隼鷹の艦歴

 年 月 日:艦歴

14.03.20:起工:三菱重工業株式會社長崎造船所第900番船、大型優秀船建造助成施設第1号      発注者:日本郵船株式會社、予定船名「橿原丸」 15.11.--:改造工事に着手、三菱重工業株式會社長崎造船所第901番船
16.02.10:買収、船主:海軍省、仮称第1002番艦
16.06.26:進水 16.06.26:命名:官房機密第5440号:特設航空母艦「隼鷹」(ジユンヨウ) 16.10.01:艤装員長:海軍大佐 石井 藝江 17.05.03:竣工
17.05.03:入籍:内令第797号:特設航空母艦、呉鎮守府所管
17.05.03:戦時編制:聯合艦隊第一航空艦隊第四航空戦隊 17.05.03:艦長:海軍大佐 石井 藝江 17.05.22:呉〜05.22徳山05.22〜05.26大湊 17.05.26:大湊〜       〜06.03 2235 ダッチハーバーの南西約170浬にて第一次攻撃隊発進〜      〜06.04 0550 第二次攻撃隊発進〜      〜06.05 1130 第一次攻撃隊発進〜      〜06.24大湊 17.06.08:軍隊区分:機密北方部隊命令作第28号:第二機動部隊 17.06.29:大湊〜07.03呉 17.07.03:軍隊区分:聯合艦隊電令作第177号:機動部隊
17.07.14:除籍:内令第1247号
17.07.14:命名:達第201号:軍艦「隼鷹」 17.07.14:類別等級制定:内令第1242号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:なし 17.07.14:本籍:内令第1247号:呉鎮守府
17.07.14:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第二航空戦隊 17.07.20:艦長:海軍大佐 岡田 為次 17.07.25:官房機密第9282号:航空母艦消防装置増備の件訓令       部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし        記      1.施行艦名       (イ)呉海軍工廠          翔鶴、瑞鶴、龍驤、飛鷹、隼鷹       (ロ)佐世保海軍工廠          瑞鳳      2.工事要領       (イ)翔鶴、瑞鶴、瑞鳳の上部格納庫周辺に環状消防主管を新設し之より格納庫及飛行甲板作業員控所          に支管を設け本艦装備の熱煙冷却ポンプを之に主用し格納庫の消防に適する如く装備するものとす       (ロ)軍需部供給のガソリン式消防ポンプを左の通搭載し其の吐出側を本艦固有の消防主管に連結する          ものとす          翔鶴、瑞鶴、飛鷹、隼鷹 各3台          龍驤、瑞鳳       各2台       (ハ)         (1)翔鶴、瑞鶴、瑞鳳の固有の消防主管と(イ)項に依る新設環状消防主管との間に交通管を設く         (2)飛鷹、隼鷹、龍驤の上部格納庫附近に環状消防主管を新設し之より格納庫及飛行甲板作業員控            所に支管を設け(ロ)項に依るガソリン式消防ポンプを之に主用し上部格納庫の消防に適する            如く装置するものとす         (3)飛鷹、隼鷹、龍驤の固有の消防主管と前項に依り新設の環状消防主管との間に交通管を設く       (ニ)上部格納庫及飛行機昇降室には夫々排水管を新設又は増備するものとす          尚詳細に関しては海軍艦政本部長をして直接関係海軍工廠長に通牒せしむ      3.完成期        瑞鳳は 昭和17年8月20日        其の他は昭和17年8月25日      4.費目       (以下省略)  17.08.13:呉海軍工廠に入渠、08.22出渠 17.09.12:呉〜09.17祝島09.22〜09.25呉 17.10.03:呉〜10.03佐伯10.04〜10.09トラック 17.10.11:トラック〜      〜10.17 ガダルカナル島攻撃〜      〜10.25 0720 戦闘機3機発進〜 17.10.26:軍隊区分:支援部隊電令作第15号:機動部隊指揮官の指揮下に入る      〜10.26 南太平洋海戦〜      〜10.26 0700 第一次攻撃隊(艦爆17、艦戦12)発艦〜      〜10.26 0720 上空直衛機(艦戦4機)発艦〜      〜10.26 0825 上空直衛機(艦戦4機)発艦〜      〜10.26 0950 上空直衛機(艦戦6機)帰艦〜      〜10.26 1115 第二次攻撃隊(艦攻7、艦戦8)発艦〜       〜10.26 1130 第一次攻撃隊帰艦開始〜      〜10.26 1200 第一次攻撃隊帰艦終了(艦爆8、艦戦8)〜      〜10.26 1310 第三次攻撃隊(艦爆4、艦戦6)発艦〜      〜10.26 1335 上空直衛機(艦戦2機)発艦〜      〜10.26 1335 上空直衛機(艦戦2機)帰艦〜      〜10.26 1510 第二次攻撃隊(艦攻5、艦戦3)帰艦〜      〜10.26 1550 上空直衛機(艦戦2機)帰艦〜      〜10.26 1620 第三次攻撃隊(艦爆4、艦戦6)帰艦〜      〜10.30トラック 17.11.09:トラック〜(第十一戦隊の上空直衛:第四戦隊の上空直衛)〜11.18トラック 17.11.28:官房機密第14731号:航空母艦消防装置増備の件訓令       部下海軍工廠をして首題の件左記に依り施行せしむべし        記      1.施行艦名       (イ)横須賀工廠          翔鶴、冲鷹、大鳳       (ロ)呉工廠          瑞鶴、飛鷹、隼鷹、雲鷹、鳳翔       (ハ)佐世保工廠          瑞鳳、大鷹      2.工事要領        飛行機格納庫に技研式泡沫消火装置を装備するものとし其の詳細に関しては海軍艦政本部長をして        直接関係海軍工廠長に通牒せしむ      3.所要兵器        主管別 兵器名称        数量  記事        機   照明兵器及電路兵器   所要数 供給の上は其の旨通報を要す        飛   九二式高声電話機用兵器 同   砲より流用(供給の上は其の旨通報を要す)        飛   伝声管電鐘用諸兵器   同   同      4.完成期        時機を得次第成るべく速に      5.費目       (以下省略) 17.12.10:軍隊区分:聯合艦隊電令作第413号:一時南東方面部隊 17.12.16:トラック〜ウエワク攻略作戦〜12.20トラック 18.01.15:トラック〜      〜01.17 ウエワク沖にて輸送機を発艦〜      〜01.19トラック 18.01.31:トラック〜02.09トラック 18.02.09:軍隊区分:前進部隊電令作第140号:前進部隊本隊より除く 18.02.09:軍隊区分:聯合艦隊電令作第479号:機動部隊 18.02.12:聯合艦隊電令作第480号:      1.機動部隊、前進部隊指揮官は夫々第三戦隊、第八戦隊(筑摩欠)、第二航空戦隊(飛鷹欠)、        嵐、野分、舞風、初風、秋月、磯風、涼月、白露、江風、K潮、巻波、陽炎をして内地(        各所属軍港)に回航、整備に従事せしむべし      3.回航区分に関しては後令す 18.02.12:聯合艦隊電令作第489号:      1.聯合艦隊電令作第480号に依る回航区分(鳥海、冲鷹を加う)を左の通定む       (イ)第三戦隊、第八戦隊(筑摩欠)、第二航空戦隊(飛鷹欠)、嵐、K潮、陽炎、日進、          鳥海、冲鷹は第三戦隊司令官指揮下に2月15日トラック発      2.前進部隊指揮官は驅逐艦二隻をして第三戦隊司令官の指揮を受け第一項兵力の内地回航        護衛に任ずべし 18.02.12:艦長:海軍大佐 長井 満 18.02.15:トラック〜飛行機を収容できず引き返す〜02.15トラック  18.02.16:トラック〜02.21佐伯02.21〜02.22呉 18.03.16:呉〜03.20佐伯03.22〜03.28トラック 18.05.17:前進部隊信令第292号:      1.隼鷹艦長を前進部隊泊地対空防衛指揮官に指定す        前進部隊泊地対空防衛指揮官は所要に応じ適宜上空直衛機及び対空哨戒機を配備し        泊地の対空防衛に任ずべし 18.06.11:前進部隊信令第314号:       ~洋丸よりの貯糧品補給を左の通定む      1.補給順序を12日0600より大波、海風、長良、1200より第四戦隊、13日0600より鳥海、隼鷹、        1200より前進部隊附属      2.補給量満載 18.06.11;軍隊区分:前進部隊電令作第218号:前進部隊 18.07.05:軍隊区分:聯合艦隊電令作第619号:機動部隊 18.07.19:トラック〜      〜07.23 1247 驅逐艦「海風」解列〜      〜07.25呉 18.07.26:呉海軍工廠に入渠、07.31出渠 18.08.09:呉〜08.09岩国08.13〜08.13佐伯08.15〜08.28昭南09.04〜09.11呉 18.09.11:軍隊区分:聯合艦隊電令作第698号:丁一号輸送部隊 18.09.17:呉〜09.17岩国09.19〜09.24トラック09.29〜10.05呉 18.09.25:類別等級改正:内令第1985号:種別:軍艦、類別:航空母艦、艦型:隼鷹型 18.09.27:軍隊区分:聯合艦隊電令作第724号:      1.丁一號輸送部隊の編制を解く、隼鷹を原隊に復帰す      2.機動部隊指揮官は隼鷹をして9月29日頃トラック発内海西部に回航せしむべし        爾後の任務は別令す      3.邀撃部隊指揮官は玉波をして隼鷹艦長の指揮を承け同艦の護衛に任ぜしむべし      4.木曽多摩は隼鷹艦長の指揮を受けトラック、豊後水道間隼鷹の警戒に任ずべし 18.09.27:聯合艦隊電令作第725号:      2.隼鷹、雲鷹は隼鷹艦長指揮10月10日頃呉(岩国)発大海機密第131215番電及び        同201316番電(8月)に依る輸送に従事すべし、        右警戒艦を第七驅逐隊(駆逐艦一隻欠)及び玉波とす 18.10.12:呉〜10.12岩国10.13〜10.13佐伯10.14〜10.19トラック 18.10.28:聯合艦隊電令作第778号:      2.訓練部隊指揮官は第十一水雷戦隊(龍田)山城、伊勢をして10月30日頃(補給終了後)        トラック発内海西部に回航せしむべし        隼鷹は右部隊と同航呉に回航すべし      5.第十一水雷戦隊司令官は回航中前諸項部隊を指揮すべし 18.10.30:軍隊区分:機密第十一水雷戦隊命令第51号:主隊母艦隊 18.10.31:トラック〜      〜11.05 0535(N32.19-E132.58)豊後水道にて米潜水艦"Halibut"(SS-232)の雷撃を受け損傷〜      〜11.05 1000 巡洋艦「利根」に曳航される〜      〜11.06 0830 曳船二隻が艦尾に横付け〜      〜11.06呉 18.11.19:呉海軍工廠に入渠 18.11.25:出渠 18.12.21:再び入渠 18.12.25:艦長:海軍大佐 大藤 正直 19.02.21:艦長:海軍大佐 渋谷 清見 19.02.29:出渠  19.03.26:呉〜03.26岩国沖04.11〜04.11徳山04.15〜04.15呉 19.04.29:呉〜04.29岩国沖05.01〜05.01平群島沖05.04〜05.04岩国沖05.06〜05.06佐伯 19.05.11:佐伯〜05.16タウイタウイ 19.06.08:特設運送船北上丸」から生糧品補給 19.06.13:タウイタウイ〜06.14ギマラス泊地06.15〜06.19マリアナ沖海戦〜 19.06.20:直撃弾2発被弾〜06.22中城湾06.23〜06.24柱島07.03〜07.03呉 19.07.06:呉海軍工廠に入渠
19.07.10:戦時編制:聯合艦隊第三艦隊第四航空戦隊 19.07.14:出渠 19.08.21:呉〜08.26柱島 19.09.10:軍隊区分:機動部隊電令作第45号:第二遊撃部隊 19.09.11:軍隊区分:機動部隊電令作第47号:本隊 19.09.11:柱島〜09.11呉 19.09.26:呉〜09.26岩国沖10.21〜10.21呉 19.10.27:呉〜10.28佐世保10.30〜11.01馬公 19.11.02:馬公〜      〜11.06 驅逐艦「浦風」、同「雪風」が嚮導につく〜      〜11.06ブルネイ 19.11.08:ブルネイ〜11.10マニラ11.11〜11.13馬公 19.11.14:馬公〜11.17呉
19.11.15:戦時編制:聯合艦隊第一航空戦隊 19.11.23:呉〜11.23八丈島沖〜11.24寺島水道11.25〜11.27馬公 19.11.28:官房空機密第2925号:試製四式母艦識別燈装備の件訓令 19.11.28:馬公〜11.30マニラ12.01〜12.03馬公 19.12.06:馬公〜      〜12.09(N43.---E129.04)米潜水艦"Sea Devil"(SS-400)の雷撃〜      〜12.09(N32.13-E129.13)米潜水艦"Redfish"(SS-395)の雷撃を受け損傷〜      〜12.09佐世保 19.12.--:修理
20.01.01:戦時編制:大海幕機密第608号ノ174:聯合艦隊第二艦隊第一航空戦隊 20.04.20:戦時編制:大海幕機密第608号ノ235:佐世保鎮守府部隊 20.04.20:内令第338号:第四豫備艦 20.05.10:艦長:海軍大佐 前原 富義  20.06.01:役務:内令第499号:特殊警備艦
20.08.15:残存 20.09.10:(機密第071556番電にて予定):第四豫備艦 21.04.01:類別等級削除:軍令第1号 22.05.03:除籍:複二第327号

同型船

 飛鷹

兵装

 四十口径八九式十二糎七聯装高角砲6基、九六式二十五粍三聯装機銃8基、
 零式艦上戦闘機15機(うち補用3機)、九七式艦上攻撃機18機、九九式艦上爆撃機18機(うち補用2機)

写真資料

 雑誌「世界の艦船」海人社 1968年4月号「思い出の日本軍艦」(P.18)
 雑誌「世界の艦船」海人社 1994年5月号増刊「日本航空母艦史」
 雑誌「世界の艦船」海人社 2011年1月号増刊「日本航空母艦史」(P.70-75)
 雑誌「世界の艦船」海人社 別冊「日本郵船船舶100年史」(P.241)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.11
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.111「終戦時の帝国艦艇」(P.27)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.130「戦時中の日本の空母II」 (P.28-30,33-37)
 雑誌「丸スペシャル」潮書房 No.131「戦時中の日本の空母III」(P.46-59)
 「写真日本海軍全艦艇史」 潟xストセラーズ H06.12 福井静夫 (3558,3364-3366,3368- 3375)
 「終戦と帝国艦艇」光人社 H23.01 福井静夫(9)
 「商船建造の歩み」 S34.08 三菱造船株式会社(P.108)
 "Naval History and Heritage Command" Catalog #:80-G-701429,SC218540-218543,USMC136995-136998,150350-150351

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