朗洋丸の船歴

 年 月 日:船歴

07.09.01:起工 07.10.31:進水、命名:朗洋丸 07.12.01:竣工、船主:豊洋漁業株式會社
09.08.18:船主:共同漁業株式會社に変更 12.05.07:船主:日本水産株式會社に変更
16.11.08:徴傭 16.12.01:入籍:内令第1571号:特設驅潜艇、佐世保鎮守府所管
16.--.--:馬公要港部工作部にて艤装工事 16.12.--:馬公 16.12.10:内令第1632号:馬公防備隊所属 16.12.10:戦時編制:馬公警備府部隊馬公防備隊 16.12.31:軍隊区分:海面防備部隊 17.01.--:馬公 17.01.15:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第7号:海面防備部隊 17.04.10:内令第658号:馬公防備隊所属 17.04.16:訓練 17.05.26:機密馬公警備府命令第46号:      1.陸軍輸送船りすぼん丸は応急修理の上、陸軍曳航指揮官指揮の下に陸軍輸送船第一吉田丸に        曳航され5月30日馬公発香港に回航す        第十一特別工作部附属救難船秋津丸は右被曳航作業に協力す      2.特設砲艦長白山丸特設驅潜艇旺洋丸、朗洋丸は、りすぼん丸被曳航中之が護衛に任ずべし        本行動中、長白山丸砲艦長は特設驅潜艇を指揮すべし 17.05.30:(「りすぼん丸」護衛)馬公〜05.30香港 17.06.04:馬公警備府電令第1号:      1.馬公防備隊司令は特設驅潜艇旺洋丸、朗洋丸をして途中対潜掃蕩に任じつつ馬公に帰投せしむ        べし 17.06.05:馬公警備府電令第2号:       馬公防備隊司令は特設驅潜艇旺洋丸、朗洋丸をして香港碇泊場司令部の協議に応じ香港より馬公迄       陸軍病院船湖北丸(7日1200香港発の予定)の護衛に任ぜしむべし 17.06.--:香港〜06.08馬公 17.06.12:官房機密第7254号:訓令:       兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、30瓩発煙筺5個、発煙浮筺用浮嚢3個 17.07.--:馬公 17.07.04:馬公警備府電令作第41号:      1.4日1612東経121度59分北緯26度9分にて敵潜の攻撃を受けたる船あり      2.海面防備部隊指揮官は特設驅潜艇をして直に出動之が撃滅に任ぜしむべし 17.07.07:馬公警備府電令作第42号:       馬公警備府電令作第41号による敵潜掃蕩(協力)部隊は7月8日0700に至るも敵情に関し得る處       なければ掃蕩(協力)任務を打切り各艇は夫々所属港に帰投すべし 17.07.14:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第43号:海面防備部隊
17.08.31:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第51号:高雄方面防備部隊 17.09.02:馬公警備府電令作第60号:      1.新竹海軍航空隊飛行機は1100東吉嶼灯台の156度13浬に潜没潜水艦一隻を発見せり      2.高雄方面防備部隊指揮官は第四十五掃海隊及朗洋丸、白眉丸を急派し之が撃滅に任ずべし        第四十五掃海隊司令現地到着迄、馬公防備隊機雷長之を指揮すべし 17.09.02:馬公〜09.02高雄 17.09.02:高雄〜対潜掃蕩〜 17.09.05:馬公警備府電令作第62号:       1.0700以後本府電令作第60号に依る対潜掃蕩を取止む      2.各部隊は夫々任務地に帰投せよ 17.09.10:馬公警備府信電令第15号:      1.10日1105新竹海軍航空隊飛行機、1245朗洋丸は高雄燈台の230度10浬に於て敵潜水艦を発見        攻撃中      2.高雄方面防備部隊指揮官は全力を挙げ右潜水艦を攻撃せしむべし 17.09.12:馬公警備府信電令第18号:       本府信電令第15号高雄方面対潜掃蕩を取止む      〜09.13高雄 17.09.15:馬公警備府電令作第68号:      1.9月15日1655高雄方面防備衛所278度13,400mに敵潜水艦音を聴知す      2.高雄方面防備部隊指揮官は掃海隊及特設驅潜艇をして之が捜索攻撃に任ぜしむべし 17.09.15:高雄〜対潜掃蕩〜 17.10.25:馬公警備府電令作第77号:      1.25日0815東経120度12分北緯22度21分にて妙法丸は敵潜水艦の雷撃を受けたるも損害なし      2.高雄方面防備部隊は速に右潜水艦の撃滅に任ずべし 17.12.11:第1回聯合訓練実施(12.13まで) 17.12.28:第2回聯合訓練実施(12.30まで) 18.01.11:単独訓練(01.13まで) 18.01.25:単独訓練(01.28まで) 18.02.04:第5回聯合訓練実施(02.06まで) 18.02.08:馬公警備府電令作第4号:      1.2月8日2000楠山丸は北緯22度30分東経119度03分に於て敵潜水艦の雷撃を受けたるも        損害軽微なり      2.高雄方面部隊指揮官は麾下船艇を準備出来次第、至急出動、右掃蕩に任ぜしむべし 18.02.09:馬公警備府電令作第5号:      1.2月9日1224鎌倉丸は北緯22度42分東経120度6分に於て敵潜水艦の雷撃を受く      2.高雄方面防備部隊は全力を以て之が掃蕩に任ずべし      3.電令作第4号に依る掃蕩を取止む 18.02.12:馬公警備府電令作第6号:       電令作第5号及電令第4号に依る掃蕩及捜索を取止む 18.02.24:第6回聯合訓練実施(02.26まで) 18.03.10:馬公警備府電令作第14号:      1.3月10日1415C澄丸北緯22度12分東経120度31分に於て敵潜の雷撃を受けたるも航海に支障なし      2.高雄方面防備部隊指揮官は速に出動全力を以て之を掃蕩攻撃すべし 18.03.18:馬公警備府電令作第21号:       馬公警備府電令作第14号掃蕩を取止む 18.03.31:船主:日本海洋漁業統制株式會社に変更
18.04.01:内令第588号:馬公方面特別根據地隊所属 18.04.01:戦時編制:高雄警備府部隊馬公方面特別根據地隊 18.04.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第6号:海面防備部隊 18.04.02:馬公〜04.03馬公 18.04.08:馬公〜04.09馬公 18.04.12:馬公〜04.17馬公 18.05.01:高雄〜05.04高雄 18.05.07:高雄〜05.09高雄 18.05.13:高雄〜05.14高雄 18.05.17:高雄〜05.18高雄 18.05.20:第12回聯合訓練実施(05.22まで) 18.05.26:高雄〜05.27高雄 18.06.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第15号:馬公方面防備部隊(06.08実施) 18.06.01:高雄〜06.01高雄 18.06.03:第13回聯合訓練実施(06.05まで) 18.06.07:高雄〜06.09馬公 18.06.12:馬公〜06.16馬公 18.06.20:馬公〜 18.06.23:第14回聯合訓練実施      〜06.25馬公 18.06.29:馬公〜06.30馬公 18.07.03:馬公〜 18.07.03:高雄警備府電令作第144号:対潜掃蕩 18.07.05:高雄警備府電令作第147号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜07.05馬公 18.07.08:馬公〜07.12馬公 18.07.15:馬公〜07.17馬公 18.07.24:馬公〜07.25馬公 18.07.28:第16回聯合訓練実施(07.30まで) 18.07.30:馬公〜07.31馬公 18.08.09:第17回聯合訓練実施(08.11まで) 18.08.20:高雄警備府電令作第225号:対潜掃蕩(N24.27-E120.27) 18.08.22:高雄警備府電令作第229号:0800までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止 18.08.25:馬公〜第18回聯合訓練実施(08.27まで)〜08.29馬公 18.09.06:第19回聯合訓練実施(09.11まで) 18.09.18:馬公〜 18.09.18:高雄警備府電令作第277号:対潜掃蕩 18.09.20:高雄警備府電令作第280号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜09.20馬公 18.09.22:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第21号:基隆方面防備部隊(10.01実施) 18.09.27:第20回聯合訓練実施(09.29まで) 18.10.07:基隆〜第21回聯合訓練実施(10.09まで) 18.10.10:高雄警備府電令作第336号:対潜掃蕩 18.10.12:高雄警備府電令作第340号:1600までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜10.12基隆 18.10.15:基隆〜 18.10.15:高雄警備府電令作第344号:対潜掃蕩(N24.30-E120.30) 18.10.16:高雄警備府電令作第352号:対潜掃蕩(N25.13-E121.57) 18.10.19:高雄警備府電令作第362号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止 18.10.26:第22回聯合訓練実施(10.28まで) 18.11.01:基隆〜哨区哨戒〜11.01基隆 18.11.05:基隆〜哨区哨戒〜11.06基隆 18.11.08:基隆〜 18.11.10:高雄警備府電令作第412号:対潜掃蕩(N25.02-E122.23) 18.11.13:高雄警備府電令作第417号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜哨区哨戒〜      〜11.14基隆 18.11.15:基隆〜哨区哨戒〜11.17基隆 18.11.19:基隆〜哨区哨戒〜11.20基隆 18.11.22:基隆〜哨区哨戒〜11.23基隆 18.11.25:基隆〜聯合訓練〜哨区哨戒〜11.29基隆 18.12.02:基隆〜哨区哨戒〜12.02基隆 18.12.05:基隆〜哨区哨戒〜12.05基隆 18.12.07:基隆〜聯合訓練〜12.08基隆 18.12.11:基隆〜哨区哨戒〜12.11基隆 18.12.15:基隆〜 18.12.15:高雄警備府電令作第465号:対潜掃蕩(N25.25-E122.35) 18.12.18:高雄警備府電令作第474号:12.19 黎明までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜12.18基隆 18.12.20:基隆〜哨区哨戒〜12.21基隆 18.12.23:基隆〜哨区哨戒〜12.23基隆 18.12.28:基隆〜哨区哨戒〜12.29基隆 19.01.01:基隆〜哨区哨戒〜01.02基隆 19.01.05:基隆〜哨区哨戒〜聯合訓練〜01.08基隆 19.01.09:基隆〜哨区哨戒〜01.10基隆 19.01.11:高雄警備府電令作第14号:対潜掃蕩(富貴角の40度18.5浬) 19.01.11:基隆〜 19.01.12:高雄警備府電令作第19号:01.13黎明までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜01.13基隆 19.01.15:基隆〜哨区哨戒〜01.16基隆 19.01.18:基隆〜哨区哨戒〜01.19基隆 19.01.23:基隆〜 19.01.23:高雄警備府電令作第37号:ヒ37船団「音羽山丸」敵潜発見により対潜掃蕩中(N25.47-E121.25) 19.01.24:高雄警備府電令作第39号:現掃蕩続行、第130船団の警戒後、敵情を得ざれば対潜掃蕩中止 19.01.25:高雄警備府電令作第42号:消息不明の淡水基地零式水上偵察機1機を捜索      〜哨区哨戒〜聯合訓練〜01.28基隆 19.02.01:基隆〜聯合訓練〜02.02護衛〜02.05聯合訓練〜02.08対潜掃蕩〜02.15基隆 19.02.10:高雄警備府電令作第64号:対潜掃蕩(N24.28-E121.30) 19.02.20:基隆〜哨区哨戒〜02.21基隆 19.02.22:基隆〜聯合訓練〜02.25哨区哨戒〜02.27基隆 19.03.16:基隆〜試運転〜03.17基隆 19.03.22:基隆〜対潜掃蕩〜03.25基隆 19.03.27:基隆〜聯合訓練〜03.29哨区哨戒〜03.30基隆 19.04.02:基隆〜哨区哨戒〜04.03前路掃蕩〜04.06基隆 19.04.09:基隆〜前路掃蕩〜04.10基隆 19.04.13:基隆〜前路掃蕩〜04.14対潜掃蕩〜04.17基隆 19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:馬公方面防備部隊 19.04.17:基隆〜04.18船浮04.20〜04.20基隆 19.04.23:基隆〜前路掃蕩〜04.24馬公 19.04.26:馬公〜前路掃蕩〜04.27基隆 19.05.01:基隆〜対潜掃蕩〜05.07馬公 19.05.08:馬公〜哨区哨戒〜05.11馬公 19.05.13:馬公〜哨区哨戒〜05.15馬公 19.05.17:馬公〜哨区哨戒〜05.19馬公 19.05.19:高雄警備府電令作第208号:第88船団を東沙島付近より高雄まで護衛 19.05.19:馬公〜第88船団護衛〜      〜05.20 1235台湾堆南方にてB-24 1機と対空戦闘〜      〜05.20 1830(N21.05-E118.25)B-24 2機と対空戦闘、艇長戦死〜      〜05.21馬公 19.05.21:馬公〜哨区哨戒〜05.23対潜掃蕩〜05.25馬公 19.05.27:馬公〜哨区哨戒〜05.30馬公 19.05.30:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第26号:北西海面部隊馬公方面防備部隊 19.06.07:馬公〜
19.10.12:沈没 20.02.10:除籍:内令第122号 --.--.--:解傭
喪失場所:高雄港 喪失原因:米第38機動部隊艦載機による空爆

同型船

 瑞光丸一新丸白眉丸

兵装

 山内一号六糎砲1門、九二式七粍七単装機銃1基、
 爆雷24個、爆雷投射機1組、爆雷投下台2基、
 吊下式水中聴音機1基。

写真資料

 雑誌「海と空」増刊「特殊船舶画報」S14.07 海と空社(P.31)
 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編
 米軍識別資料"ONI 208-J Supplement No.2 (March 1945) Far-Eastern Small Craft"

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