 18.07.03:0815 転錨      0910 第二倉庫岸壁に横付け、重油搭載      1146 重油搭載終了 18.07.05:(第2705船団護衛)室蘭〜      〜07.06 2130 金華山通過、護衛終了〜      〜07.07横須賀(港外) 18.07.08:横須賀〜07.08長浦 18.07.10:長浦〜07.10横浜 18.07.11:(第7711船団護衛)横浜〜      〜07.12 1814 日ノ御埼通過、護衛終了〜   〜07.12和田岬沖 18.07.13:和田岬沖〜07.13神戸 18.07.16:神戸〜07.16和田岬 18.07.16:(第8716船団護衛)和田岬〜      〜07.18 0300 洲埼通過、護衛を終了〜      〜07.18長浦 18.07.26:(第3726船団護衛)長浦〜      〜07.27 2145 曳船(敷設艇型)報國第一三號」が三番船に接触〜       〜07.29父島 18.08.03:(「芝園丸」護衛)父島〜      〜08.05 0916 「芝園丸」が八丈島に入港〜      〜08.05 1900 「芝園丸」が八丈島を出港、護衛再開〜      〜08.05 1916(N35.41-E139.46)威嚇投射2個(八八式)〜      〜08.06 0835 洲埼通過、護衛を終了〜      〜08.06長浦  18.08.12:長浦〜08.12横浜 18.08.12:(第1812船団護衛)横浜〜      〜08.14 2320 尻屋崎通過、護衛終了〜      〜08.15室蘭 18.08.15:1010 重油搭載開始      1130 重油搭載終了、岸壁を離す      1245 投錨
18.08.15:戦時編制:横須賀鎮守府部隊 18.08.15:役務:内令第1662号:練習哨戒艇 18.08.18:室蘭〜08.18古武井 18.08.18:(第2818船団護衛)古武井〜      〜08.20 1817 犬吠埼の南68度東4.9浬にて爆雷投射10個(英式)〜      〜08.20 1839 投射終了、船団を追及〜      〜08.21 0750 洲埼通過、護衛終了〜      〜08.21浦賀 18.08.21:浦賀〜08.21長浦 18.08.25:長浦〜08.25横浜 18.08.26:(第7826船団護衛)横浜〜      〜08.27 1403 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜08.27神戸 18.08.30:神戸〜08.30和田岬 18.08.30:(第8830船団護衛)和田岬〜      〜08.31 1030 大王埼冲にて「太東丸」「山國丸」が解列〜      〜08.31 1530 特設敷設艇高千穂丸」が護衛に協力〜      〜08.31 1702 掛塚の140度4.2浬にて哨戒機が投弾〜      〜08.31 1720 爆雷投射17個(九五式3個、英式14個)〜      〜08.31 1842 投射終了〜      〜08.31 1850 「武洲丸」を追及〜      〜09.01 0550 剣埼通過、護衛終了〜      〜09.01浦賀 18.09.01:浦賀〜09.01長浦 18.09.05:九五式爆雷24個搭載 18.09.07:(第7907船団護衛)長浦〜      〜09.07 0525 横須賀冲から護衛開始〜      〜09.08 2015 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜09.08由良 18.09.09:由良〜09.09神戸 18.09.12:神戸〜09.12和田岬 18.09.12:(「南海丸」護衛)和田岬〜      〜09.13 御前崎附近にて特設運送船南海丸」の護衛終了、反転〜      〜09.13 第8912甲船団と合同、護衛開始〜      〜09.13 石室埼の南60度東4.5浬にて威嚇投射2個(九五式)〜      〜09.14 0420 剣埼通過、護衛終了〜      〜09.14長浦 18.09.16:長浦〜09.16横浜 18.09.17:(第7917船団護衛)横浜〜      〜09.18 0653 三木崎の北80度東5.3浬にて爆雷攻撃19個(九五式)〜      〜09.18 1710 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜09.18由良 18.09.18:九五式爆雷23個搭載 18.09.19:由良〜09.19神戸 18.09.21:神戸〜09.21和田岬 18.09.21:(第8921船団護衛)和田岬〜      〜09.23 0300 剣埼通過、護衛終了〜   〜09.23冨津沖 18.09.23:冨津沖〜09.23浦賀09.23〜09.23長浦 18.09.25:(第7925甲船団護衛)長浦〜      〜09.25 0530 横須賀冲から護衛開始〜      〜09.25 0700 海軍配當船寳山丸二號」は機械の具合が悪く続行困難につき冨津沖で解列〜      〜09.25清水09.26〜      〜09.26 1900 三木崎灯台の東4浬にて爆雷攻撃18個(九五式)〜      〜09.27 0430 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜09.27由良 18.09.27:九五式爆雷18個搭載 18.09.27:由良〜09.27神戸 18.10.01:神戸〜10.01由良 18.10.02:由良〜10.02神戸 18.10.02:神戸〜      〜10.02 1537 水上機母艦千歳」と合同、護衛開始〜      〜10.02和田岬 18.10.03:(「千歳」護衛)和田岬〜10.03洲本沖10.04〜10.04横須賀港外 18.10.05:横須賀港外〜10.05長浦 18.10.11:長浦〜10.11横浜 18.10.05:(第7010乙船団護衛)横浜〜      〜10.12 0521(N34.27-E137.16)護衛を止め反転〜      〜10.12長浦 18.10.12:横須賀鎮守府電令作第265号:      1.本日12日0500北緯28度39分東経137度28分地点に於て間宮雷撃を受け航行不能        追風現場攻撃中      2.海面防備部隊指揮官は千鳥及第百一號哨戒艇を右現場に急派対潜警戒及び        之の救難に任ぜよ      3.横須賀海軍工廠長は救難隊及所要器材を千鳥に乗艦せしめ間宮に急派すべし 18.10.12:驅逐艦「追風」補給用の爆雷18個搭載 18.10.12:長浦〜10.14父島二見 18.10.14:機密横須賀鎮守府電令作第270号:小笠原指揮官は第百一號哨戒艇をして       補給終了次第間宮附近に派遣、同方面部隊の警戒に任ぜしむべし       第十四號驅潜艇の行動は小笠原部隊指揮官の所信に一任 18.10.14:父島二見〜10.17由良 18.10.16:機密横須賀鎮守府電令作第280号:       第百一號哨戒艇の間宮部隊護衛任務を解き直接護衛部隊に復帰せしむ       直接護衛部隊指揮官は第百一號哨戒艇をして最寄補給基地に帰投せしむべし 18.10.18:由良〜10.18神戸 18.10.19:神戸〜10.19和田岬 18.10.19:(第8019船団護衛)和田岬〜      〜10.21 0750 F浮標通過、護衛終了〜   〜10.21長浦 18.10.28:(第7028船団護衛)長浦〜      〜10.28 1320 横須賀沖から護衛開始〜      〜10.29 2315 市江崎の160度6.5浬にて威嚇投射2個(九五式)〜      〜10.30 0340 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜10.30由良 18.10.30:由良〜10.30神戸 18.11.01:哨戒艇長:海軍少佐 福地 秋二 18.11.01:神戸〜11.01和田岬 18.11.01:(第8101船団護衛)和田岬〜      〜11.03 0832 護衛終了〜      〜11.03浦賀 18.11.03:浦賀〜11.03横須賀 18.11.06:福地少佐着任、杉本少佐退艇 18.11.17:1300 繋留替え開始      1335 繋留替え終了(鳶ヶ鼻) 18.11.18:官房艦機密第2724号による訓令工事等開始       後部弾火薬庫を爆雷庫に改造       後部檣、海図室、改装の為移設       烹炊所、改装仮移設       英式投射機、水圧投下機、軌道投下機撤去、       英式四吋砲2門、通報器2基、電話機2基、留式七粍七機銃2基撤去   後部磁気羅針儀、後部操舵器撤去 18.12.--: 前部檣改造       後部揚弾薬筒防水蓋撤去、爆雷揚弾薬筒蓋一箇所改装       カッター破損部漏水箇所修理完成       爆雷軌道投下機2基新設       爆雷搭載用ダビット改造移設       英式爆雷投射機装填用ダビット一式、投射機用爆雷格納筐2個、       水圧投下台防弾板2個撤去、       十二糎双眼望遠鏡2基、架台2基撤去、       九四式投射機1基、投射箭格納台、爆雷庫、爆雷運搬軌道新設、       九二式高声電話機移動型乙改一2組、九三式十三粍二聯装機銃1基新設       六十五糎探照燈修理 19.01.--: 士官室、士官寝室通路、通路新設       烹炊所、機銃台撤去       上甲板排水口を5個、左舷に甲板要具庫を新設       前部一番砲台前に波浪除け新設       二番煙突前に洗濯桶格納所を新設       探照燈台に野菜庫新設       繋留用鉄架2個新設       防舷物格納所8個新設       防水蓆格納所新設       左舷浴室後部に軽質油庫新設       錨繋止装置新設       舷梯を一番煙突両側に移設       一、二番聯管下甲板、十三粍機銃台下甲板、投射機下甲板補強、       魚雷引揚用ダビット新設の為、左舷中部外板補強、       内火艇、カッター破損部修理、       連繋艦尾信号灯、山川燈2組、整備燈、碇泊燈、危険燈、方向信号燈2組新設、       九六式一米半測距儀、八糎高角双眼望遠鏡2組新設、       九二式四聯装発射管三型1基、六年式二聯装発射管1基、魚雷運搬車3台新設、       九二式発射指揮盤、十二糎双眼鏡共2基、       九七式方位盤二型、十二糎双眼鏡共2基新設、       九五式爆雷完備10個、九五式爆雷深度90米用34個搭載 19.01.16:1030 繋留替え(Y二番浮標) 19.01.16:横須賀〜東京湾方面にて諸公試〜01.16横須賀 19.01.18:横須賀〜東京湾方面にて諸公試〜01.18横須賀 19.01.19:残務工事(01.25まで) 19.01.26:横須賀〜東京湾方面にて水校教務〜01.26横須賀 19.01.31:横須賀〜東京湾方面にて水校教務〜01.26長浦 19.02.07:長浦〜東京湾方面にて水校教務〜02.07長浦 19.02.09:長浦〜東京湾方面にて水校教務〜02.09長浦 19.02.11:(第7211船団護衛)長浦〜      〜02.12 2050 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜02.12由良 19.02.13:由良〜02.13神戸 19.02.16:(第8216船団護衛)神戸〜02.17尾鷲02.18〜02.18伊良湖02.19〜      〜02.20 0200 城ケ島通過、護衛終了〜      〜02.20湊沖 19.02.20:湊沖〜02.20浦賀02.20〜02.20長浦 19.02.22:長浦〜東京湾方面にて水校教務〜02.22長浦 19.02.23:長浦〜東京湾方面にて水校教務〜02.23長浦 19.02.25:長浦〜02.25横浜 19.02.26:(第7226船団護衛)横浜〜02.27伊良湖02.28〜02.28尾鷲02.29〜      〜02.29 1655 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜02.29由良 19.03.01:由良〜03.01神戸 19.03.01:軍隊区分:機密横鎮電令作第162号:甲直接護衛部隊 19.03.02:(第8302甲船団護衛)神戸〜03.03尾鷲03.04〜03.04伊良湖03.05〜荒天のため反転〜      〜03.05伊良湖03.06〜      〜03.07 0000 剣埼通過、護衛終了〜      〜03.07湊沖 19.03.07:港沖〜03.07浦賀03.07〜03.07長浦 19.03.08:長浦〜東京湾方面にて水校教務〜03.08長浦 19.03.10:長浦〜東京湾方面にて水校教務〜03.10長浦 19.03.11:長浦〜03.11横浜 19.03.11:(第7311船団護衛)横浜〜03.12下田03.12〜      〜03.13 1900 日ノ御埼通過、護衛終了〜      〜03.13和田岬 19.03.14:和田岬〜03.14神戸 19.03.15:類別等級削除:内令第437号 19.03.15:除籍:内令第443号
19.03.15:官房軍第301号:舊第百一號哨戒艇を雑役船に編入       命名:雑役船「特第一號練習艇」       船種:練習艇       所属:海軍水雷學校、定数別:臨時附属       記事:舊第百一號哨戒艇 19.03.15:横須賀鎮守府法令第13号:       海軍水雷學校長及海軍機雷學校長は各本務に支障なき限り左の所属船艇をして横須賀鎮守府       練習艦(隊)教務実施規程に準じ本府部下各部の教務実験研究教育訓練及公試等の諸作業に       協力せしむべし       學校:水校、船艇名:旧第一〇一號哨戒艇          雷校、船艇名:旧第二五二號驅潜特務艇                 旧第二五三號驅潜特務艇       備考:所要燃料は当該作業の主務部隊(又は廰)より之を供給するを例とす 19.03.20:軍隊区分:機密横鎮電令作第226号:除く
20.08.15:残存 20.10.--:返還

同型艇

 Sabre, Saladin, Simoom, Scimitar, Scotsman, Scout, Senator, Sepoy, Seraph, Shark,
 Sparrowhawk, Splendid, Success, Shamrock, Shikari, Sikh, Sirdah, Somme, Steadfast, Sterling, 
 Swallow, Swordsman, Tribune, Trinidad, 
 Sardonyx, Scythe, Seabear, Seafire, Searcher, Seawolf, Serapis, Serene, Sesame,
 Spear, Spindrift, Sportive, Stalwart, Tilbury, Tintagel, Stonehenge, Stormcloud, Strenuous, 
 Stronghold, Sturdy, Tactician, Tara, Tasmania, Tattoo, Tenedos, Thanet, Turbulent, Trojan, 
 Truant,Trusty。

兵装

(新造時)
 Mk IX 四十五口径4インチ砲3門、Mk II 2ポンド対空機銃1基、機銃5基、
 21インチ聯装発射管2基。

(1938〜1939頃)
 Mk IX 四十五口径4インチ砲2門、Mk II 2ポンド対空機銃1基、機銃5基、機雷40個。

(S18.02)
 Mk IX 四十五口径4インチ砲2門、留式七粍七単装機銃2基、六十五糎探照燈1基、
 英式投射機、水圧投下機、軌道投下機、爆雷21個。

(S19.01)
 九三式十三粍二聯装機銃1基、九六式一米半測距儀、六十五糎探照燈1基、
 九二式四聯装発射管三型1基、六年式二聯装発射管1基、
 九四式投射機1基、爆雷軌道投下機2基、九五式爆雷44個。

写真資料

 雑誌「丸Graphic Quarterly」潮書房 No.17「写真集 日本の小艦艇」(P.133)
 「歴史群像」学習研究社 太平洋戦史シリーズ45 真実の艦艇史 (P.126)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (2664)
 「日本海軍艦艇写真集 駆逐艦」ダイヤモンド社 H17.10 呉市海事歴史科学館(P.202)

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