吾妻山丸の船歴

 年 月 日:船歴

07.11.18:起工、第一次船舶改善助成施設第1号 08.05.28:進水、命名:吾妻山丸 08.07.31:竣工、登録総噸数:7,613、登録純噸数:4,713
08.08.--:紐育航路(横浜〜紐育) 09.--.--:横浜〜紐育〜彼南〜新嘉坡 09.--.--:登録総噸数:7,621、登録純噸数:4,708に変更 10.--.--:登録総噸数:7,622、登録純噸数:4,655に変更 12.--.--:〜10.06横須賀 11.07.30:ロサンゼルス〜08.14横浜 14.--.--:〜06.13サンフランシスコ
16.10.15:徴傭、株式會社大阪鐵工所本社工場にて艤装工事開始 16.11.20:入籍:内令第1495号:特設運送船(雑用船)、舞鶴鎮守府所管
16.11.20:戦時編制:聯合艦隊所属、特設運送船(甲) 16.11.20:監督官:海軍大佐 遠山 彦次 16.12.10:艤装工事完了 16.12.--:特設設営班乗船 16.12.14:横須賀〜芝浦 16.12.16:芝浦〜サイパン 17.01.02:サイパン〜01.04トラック
17.01.05:軍隊区分:機密南洋部隊命令作第7号:R攻略部隊 17.01.06:軍隊区分:機密R攻略部隊命令作第1号:支隊 17.01.07:軍隊区分:機密R攻略部隊支隊命令作第1号:主隊 17.01.20:(カビエン攻略作戦)トラック〜01.22カビエン 17.01.23:舞鶴海軍第二特別陸戦隊(第一中隊、高角砲隊)揚陸 17.01.23:軍隊区分:機密R攻略部隊支隊命令作第1号第二兵力部署発令:特務隊 17.01.24:R攻略部隊支隊電令作第2号:      1.27日舞二特の一部(特務中尉の指揮する銃隊二個小隊、山砲一個小隊を基準とす)を        カビエン守備隊とす      2.陸戦隊は左に依りラバウルに転進すべし(発日、兵力)        25日舞二特一個中隊(約304)        吾妻山丸、        27日舞二特(一個中隊及びカビエン守備隊欠)五洋丸              3.吾妻山丸は右の外報道部員等(20名ヤンマー六隻)を輸送ラバウルより大発二隻及び        内地向け物資を搭載速にカビエンに帰投すべし      4.五洋丸は右兵力を輸送ラバウルより内地向け物資を搭載トラックに帰投すべし      5.哨戒隊は各驅逐艦一隻を以て吾妻山丸及び五洋丸のラバウル進出の警備に任じたる後        速にカビエンに帰投すべし 17.01.24:軍務一機密第49号:特型運貨船3隻搭載 17.01.--:舞鶴海軍第二特別陸戦隊乗船 17.01.--:カビエン〜01.26ラバウル 17.01.26:舞鶴海軍第二特別陸戦隊揚陸 17.01.27:ラバウル〜カビエン
17.02.01:軍隊区分:南洋部隊電令作第66号(01.29附):R方面部隊主隊、便宜現地発トラックに回航すべし 17.02.--:ラバウル〜02.08呉 17.02.18:呉〜トラック 17.03.23:トラック〜 17.04.22:軍隊区分:機密R方面防備部隊命令作第10号:附属
17.04.23:軍隊区分:機密南洋部隊命令作第13号:MO攻略部隊 17.04.23:軍隊区分:機密MO攻略部隊命令作第1号:RZP攻略部隊      〜04.25ラバウル 17.04.26:軍隊区分:機密RZP攻略部隊命令作第1号:輸送部隊第三輸送隊 17.04.27:南洋部隊電令作第166号:南洋部隊第六兵力部署(甲)に復旧 17.04.27:軍隊区分:南洋部隊電令作第167号:MO攻略部隊RXB攻略部隊 17.04.28:軍隊区分:RXB攻略部隊機密作第2号:特務部隊 17.04.30:(RXB攻略作戦)ラバウル〜      〜04.30 ---- セントジョージ海峡にて驅逐艦「菊月」、同「夕月」と合同〜      〜05.02 1930 サボ島北方にて哨戒部隊(「第一號掃海特務艇」「第二號掃海特務艇」             特設掃海艇玉丸」、羽衣丸」、同「第二號能代丸」            特設驅潜艇第八玉丸」)と合同〜   〜05.02ツラギ 17.05.02:訓令:官房機密第5289号:測距儀及び望遠鏡供給及び装備 17.05.02:2200 ツラギ港外漂泊      2300 上陸開始 17.05.03:0700 ツラギ港内入泊、揚荷 17.05.03:RXB攻略部隊電令作第2号:      2.第二十三驅逐隊(第二小隊欠)は5月4日(時刻別令)出港予定の吾妻山丸を護衛し        RZP攻略部隊と会合したる後5月7日中にカビエンに回航すべし 17.05.04:南洋部隊電令作第171号:1200第六兵力部署(乙)発令 17.05.04:0620 対空戦闘 17.05.04:第十九戦隊機密第416番電(0900):       高榮丸、吾妻山丸は陸揚作業を中止し準備出来次第イサベル島とバンゲス島の間に避退せよ 17.05.04:1300 対空戦闘      1430頃 荷揚げ大部完了 17.05.04:第十九戦隊機密第427番電(1700):       吾妻山丸は単独ポートモレスビー攻略部隊に合同すべし 17.05.04:(RZP攻略作戦)ツラギ〜      〜05.05 0400(S10.01-E158.02)舵機故障漂流中〜      〜05.05 0845(S10.09-E156.48)舵機応急修理、針路270度速力12節〜      〜05.05 1200 第六水雷戦隊機密第631番電:吾妻山丸は当部隊より除くを可と認む〜      〜05.06 0343 驅逐艦「睦月」が誘導〜      〜05.06 0630 RZP攻略船団の列に入る〜      〜05.06 0706 驅逐艦「追風」解列、遭難者(豪洲飛行機搭乗員9名)救助に向う〜      〜05.06 0850 驅逐艦「追風」が列に入る〜      〜05.06 終日 航空母艦「鳳」艦攻、艦戦、掩護部隊水偵が対潜対空警戒〜      〜05.06 1106 敷設艦「津輕」が敵大型機に発砲〜      〜05.06 1135 特設砲艦京城丸」が列に入る〜      〜05.06 1430 デボイネ方向に変針〜      〜05.06 1700 解列、デボイネに向う〜      〜05.07 0645 デボイネ山頂の北2浬にて待機、敵出没多いところに付きデボイネ入港を断念〜   〜05.07 1800 RZP攻略船団の列に入る〜      〜05.07 1840 第四艦隊機密第378番電によりRZP攻略日を2日延期〜      〜05.08 0600 反転、針路210度〜      〜05.08 0828 敵機来襲〜      〜05.08 1015 反転、針路25度、RZP電令作第5号の如く行動〜      〜05.08 1245 敵機来襲〜      〜05.08 1420 第四艦隊機密第396番電によりRZP攻略作戦延期〜      〜05.08 1505 敵機来襲〜      〜05.09 0750 解列、ラバウルに先行〜      〜05.09ラバウル
17.05.10:軍隊区分:南洋部隊電令作第178号:R方面防備部隊 17.05.10:第四艦隊機密第426番電:      1.左記発令せられたり(信令第208号)       (ロ)吾妻山丸は速にツラギに回航、ツラギ揚物件(高角砲二門人員等)を陸揚の上大発二隻及          呉三特司令の定むる人員並にトラック十台を搭載カビエンに回航すべし       (ニ)五洋丸、吾妻山丸は搭載中のトラック各十台を(以下5符字不明)揚陸第十設営隊に引渡          べし 17.05.10:第四艦隊機密第452番電:       吾妻山丸はツラギに於ける菊月乗員並に物件を収容の上第四艦隊信令第208号(第四艦隊機密       第426番電)の任務の途次ショートランドに寄港第六水雷戦隊司令官の指示に依り適宜の艦に       移乗せしめられ度 17.05.--:ラバウル〜05.12ツラギ 17.05.12:ツラギ〜カビエン 17.05.14:第四艦隊機密第510番電:       吾妻山丸は菊月乗員の復航移乗を取止む、カビエンにて人員物件を揚陸したる後、トラックに       回航、菊月乗員トラックにて上陸のことに定めらるトラック以後内地帰還の予定 17.06.01:監督官:海軍中佐 山上 誠一 17.06.10:佐世保〜トラック
17.06.25:軍隊区分:機密SN作戦第一護衛隊命令第1号:輸送船隊第二分隊 17.06.29:(SN作戦)トラック〜      〜06.29 1203 第一警戒航行隊形発令〜      〜06.29 1230 第二十一驅潜隊(第十六號驅潜艇第十七號驅潜艇第十八號驅潜艇)、             第二十三驅潜隊(第二十二號驅潜艇第二十四號驅潜艇)入列〜      〜06.30 2120 驅逐艦「夕月」解列〜      〜07.01 0130 驅逐艦「夕月」入列〜      〜07.01 1215 驅逐艦「追風」解列〜      〜07.01 1425 驅逐艦「追風」入列〜      〜07.04 1220 驅逐艦「夕月」解列〜      〜07.04 1230 南洋部隊電令作第239号によりショートランド方面に一時避退〜      〜07.04 1415 第二十三驅潜隊、驅逐艦「夕月」入列〜      〜07.05 1230 驅逐艦「追風」、同「夕月」解列〜      〜07.05 1345 南洋部隊電令作第242号によりショートランド入泊を止めガダルカナルに向う〜       〜07.06 0947 巡洋艦「夕張」が潜望鏡を発見攻撃運動開始、船団は緊急右45度回頭避退〜       〜07.06 1005 第二十三驅潜隊解列、敵潜掃蕩制圧に向う〜      〜07.06 1026 巡洋艦「夕張」入列〜      〜07.06ルンガロード(ガダルカナル島) 17.07.06:1400 荷揚開始      1442 敵四発大型陸上機1機来襲、爆撃されるが船団に被害なし      1700 特設運送船北陸丸」、驅逐艦「卯月」キエタに向け発      1900 巡洋艦「夕張」キエタに向け発 17.07.07:早朝 特設運送船廣コ丸」、「第十八號驅潜艇」ガブツに向け発 17.07.09:1506 巡洋艦「夕張」ルンガロード着      1525 巡洋艦「夕張」ツラギに向け発 17.07.09:南洋部隊電令作第250号:       第一護衛隊指揮官は吾妻丸、吾妻山丸荷役終了せば便宜驅潜艇を以て護衛トラックに回航せしむべし 17.07.11:ルンガロード〜07.17トラック 17.07.22:トラック〜07.30横須賀
17.08.01:軍隊区分:大海機密第227番電:第四艦隊司令長官の指揮を解く 17.09.--:舞鶴第四特別陸戦隊約700名乗船、特殊大発搭載(公稱第4736號、公稱第5039號) 17.09.07:舞鶴〜09.10横須賀 17.09.11:船長:海軍嘱託 吉田 榮助(部内限り奏任官待遇) 17.09.16:横須賀〜ラバウル 17.10.01:ラバウル〜10.02ショートランド 17.10.06:巡洋艦「北上」が横付け、舞鶴鎮守府第四特別陸戦隊残留部隊及千代田基地員移載 17.10.--:ショートランド〜ラバウル
17.10.08:軍隊区分:機密外南洋部隊護衛隊命令作第1号:第二分隊(船番号:6) 17.10.10:軍隊区分:大海指第145号:作戦に関し一時聯合艦隊司令長官の指揮に入る 17.10.12:(カ號作戦)ラバウル〜      〜10.13 0945 ブカ島北方にて主隊に合同〜      〜10.14 0400 A点(S06.36-E158.20)に於いて乙護衛隊、驅逐艦「村雨」、第一分隊に合同〜      〜10.14 ---- サボ島西側より驅逐艦「夕立」、同「春雨」が先行〜      〜10.14 2200 ガダルカナル島タサファロング泊地に入泊 17.10.14:2200 揚陸開始  17.10.15:0705 特設運送船南海丸」揚搭終了      0845 陸軍徴傭船笹子丸」が後部船艙に爆弾1発被弾炎上      0930 驅逐艦「有明」護衛の下、特設運送船「南海丸」が帰還の途に就く      0945 被爆炎上
17.10.15:沈没 18.02.01:除籍:内令第108号 18.02.01:解傭
喪失場所:S09.21-E159.52 ブニナ岬南東3km付近 喪失原因:米陸軍航空隊のB-17爆撃機による空爆

同型船

 天城山丸

兵装

 要調査

写真資料

 雑誌「海運」日本海運集会所出版部 昭和8年6月号、昭和8年8月号
 雑誌「世界の艦船」海人社 1997年7月号「思い出の日本貨物船その11」
 雑誌「世界の艦船」海人社 2011年7月号 (P.51)
 雑誌「船の科学」船舶技術協会 1980年7月号「日本商船隊の懐古 No.13」山田早苗
 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
 「船舶百年史」有明書房 S32.09 上野喜一郎 (P.138)
 「船舶史稿」船舶部会「横浜」第二巻(P.78) 「商船が語る太平洋戦争」H14.05 野間恒
 「三井物産株式會社造船部二十年史」S13.12 株式會社玉造船所
 「三十五年史」S28.11 三井造船株式会社
 「商船三井船隊史」 H21.04 野間恒(P.279)
 「商船三井 船舶史 1884-2010」 H22.12 木津重俊
 "ONI 208-J Japanese Merchant Ships Recognition Manual" (P.123)
 "ONI 208-J (Revised) Japanese Merchant Ships Recognition Manual (1944)" (P.115)
 "City of Vancouver Archives", Reference code: AM1506-S3-2-: CVA 447-1975

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