春日丸・大鷹の船歴

 年 月 日:船歴

15.01.06:起工:優秀船舶建造助成施設(第一種船)第125号 15.09.19:進水、命名:春日丸
16.05.01:徴傭、佐世保海軍工廠にて艤装工事開始、仮称第1003番艦 16.05.01:入籍:内令第471号:特設航空母艦、佐世保鎮守府所管 16.05.01:艦長:海軍大佐 石井 藝江 16.08.11:艦長:海軍大佐 高次 貫一
16.09.05:竣工、船主:日本郵船株式會社、船籍港:東京
16.09.05:戦時編制:聯合艦隊第一航空艦隊第五航空戦隊 16.09.25:戦時編制:聯合艦隊第一航空艦隊第四航空戦隊 16.10.04:佐世保〜九州方面〜鹿児島10.22〜10.26高雄11.07〜11.10佐世保 16.11.13:戦時編制:聯合艦隊附属 16.11.28:佐世保〜12.01高雄12.02〜12.06パラオ12.07〜12.12徳山 16.12.--:内海西部にて着艦訓練に従事 17.01.01:戦時編制:呉鎮守府部隊 17.02.14:大海指第56号:02月25日頃横須賀発、第二十四航空戦隊用飛行機をトラック迄輸送 17.02.20:呉〜02.22横須賀02.25〜03.03トラック03.05〜03.11呉 17.03.28:大海指第74号:04月03日横須賀発、臺南航空隊等の人員、飛行機等ラバウル迄輸送 17.03.31:呉〜04.01横須賀04.03〜04.11ラバウル04.12〜04.20横須賀 17.04.25:横須賀〜      〜05.03 クエゼリン入口(ミルー島の330度750m)にて雷撃を受けるが被害なし〜      〜05.03ルオット 17.05.03:大海指第93号:第二十五航空戦隊の戦闘機をラバウル迄輸送 17.05.04:ルオット〜05.08ラバウル05.09〜05.16呉 17.05.04:呉鎮電令第19号:ラバウル迄第二十五航空戦隊戦闘機輸送に従事 17.05.21:入渠 17.05.25:出渠 17.06.09:呉〜内海西部にて訓練に従事〜06.26呉 17.06.10:官房機密第7162号:訓令:二十五粍機銃装備 17.06.24:官房機密第7868号:訓令:爆雷兵装新設:爆雷手動投下台1組、九五式爆雷8個 17.07.01:戦時編制:聯合艦隊附属 17.07.01:呉〜07.20呉 17.07.--:官房機密第8759号:航空母艦艦載機定数 17.07.2-:官房機密第7162号訓令工事施行:十三粍四聯装機銃2基を二十五粍二聯装機銃2基に換装、      三番、四番十二糎高角砲装備予定位置(砲未装備)に二十五粍三聯装機銃各1基を仮装備 17.07.30:呉〜08.12呉 17.08.01:買収、船主:海軍省 17.08.01:官房機密第9577号:訓令:消火装置増備 17.08.21:官房機密第10468号:訓令:機銃装備:艦首錨甲板及び艦尾短艇甲板上にフラットを設け その上にそれぞれ二十五粍三聯装機銃2基及び機銃射撃装置1基を装備
17.08.31:除籍:内令第1461号
17.08.31:命名:達第244号:軍艦「大鷹」 17.08.31:類別等級制定:内令第1614号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:なし 17.08.31:本籍:内令第1625号:佐世保鎮守府
17.08.31:戦時編制:聯合艦隊附属 17.08.16:呉〜08.29タロア08.30〜09.04トラック09.04〜09.07パラオ09.11〜09.12ダバオ 17.09.13:ダバオ〜09.17カビエン09.17〜09.21ダバオ 17.09.15:官房機密第15002654番電:艦戦の欄「二分の九」を削り艦爆の欄を「一分の四」に改める 17.09.22:ダバオ〜      〜09.27 0900 カビエン沖にて鹿空艦戦、第三十二航空隊艦爆を発艦空輸〜      〜09.28 1325(N07.46-E151.46)トラック南水道入口より189度17.4浬にて             米潜水艦"Trout"(SS-202)の雷撃を受け右185番ビーム水線下に被雷〜      〜09.28 1328 護衛の驅逐艦「潮」、同「曙」が敵潜攻撃に向う〜      〜09.28 1340 転輪羅針儀故障の爲、驅逐艦「漣」が嚮導〜      〜09.28 1525 南水道通過〜      〜09.28トラック 17.09.--:工作艦明石」により応急修理 17.10.01:竹島飛行場より九六式艦上戦闘機3機、九六式艦上爆撃機5機収容 17.10.03:爆弾陸揚作業 17.10.04:トラック〜      〜10.12 1915 「第四十六號哨戒艇」と合同、護衛を受ける〜      〜10.13 1100 「第四十六號哨戒艇」の護衛終了〜      〜10.13 1100 全機(九六式艦上戦闘機6機、九六式艦上爆撃機5機)発艦岩国空へ空輸〜      〜10.13 1800 広島湾仮泊〜      〜10.14 0700 広島湾発〜      〜10.14呉 17.10.14:呉海軍工廠にて修理開始、舷外電路修理、假稱二號電波探信儀一型装備 17.10.15:爆弾卸方 17.10.16:呉海軍工廠第四船渠に入渠 17.10.21:艦底塗粧 17.10.24:艦長:海軍大佐 篠田 太郎八  17.10.26:出渠、八七式航空揮発油卸方(10.27まで) 17.10.26:艦長交代 17.10.27:修理完了、糧食、重油搭載 17.10.28:呉〜10.29横須賀 17.10.30:第二五二航空隊飛行機搭載(10.31まで) 17.11.01:横須賀〜11.07トラック11.08〜11.16横須賀 17.11.19:横須賀〜11.25トラック11.26〜12.05横須賀 17.12.15:横須賀〜12.21トラック12.22〜12.24カビエン12.24〜12.31横須賀 18.02.01:横須賀〜01.07トラック01.11〜02.17横須賀 18.02.24:横須賀〜03.02トラック 18.03.05:聯合艦隊電令作第496号:      1.大鷹艦長は雲鷹、第七驅逐隊、響を併せ指揮し大海機密第031748番電に依り輸送すべし 18.03.06:トラック〜03.12横須賀 18.03.21:聯合艦隊電令作第512号:      1.大鷹艦長は冲鷹、響を併せ指揮し大海機密第121747番電第二項の輸送を実施すべし      2.前進部隊指揮官はK潮、親潮をして大鷹艦長の指揮を受けトラックまで前項輸送の護衛に従事        せしむべし 18.04.04:横須賀〜04.10トラック 18.04.10:聯合艦隊電令作第530号:       大鷹、冲鷹、漣、響は現任務終了後横須賀に回航すべし 18.04.16:トラック〜04.21横須賀 18.05.01:横須賀〜05.06マニラ05.08〜05.13スラバヤ15.16〜05.18昭南05.21〜05.25馬公05.27〜      〜05.29佐世保 18.05.29:艦長:海軍大佐 松田 尊睦  18.05.29:佐世保海軍工廠にて修理開始、泡沫消火装置装備、官房機密第10468号訓令工事施行 18.06.15:入渠 18.06.--:艦首、艦尾に二十五粍三聯装機銃二型各2基計4基増備 18.06.30:出渠 18.07.14:修理完了 18.07.15:佐世保〜07.17横須賀 18.07.23:横須賀〜07.28トラック 18.08.--:便乗者431名乗船、託送品(零戦3、艦攻3、水戦1、発動機5其の他)搭載 18.08.04:トラック〜      〜08.04 1745 驅逐艦「舞風」が分離〜      〜08.06 1303(N21.23-E153.20)米潜水艦"Pike"(SS-173)の雷撃を受け、被雷するが不発〜      〜08.09横須賀 18.08.14:聯合艦隊電令作第665号:      3.大鷹は大海機密第22943番電(7月)第3項の輸送に任ずべし 18.08.17:横須賀〜08.24トラック 18.08.22:聯合艦隊電令作第672号:      1.大鷹、冲鷹は先任艦長指揮、大海機密第201316番電第2項(イ)の輸送を実施すべし      2.機動部隊、邀撃部隊指揮官は浦風、風雲、五月雨をして大鷹及び冲鷹を        横須賀よりトラック迄警戒せしむべし 18.08.25:聯合艦隊電令作第676号:      1.熊野、第三艦隊驅逐艦一隻(以上呉)        大鷹、第三艦隊驅逐艦一隻(以上横須賀)は熊野艦長指揮し8月27日頃トラック発各指定地に        回航すべし      2.第一艦隊司令長官は驅逐艦一隻をしてA点(北緯31度0分東経137度0分)附近熊野艦長所定)        により大鷹の警戒に任ぜしむべし 18.08.28:トラック〜09.02横須賀 18.09.07:横須賀〜09.11トラック 18.09.16:聯合艦隊電令作第712号:      1.大鷹、冲鷹は荷役終了次第トラック発横須賀に回航        大海機密第201316番電の輸送に従事せしむべし      2.機動部隊、邀撃部隊指揮官は夫々駆逐艦一隻をして大鷹、沖鷹の警戒に任ぜしむべし 18.09.--:便乗者840名乗船、託送品(零戦6其の他若干)搭載 18.09.21:トラック〜      〜09.24 0658(N28.04-E146.05)父島の74度210浬で米潜水艦"Cabrilla"(SS-288)の雷撃を受け             右舷艦尾に1本命中〜      〜09.24 0701 前部火薬庫に1本、爆弾庫に1本(共に不発)命中、高角砲、機銃で攻撃〜      〜09.24 0703 機械室故障航行不能〜      〜09.24 0732 第二カッターを卸し溺者救助〜      〜09.24 1115 第二カッター帰艦揚収〜      〜09.24 1156 曳航準備完了〜      〜09.24 1417 航空母艦冲鷹」が曳航〜      〜09.25 1600(N31.40-E142.43)「第二十七號掃海艇」が合同、護衛開始〜      〜09.26 0730(N34.27-E140.40)哨戒機が敵潜を発見、「第三十三號掃海艇」が対潜戦闘〜      〜09.26 1440 「第二十七號掃海艇」が護衛終了〜      〜09.26横須賀 18.09.25:類別等級改正:内令第1985号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:大鷹型 18.09.26:横須賀海軍工廠にて修理開始 18.09.27:聯合艦隊電令作第725号:      1.聯合艦隊電令作第712号中大鷹を除き冲鷹警戒艦を島風及び十七驅(駆逐艦一隻)に改む 18.10.01:横須賀海軍工廠第五船渠に入渠 18.11.17:艦長:海軍大佐 松野 俊郎  18.11.18:出渠
18.12.15:戦時編制:海上護衛総司令部 18.12.22:横須賀〜12.22横浜 18.12.22:三菱重工業株式會社濱造船所にて修理続行 19.01.11:入渠 19.02.15:艦長:海軍大佐 別府 明朋  19.03.20:艦長:海軍大佐 杉野 修一 19.04.02:出渠 19.04.13:修理完了、13号電探、零式水中聴音機、哨信儀装備 19.04.13:横浜〜横須賀 19.04.19:横須賀〜04.22呉 19.04.23:呉〜04.28呉 19.04.--:艦船番号(37) 19.04.29:軍隊区分:第一海上護衛隊作戦指揮下に入る 19.04.30:呉〜門司 19.05.03:(ヒ61船団護衛)門司〜      〜05.08 0618(N19.19-E120.00)「あかね丸」被雷小破、敵潜制圧〜      〜05.10マニラ 19.05.12:(ヒ61船団護衛)マニラ〜05.17昭南 19.05.23:(ヒ62船団護衛)昭南〜05.29マニラ06.01〜06.08門司 19.06.09:門司〜06.09呉 19.06.09:呉海軍工廠にて修理 19.06.27:入渠、舵取機の修理及び舵軸空所の修理 19.06.30:出渠 19.07.01:第一海上護衛隊機密第010145番電:       第一海上護衛隊電令第460号大鷹艦長は海護總電令作第201号に依る艦攻四機を速に済州島に派遣       鎭警長官の作戦指揮を承けしむべし 19.07.01:鎭海警備府信電令作第186号:       大鷹の済州島派遣機を鎭空司令の指揮下に入る 19.07.07:修理完了 19.07.07:呉〜六連 19.07.12:(ヒ69船団護衛)六連〜07.20マニラ 19.07.25:(ヒ68船団護衛)マニラ〜07.27左営07.28〜08.03佐世保 19.07.31:鎭海警備府信電令作第202号:      1.大鷹派遣飛行機隊に対する鎭空司令作戦指揮を解く      2.鎭空司令は右飛行機隊を佐伯に復帰せしむべし 19.08.--:デリック撤去 19.08.06:佐世保〜08.07伊万里湾 19.08.10:(ヒ71船団護衛)伊万里湾〜08.13馬公08.17〜
19.08.18:沈没 19.10.10:類別等級削除:内令第1159号 19.10.10:除籍:内令第1165号
喪失場所:N18.12-E120.22 ラオアグ西方25km 喪失原因:米潜水艦Rasher(SS-269)の雷撃

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 新田丸八幡丸

兵装

 (竣工時)  
 四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍二聯装機銃2基、九六式十三粍四聯装機銃2基

 (17.07.30)
 四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍三聯装機銃2基、同二聯装機銃4基

 (18.07.14)
 四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍三聯装機銃6基、同二聯装機銃4基

 (19.08.19)
 四十五口径十年式十二糎高角砲4門、九六式二十五粍三聯装機銃6基、同二聯装機銃4基、同単装機銃22基

 【水雷関連】
 九五式爆雷8個、手動投下台一型1組(17.06.24官房機密第7868号訓令)

 【航空機関連】
 零式艦上戦闘機11機(うち補用2機)、九七式艦上攻撃機16機(うち補用2機)

写真資料

 雑誌「世界の艦船」海人社 1994年5月号増刊「日本航空母艦史」
 雑誌「世界の艦船」海人社 1997年9月号
 雑誌「世界の艦船」海人社 2011年1月号増刊「日本航空母艦史」(P.65)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本の客船(1)」(P.69)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.38「日本の空母II」 (P.54-56)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.131「戦時中の日本の空母III」(P.62)
 「海軍艦艇史3」 潟xストセラーズ S57.04 福井静夫 (3338-3350)
 「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.102)

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