三重丸の船歴

 年 月 日:船歴

07.05.10:起工 07.06.22:進水、命名:三重丸 07.08.05:竣工
07.10.--:新規登録 17.04.13:徴傭 17.04.15:徴傭発令
17.04.15:徴傭授受 17.05.01:入籍:内令第779号:特設監視艇、横須賀鎮守府所管 17.05.10:特設監視艇隊編制:内令第821号:第一監視艇隊 17.05.10:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊附属第一監視艇隊 17.05.22:官房機密第657番電:兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、      仮称40瓩発煙筺5個以内、発煙浮筺用筺嚢3個以内、      九五式爆雷(九五式爆雷改二)完備4個以内、落下傘一型爆雷と同数、      仮装投下台を装備 17.06.--:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第八小隊(181) 17.06.07:監視艇長:海軍兵曹長 伊藤 太四郎 17.06.07:横須賀〜      〜06.12 2130 哨区着〜      〜06.17 0000 「カ」「コ」(東経151度)哨戒線に移動〜      〜06.19 特設砲艦昌榮丸」と会合〜      〜06.22 1200 撤哨〜      〜06.26横須賀 17.06.18:軍務局機密第715番電:次を逐次実施予定      1.速力6節以上のものに対しては落下傘付爆雷4個以内、仮装投下台2個装備      2.機銃1基装備、小銃5挺供給      3.発煙筺又は発煙浮筺5個以内供給      4.七倍双眼望遠鏡供給      5.商船式救命袋供給 17.07.06:監視艇長:海軍兵曹長 小野寺 豊 17.07.14:横須賀〜      〜特設監視艇第二十八南進丸」を曳航する特設砲艦第十榮丸」の護衛〜      〜07.22横須賀 17.08.--:軍隊区分:北方部隊哨戒部隊第一哨戒隊第七小隊(171) 17.08.05:横須賀〜      〜08.08 1200 「タ一」「レ一」線配備完了〜      〜08.08 1800 「タ」「レ」哨戒線に移動〜      〜08.08 2200 反転、「タ一」「レ一」哨戒線に戻る〜      〜08.12 東方に進行しつつ不時着敵水上機捜索〜      〜08.12 1700 反転、分哨に復帰〜      〜08.15 1200 「タ二」「レ二」哨戒線に移動〜      〜08.17 撤哨〜      〜08.20横須賀 17.08.31:横須賀〜      〜09.03 1200 着哨〜      〜09.03 1200 船底漏水のため特設監視艇第三朝洋丸」に護衛され撤哨〜      〜09.07横須賀 17.09.12:横須賀〜09.12横浜 17.09.30:倉田造船所にて上架 17.10.16:修理完成 17.10.16:横浜〜10.16横須賀 17.10.22:横須賀〜      〜11.04 1200 撤哨〜      〜11.08横須賀 17.11.18:横須賀〜      〜12.01 1200 撤哨〜      〜12.05横須賀 17.11.25:戦時編制:聯合艦隊第五艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊 18.01.04:五糎砲搭載 18.01.05:横須賀〜      〜01.18 撤哨〜      〜01.22横須賀 18.02.08:横須賀〜      〜02.10 1200 着哨〜      〜02.21 1200 撤哨〜      〜02.25横須賀 18.03.09:横須賀〜      〜03.13 着哨(N37.20-E152.00)〜      〜03.26 1200 撤哨〜      〜03.29横須賀 18.--.--:横須賀〜横浜 18.04.06:横浜重工業株式會社倉田造船所にて上架 18.07.01:修理完成 18.07.01:横浜〜07.01横須賀 18.08.05:軍隊区分:第二基地航空部隊電令作第24号:第二基地航空部隊哨戒部隊第一哨戒隊 18.08.17:横須賀〜08.17横浜  18.08.25:横浜〜      〜09.01 着哨(W3)〜      〜09.01 1347 特設砲艦浮島丸」と会合〜      〜09.02 1111 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜09.04 1136 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜09.05 0616(N36.38-E158.07) 敵潜水艦発見〜      〜09.07 1105 特設砲艦「浮島丸」と会合、特設監視艇楡林丸」捜索指示を受ける〜      〜09.09 1057 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜09.10 1630 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜09.10 1200 撤哨〜      〜09.17横須賀 18.09.21:横須賀〜09.21横浜 18.09.--:軍隊区分:第一直哨戒隊甲直 18.09.30:横浜〜      〜10.07 着哨(U9)〜      〜10.09 0620 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜10.13 0510 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜10.13 1800 160度線を撤哨156度線(Y9)に向う〜      〜10.17 0635 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜10.18 1800 東経150度線に向け移動      〜10.20 1800 撤哨〜      〜10.24横浜 18.11.01:監視艇長:海軍少尉 小野寺 豊 18.11.--:軍隊区分:第一直哨戒隊甲直 18.11.09:横浜〜      〜11.14 1200 着哨(156度線)〜      〜11.17 0600 159度線に移動〜      〜11.22 0600 154度線に移動〜      〜11.26 1200 撤哨〜      〜12.02横浜 18.12.14:横浜重工業にて修理完成 18.12.14:生糧品搭載 18.12.15:横浜〜      〜12.20 着哨(155度線)〜      〜12.24 1315 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜12.27 151度線に移動〜      〜12.29 着哨(151度線)〜      〜01.02 1000 撤哨〜      〜01.08横浜 19.01.10:横浜重工業株式會社にて清水タンク他12件修理 19.01.18:修理完成 19.01.22:横浜〜      〜01.27 着哨(156度線)〜      〜01.29 1140 特設砲艦「浮島丸」と会合〜      〜02.11横浜 19.02.20:横浜重工業株式會社に回航、中部右舷倉庫他1件修理 19.02.21:戦時編制:聯合艦隊北東方面艦隊第二十二戦隊第一監視艇隊 19.03.28:横浜重工業株式會社倉田造船所にて下架 19.04.14:横浜〜04.14横須賀 19.04.15:軍隊区分:2FBG命令作第9号:第二基地航空部隊第二哨戒部隊 19.04.16:横須賀〜04.16横浜 19.04.28:第四監視艇隊司令指揮下に入る 19.04.28:横浜〜05.02釧路 19.05.01:軍隊区分:第二哨戒部隊命令作第1号:C直哨戒隊第一小隊 19.05.01:艇番号171 19.05.04:釧路〜05.09幌筵 19.05.20:幌筵〜      〜05.26 (N50.00-E161.00)幌筵島南端クラフ岬東方400km付近〜帰投中
19.05.26:沈没 19.09.15:特設監視艇隊編制:内令第1087号:第一監視艇隊より削る 19.09.15:除籍:内令第1090号 19.09.15:解傭
喪失場所:N.-E. 喪失原因:敵機による空爆

同型船

 なし。

兵装

 九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。

(18.01.04)
 短五糎砲1門、
 九二式七粍七単装機銃1基、三八式小銃5挺、拳銃2丁、九五式爆雷改二4個。

写真資料

 「昭和八年版漁船建造必携」 S08.01 モーターシップ雑誌社(P.37)
 「昭和十一年版漁船建造必携」 S10.02 モーターシップ雑誌社(P.102)

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