武藏丸の船歴

 年 月 日:船歴

T--.--.--:起工 T09.09.--:進水、命名:武藏丸 T09.--.--:竣工
T09.10.--:新規登録:所有者:株式會社内田造船所、船籍港:横濱市、           登録純噸数:92 T09.10.18:変更登録:所有者:共同漁業株式會社 T09.10.11:汽船トロール漁業許可        許可番号:第四一號        名義:株式會社内田造船所        操業区域:東海及黄海        漁獲物陸揚港:下関港、長崎港、博多港        許可期間:許可の日より十箇年 T09.10.16:汽船トロール漁業許可証書換        名義:共同漁業株式會社に変更(株式會社内田造船所より譲受) T09.11.15:訂正登録:登録純噸数:87 T10.04.05:変更登録:船籍港:下關市 T11.08.29:変更登録:登録純噸数:85 04.05.15:汽船トロール漁業許可証書換        漁獲物陸揚港:下関港、長崎港、戸畑港に変更 05.03.24:変更登録:船籍港:戸畑市 05.10.16:汽船トロール漁業許可更新        許可期間:昭和05年10月11日より起算し十箇年 06.06.08:汽船トロール漁業取締規則により東海及黄海に於ける汽船トロール漁業の操業を禁止        期間:自昭和06年07月01日 至同年08月31日 09.07.01:汽船トロール漁業許可証書換        名義:豊洋漁業株式會社に変更 09.08.16:汽船トロール漁業許可証書換        名義:共同漁業株式會社に変更 09.09.10:変更登録:所有者:豊洋漁業株式會社 09.09.10:変更登録:所有者:共同漁業株式會社に商号変更(註:同日付で再度変更登録) 10.08.20:定期検査 12.05.20:変更登録:所有者:日本水産株式會社に商号変更 12.06.04:汽船トロール漁業許可証書換        名義:日本水産株式會社に変更 13.08.27:中間検査 14.08.05:定期検査 16.04.02:中間検査
16.11.10:徴傭 16.12.01:入籍:内令第1571号:特設掃海艇、佐世保鎮守府所管 16.12.01:掃海艇長:海軍豫備中尉 美郷 幸一 16.12.10:特設掃海隊編制:内令第1620号:第四十五掃海隊 16.12.10:戦時編制:馬公警備府部隊第四十五掃海隊 16.12.10:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第−号:海面防備部隊 16.12.11:旅順海軍要港部工作部にて艤装工事完了 17.01.13:佐世保〜01.17馬公 17.01.15:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第7号:海面防備部隊 17.02.08:馬公〜02.10馬公 17.02.24:馬公〜02.26馬公 17.03.01〜03.09:枋寮沖 17.03.28:馬公〜04.05馬公 17.04.19:第一水路掃海完了 17.04.23:馬公〜04.24馬公 17.04.27:馬公〜04.28馬公 17.05.01:馬公〜05.03馬公 17.05.05:第二回教練射撃 17.05.07:馬公〜05.13馬公 17.05.13:馬公〜05.15馬公 17.05.22:機密馬公警備府命令第44号:       第四十四掃海隊司令は特設掃海艇第八鶚丸、武藏丸、六甲丸を5月23日馬公発基隆に派遣し       基隆社寮島船渠に於て入渠、修理終了後29日同地発、馬公に帰投せしむべし 17.05.23:馬公〜05.24馬公 17.05.26:機密馬公警備府命令作第39号:      1.敵潜水艦は東支那海南部に伏在蠢動しつつあるものの如し      2.第四十五掃海隊は5月29日便宜基隆出港、6月3日迄西表島、澎佳嶼、東引島を通ずる線以北        本府担任区域内海面の敵潜水艦掃蕩に任じ基隆に於て補給の上、6月7日迄に馬公に帰投すべし 17.05.31:基隆〜対潜掃蕩〜06.03馬公 17.06.06:馬公〜06.07馬公 17.06.09:機密馬公警備府命令第53号:       第四十五掃海隊司令は第二十日之出丸及武藏丸を6月11日馬公発基隆に派遣し同地に於て       馬公海軍建築部所属泥受船二隻(公稱第四〇四七號及第四〇四八號)を曳航左営沖に回航し       之を馬公海軍建築部長に引渡したる後内一隻を高雄に寄港せしめ所要軍需品及酒保物品搭載後       何れも速に馬公に帰投せしむべし 17.06.11:馬公〜06.16馬公 17.06.12:官房機密第7254号:訓令:       兵器供給:九二式七粍七単装機銃A型(三脚架附)、30瓩発煙筺5個、発煙浮筺用浮嚢3個 17.06.23:馬公〜06.29馬公 17.07.--:馬公 17.07.14:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第43号:海面防備部隊 17.07.26:澎湖島西方海面にて第三回教練射撃 17.07.27:馬公〜08.01馬公 17.08.05:馬公〜08.09馬公 17.08.13:馬公〜08.13馬公 17.08.22:馬公〜09.05高雄 17.08.24:馬公警備府電令作第50号:      1.8月24日0050北緯22度50分東経121度20分に於て敵潜水艦らしきものより追躡を受けたる船あり      2.第四十五掃海隊司令は敵潜水艦の捜索攻撃に任ずべし 17.08.26:0715高雄港外着、琉球嶼灯台の270度7浬より列線方位225度針路315度にて索敵攻撃 17.08.30:馬港警備府電令作第58号:      1.8月31日0700以後高雄港外敵潜水艦掃蕩を取止む      2.8月31日0700第四十五掃海隊を高雄方面防備部隊に編入し        同隊指令を高雄方面防備部隊指揮官に指定す      3.第四十五掃海隊は一応速に馬公に回航すべし 17.08.31:軍隊区分:機密馬公警備府命令作第51号:高雄方面防備部隊 17.09.02:馬公警備府電令作第60号:      1.新竹海軍航空隊飛行機は1100東吉嶼灯台の156度13浬に潜没潜水艦一隻を発見せり      2.高雄方面防備部隊指揮官は第四十五掃海隊及朗洋丸白眉丸を急派し之が撃滅に任ずべし        第四十五掃海隊司令現地到着迄、馬公防備隊機雷長之を指揮すべし 17.09.02:高雄〜対潜掃蕩〜09.05高雄 17.09.05:馬公警備府電令作第62号:       1.0700以後本府電令作第60号に依る対潜掃蕩を取止む      2.各部隊は夫々任務地に帰投せよ 17.09.07:高雄〜第1回聯合訓練〜 17.09.10:馬公警備府信電令第15号:      1.10日1105新竹海軍航空隊飛行機、1245朗洋丸は高雄燈台の230度10浬に於て敵潜水艦を発見        攻撃中      2.高雄方面防備部隊指揮官は全力を挙げ右潜水艦を攻撃せしむべし 17.09.12:馬公警備府信電令第18号:       本府信電令第15号高雄方面対潜掃蕩を取止む      〜09.13高雄 17.09.15:馬公警備府電令作第68号:      1.9月15日1655高雄方面防備衛所278度13,400mに敵潜水艦音を聴知す      2.高雄方面防備部隊指揮官は掃海隊及特設驅潜艇をして之が捜索攻撃に任ぜしむべし 17.09.15:高雄〜対潜掃蕩〜09.18高雄 17.09.17:馬公警備府電令作第70号:       本府電令作第68号に依る対潜掃蕩を取止む 17.09.28:高雄〜第2回聯合訓練〜10.01高雄 17.10.04:高雄〜10.17高雄 17.10.24:高雄〜10.28高雄 17.10.25:馬公警備府電令作第77号:      1.25日0815東経120度12分北緯22度21分にて妙法丸は敵潜水艦の雷撃を受けたるも損害なし      2.高雄方面防備部隊は速に右潜水艦の撃滅に任ずべし 17.11.01:掃海艇長:海軍豫備大尉 美郷 幸一 17.11.03:高雄〜11.07高雄 17.11.11:高雄〜11.14高雄 17.11.19:高雄〜11.20高雄 17.11.29:高雄〜12.03高雄 17.12.11:第1回聯合訓練実施(12.13まで) 17.12.18:高雄〜12.19高雄 17.12.27:高雄〜12.28高雄 17.12.28:第2回聯合訓練実施(12.30まで) 18.01.02:高雄〜01.03高雄 18.01.07:高雄〜01.09高雄 18.01.11:単独訓練(01.13まで) 18.01.13:高雄〜01.15高雄 18.01.25:単独訓練(01.28まで) 18.01.31:高雄〜対潜掃蕩〜02.03高雄 18.02.08:馬公警備府電令作第4号:      1.2月8日2000楠山丸は北緯22度30分東経119度03分に於て敵潜水艦の雷撃を受けたるも        損害軽微なり      2.高雄方面部隊指揮官は麾下船艇を準備出来次第、至急出動、右掃蕩に任ぜしむべし 18.02.08:高雄〜対潜掃蕩〜02.15高雄 18.02.09:馬公警備府電令作第5号:      1.2月9日1224鎌倉丸は北緯22度42分東経120度6分に於て敵潜水艦の雷撃を受く      2.高雄方面防備部隊は全力を以て之が掃蕩に任ずべし      3.電令作第4号に依る掃蕩を取止む 18.02.12:馬公警備府電令作第6号:       電令作第5号及電令第4号に依る掃蕩及捜索を取止む 18.02.20:高雄〜02.21高雄 18.03.01:高雄〜03.05高雄 18.03.10:高雄〜 18.03.10:馬公警備府電令作第14号:      1.3月10日1415C澄丸北緯22度12分東経120度31分に於て敵潜の雷撃を受けたるも航海に支障なし      2.高雄方面防備部隊指揮官は速に出動全力を以て之を掃蕩攻撃すべし 18.03.18:馬公警備府電令作第21号:       馬公警備府電令作第14号掃蕩を取止む      〜03.18高雄 18.03.22:高雄〜03.23高雄 18.03.31:水産統制令に基づき日本水産株式會社の権利業務一切を日本海洋漁業統制株式會社が承継 18.3Q :変更登録:所有者:日本海洋漁業統制株式會社 18.04.01:戦時編制:高雄警備府部隊第四十五掃海隊 18.04.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第6号:海面防備部隊 18.04.01:高雄〜04.08高雄 18.04.14:高雄〜04.17高雄 18.04.26:高雄〜04.30高雄 18.05.03:高雄〜05.04高雄 18.05.10:高雄〜05.18高雄 18.05.23:高雄〜05.24高雄 18.05.27:高雄〜05.28高雄 18.06.01:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第15号:海面防備部隊(06.08実施) 18.06.08:高雄〜06.12高雄 18.06.15:高雄〜06.16高雄 18.06.20:高雄〜06.28高雄 18.07.01:掃海艇長:海軍大尉 美郷 幸一 18.07.01:高雄〜07.03高雄 18.07.06:高雄〜07.07高雄 18.07.08:第15回聯合教練実施(07.10まで) 18.07.11:高雄〜那覇 18.07.16:高雄警備府電令作第171号:那覇高雄間船団護衛 18.07.--:(第108船団護衛)那覇〜07.24高雄 18.07.28:第16回聯合教練実施(07.30まで) 18.08.04:高雄〜08.05高雄 18.08.09:第17回聯合訓練実施(08.11まで) 18.08.10:高雄〜08.12高雄 18.08.19:高雄〜 18.08.19:高雄警備府電令作第222号:対潜掃蕩 18.08.21:高雄警備府電令作第226号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜08.21高雄 18.08.25:第18回聯合訓練実施(08.27まで) 18.08.29:高雄〜08.30高雄 18.09.03:高雄〜 18.09.04:高雄警備府電令作第254号:対潜掃蕩 18.09.07:高雄警備府電令作第256号:1200までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止      〜09.14高雄 18.09.17:高雄〜09.19高雄 18.09.22:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第21号:海面防備部隊(10.01実施) 18.09.22:高雄〜09.23高雄 18.09.27:高雄〜第20回聯合訓練実施(09.29まで)〜09.30高雄 18.10.05:高雄〜 18.10.07:第21回聯合訓練実施(10.09まで) 18.10.26:第22回聯合訓練実施(10.28まで) 18.11.01:高雄〜 18.11.01:高雄警備府電令作第388号:対潜掃蕩(N22.09-E120.12) 18.11.02:高雄警備府電令作第392号:1400までに敵情を得ざれば対潜掃蕩中止、      第775船団を北緯21度線まで護衛      〜11.12高雄 18.11.17:高雄〜哨区哨戒〜11.18高雄 18.11.23:高雄〜哨区哨戒〜11.24高雄 18.11.30:高雄〜哨区哨戒〜11.30高雄 18.12.06:高雄警備府電令作第453号:サ19船団対潜警戒の為高雄付近に派遣 18.12.06:高雄〜船団護衛〜12.21高雄 18.12.27:高雄〜哨区哨戒〜12.28高雄 19.01.01:高雄〜「南洋丸」護衛〜10.03高雄 19.01.06:高雄〜聯合訓練〜01.08高雄 19.01.12:高雄警備府電令作第16号:対潜掃蕩(高雄灯台の西方7800m) 19.01.12:高雄〜      〜01.12対潜戦闘:爆雷攻撃8個〜      〜01.14対潜戦闘:爆雷攻撃9個〜 19.01.16:高雄警備府電令作第24号:現掃蕩を打切り、「熊野丸」「東寶丸」の救難及び                  対潜掃蕩(N20.05-E120.31) 19.01.17:高雄警備府電令作第26号:「熊野丸」「東寶丸」の救難及び対潜掃蕩、高雄港外警戒続行 19.01.18:高雄警備府電令作第28号:便宜掃蕩を打切り対潜掃蕩をなしつつ高雄に帰港      〜01.18高雄 19.01.21:高雄〜哨区哨戒〜01.22高雄 19.01.24:高雄〜哨区哨戒〜商港港外掃海〜02.01高雄(商港) 19.02.03:高雄〜港外哨戒〜02.05対潜掃蕩〜02.07港外哨戒〜02.07高雄(要港) 19.02.10:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第7号:東岸方面防備部隊 19.02.13:高雄〜02.14花蓮港 19.02.17:花蓮港〜02.22花蓮港 19.02.24:高雄警備府電令作第83号:極力敵潜制圧に任ずると共に特設運送船南邦丸」を警戒監視 19.02.24:花蓮港〜02.26花蓮港 19.03.--:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第xx号:海面防備部隊 19.03.12:花蓮港〜03.14花蓮港 19.03.16:花蓮港〜03.18花蓮港 19.03.21:花蓮港〜03.24花蓮港 19.03.29:花蓮港〜03.30花蓮港 19.04.07:花蓮港〜04.09花蓮港 19.04.15:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第16号:東岸方面防備部隊 19.04.22:花蓮港〜04.24花蓮港 19.04.25:花蓮港〜04.27花蓮港 19.04.28:花蓮港〜04.30花蓮港 19.05.03:花蓮港〜火焼島状況調査〜05.04花蓮港 19.05.12:花蓮港〜05.16花蓮港 19.05.24:花蓮港〜05.28花蓮港 19.05.29:花蓮港〜 19.05.30:軍隊区分:機密高雄警備府命令作第26号:南東海面部隊 19.09.24:座礁 19.09.24:高警機密第241200番電:       第四十五掃海隊武藏丸本日0900バタン島の南西端イバナ沖に座礁       長島は直に現場に急行、遭難者救助並に座礁状況の調査に任じ詳細報告すべし 19.09.24:高警電令作第400号:       呂宗海峡部隊指揮官はバタン島イバナに座礁せる武藏丸の救難に任ずべし       救難作業中長島を併せ指揮すべし 19.09.24:呂宗海峡部隊電令第1号:      1.第二十一掃海隊司令は第二十一掃海隊、第六十一號驅潜艇及び曳船長島を指揮し        バタン島イバナ沖に擱坐せる武藏丸の救難に任ずべし      2.航空部隊は右作業中、随意哨戒機を派し警戒すべし 19.09.27:呂宗海峡部隊電令第2号:      1.武藏丸の人員重要物件の撤去収容終らば武藏丸艇長所定に依り明朝以後便宜現地発高雄に帰投すべし        途中敵潜の現状に鑑み長島の護衛を厳にせよ、行動予定報告せよ      2.物件の撤収其の他関係上要すれば武藏丸乗員適宜をバスコ派遣隊に残し同艇を監視に当てしむべし 19.10.20:特設掃海隊編制:内令第1198号:第四十五掃海隊の項を削る 19.10.20:内令第1199号:高雄海軍警備隊所属 19.10.20:戦時編制:高雄警備府部隊高雄海軍警備隊
20.--.--:大破、放棄 20.12.31:解傭 21.04.30:除籍:内令第59号
喪失場所:バダン島南 喪失原因:座礁

同型船

 宇品丸

兵装

 要調査。

写真資料

 「汽船表(別冊冩眞帳)」S13 海軍省軍務局編

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